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新しく加わった二つの音色 〜マルチチャンネルとPCトラポ〜

石田さん・幹事さん・ファンクラブのみなさま

大変ご無沙汰をしております。H.S/033です。
早いもので2009年も1月が過ぎてしまいました。100年に1度という未曾有の不況でしんどい状況ですが、がんばって仕事して、いい音楽を聞いて前向きに生きたいと思います。

さて、SD05のバージョンアップをしていただいてからというもの、SD05用の電源ケーブルを1本変えたぐらいで、オーディオ装置的には極めて安定しており、CDを買い漁っては音楽を聴く平穏な日々でした。このまま何もせずに過ごせれば幸せなのですが、平穏の日々が続くと勝手にオーディオ虫がうずいて何かをしたくなってしまいます。しかし軍資金がない(笑)困ったものです。

そこでお金をかけず、手持ちの機材でマルチチャンネルを構築してみました。リアの高いところに小型スピーカーを設置し、アナログプリとパワーに接続をしました。送り出しはDVDオーディオ/SACD対応のユニバーサルプレーヤーを使用し、フロント信号はSD05のアナログ入力に接続したセンターレスのなんちゃって4chマルチシステムです。今の接続方法ではフロント2chとリア2chを曲に合わせて毎回調整せねばなりません。が、慣れてしまえばこれはこれで楽しいです。

センターレス構成なんですが、クラシックはセンターレスでもなかなかイケます。プレーヤー設定にてセンター出力させるようにしていますが、中抜け感や音場のイビツ感はあまり感じません。センター分を左右にデジタルダウンミックスする弊害が想像以上に大きいのかもしれません。センターを左右に振り分けるよりも、十分クリアで力強い音場です。
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リアSPの向きや音量で、全体の音場が面白いように変化しますね。部屋の壁が一気に取り払われたり、部屋がホールのような響きに変身します。まだやり始めて1ヶ月のマルチ素人なのでこれからゆっくり遊んでみようと思います。2chとは違う楽しさが満載です。またSACDマルチとDVDオーディオマルチには明らかな違いがあるのでこんな部分でも面白く楽しめます。

もうひとつの新しい音は、AirMac Expressというアップル社の無線ルーターを使って、iMacに入っている音楽ファイルを無線で飛ばし、SD05に光TOSケーブルで接続した音です。iTunesのWAV形式・AIFF形式という無圧縮のPCMデータを直接入力できます。HD1やWadia170と基本的には同じPCトラポ方式です。
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この音には正直驚きました。ACアダプタ程度の大きさですし、中には基盤1枚ぐらいしか入っていないと思います。ま、そんな見かけで判断はしませんが、それにしても出てくる音と姿形のギャップが激しすぎます(驚)ましてやTOSリンクケーブルはプラスチック製の千円台の廉価なものです。

音の特徴の前に、iMacでインターネットや作業をしながら、iTunesを呼び出してちょこちょことSD05を動かせるのは痛快この上ないです。プレイリストを作っておけば、作業を終えてMacから離れても、Macのリモコンで曲のスキップやバックが行えます。このスタイルは『あり』ですね。

この自由でカジュアルな状態から情報量豊かな濃密な音が出てくるので、痛快度はさらにアップします。(当然ながらWindowsでも同様なスタイルが取れます)

このAirMac Expressは壁コンにそのままつけることもできますし、めがねタイプのACケーブルで電源をとることもできます。この電源の取り方で大きく音が変わります。いろいろ試しているのですが、壁コン直結はアダプタの出来が悪いのか、振動の影響か、きつい音になりがちです。家にあった適当なACケーブルに変えてみると、それなりに落ち着いた音になりました。ここ数日の変化を見ていると、オーディオ機器と同じように癖のない良質なケーブルを使うとさらに良くなりそうです。

音の特徴は、『圧倒的な情報量』につきると思います。HD1改の印象と似ているのですが、とにかく細かい音がハッキリ聞こえますし、ライブ盤の観客の叫び声や掛け声が55ES改と比較して、より明瞭鮮明に聞こえます。低域の力強さも目立ちます。低域の解像度も高いため、セッティングの違いや前述の電源の違いを明確に表します。とにかく聞こえすぎるほど聞こえるのがiMac+AirMac Expressの特徴と言えます。

まだ使い始めて数日なので音をまとめきれていません。今のところ高域が固めで全体的に神経質な感じが否めず、生演奏をゆったり聞くような雰囲気には至っていません。SPセッティングは当然ながら、ACケーブルを変えたり、iMacの電源環境を改善したりすればフワっとした雰囲気が出てくるかもしれないです。この情報量で柔らかく漂うような音を出せれば、これはかなり楽しみな音になりそうです。
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あとiTunesで不思議な機能があります。WAVやAIFFの非圧縮データをリッピングする際、サンプリングレートが44.1kHz固定ではなく、48kHzまで設定可能です。44.1kHz→48kHzのアップサンプリングをすると、データが1.4M→1.5MBまで増えます。興味深いのが読み込みスピードで、AIFFの48kHzでリッピングすると、大体出だしは10倍速で終盤は18〜20倍速で読み込んでいきます(CDにもよりますが、かなり速いです)。44.1kHzで読み込むスピードと差がありません。DD変換するので遅くなるかと予想していましたが、ほとんど変わりません。ただWAVで読み込むと読み込み速度はAIFFの30%ダウンのスピードになります。面白いですね。

もっと面白いのが音で、下記の4つはそれぞれ音が違います。
・WAV44.1kHz
・WAV48kHz
・AIFF44.1kHz
・AIFF48kHz
拙宅ではWAVは音にきっちりメリハリがつきセンターに凝縮するイメージです。AIFFは音が華やかに柔らかく広がるイメージです。理屈的には44.1kHz非圧縮で音が変わるのはおかしいのですが、聞くと明らかに違います。この4つの優劣は語るのはまだ早計なのでコメントを差し控えますが、個人的な好みを言うとAIFF48kHzの音がいい感じに聞こえます。

PCオーディオもマルチも本当に奥が深そうです。この新しい音達とのお付き合いは始まったばかりなので、これからゆっくり楽しんでいきたいと思います。

以上、近況報告でした。
by SD05CLUB | 2009-02-03 22:59 | Sound Cafe
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