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演奏会の感想です

演奏会の開催、お疲れ様でした。

正直のところ、行く前まではちょっと億劫でした。なんせ神奈川県在住としては杉並はあまりにも遠いのです。しかも出し物は弦楽四重奏。弦楽四重奏といえばバイオリンソナタ並み?に演奏が難しい。あまり変な演奏を聴くくらいなら自宅でCDでも聞いていたほうが、、?などど不埒な考えが頭をちらほら。

しかし実際聞いてみて来て良かったなと感じられたコンサートでした。芸者カルテットという名前から想像されるきわもの的なイメージ(失礼!)とはまったく異なり、実にきちんとしたテクニックできちんと音楽が楽しめました。芸者カルテットというクラシックらしからぬネーミングもテクニックに自信ありの裏返しかも知れませんね。
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私は弦楽四重奏の生演奏が好きでボロデイン、ジュリアード、クイケンなどなど色々と聞いています。なぜか初めて生で聞いた弦楽四重奏がクロノスカルテットでこれには驚きました。アンコールでやったジミヘンの紫の煙だけが唯一理解できた曲でした。今回のコンサートでもクロノスに感じたような新しい弦楽四重奏の可能性を感じました。クロノスはあまりにも理屈が勝って難しくしすぎ?

いつも感じるのが弦楽四重奏の音のCD再生の難しさで、なぜかこれが聞き辛い音になってしまいます、そこで生演奏を聴くたびにほっとして、なぜかうなずいたりしているのです。

前半の演奏でモーツアルトは多少硬さを感じましたが、後半のドヴォルザークは選曲もよく大変たのしめました。2部はとてもなじみのある曲が多く、編曲もなかなか聞き所を作っていたように感じましたし、なにより演奏している皆さんの曲にたいする愛情と言うか思いいれというのか、そういう物が伝わってくる演奏でした。
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行く前までは弦楽四重奏でポピュラー曲?という疑問符が頭に浮かんでいたのですが、終わってみればその疑問符は空中に溶けてしまったようです。特に3拍子の曲は意外に弦楽四重奏に合うようですね。素晴らしい3拍子の曲ばかり集めたコンサートなど聴いてみたい気がしました。ワルツフォーデビーに始まりシュトラウス(ヨハンでもリヒャルトでも?)で終わるみたいなコンサートも楽しいと思います!

というわけでやはり生演奏で聴く音楽は良いな!と思せてくれたコンサートでした。あまり形式ばらずにこういったクラシック以外の曲もどんどん取り上げていただけると嬉しいですね。生活にもっと生の音楽を、ほんとにそう思います。これからもこういった音楽がもっと身近になるコンサートを企画してください!

SEIBO

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いつもありがとうございます。
弦楽四重奏曲に限らず、ヴィオラの再現は難しいですね。演奏会では目に見えて旋律を追うことが出来るのですが、視覚的な情報がなくなるとハーモニーを支えている和音となって消えていきます。逆に言うと聞こえにくい演奏ほど良い演奏なのかも知れませんね。しっかりと和音の下支えをしているからです。
今回の録音では、ワンポイントですがヴィオラとチェロのバランスを重視して録音してみました。次回の例会で聴いてください。
by SD05club | 2008-12-13 00:35 | Sound Cafe
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