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那須の試聴室のサウンド

那須の試聴室を訪れた方は、お判りでしょう。まず圧倒的な静けさです。どうして石田さんが,那須に試聴室を作られたかがよく解ります。
SD05の最大の特徴は、その他に類を見ないS/N比(サウンド/ノイズ比率)です。文字通りウンともスンとも言いません。その静けさは、都会の暗騒音(常に聞こえる騒音)にマスキングされて、解らないからです。
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那須の試聴室で聴くと、音が何も無いところから、立ち上がっていくのを聴く事ができます。
そして、皆さんが異口同音に驚くのは、低音の再生能力です。どこまでも、伸びていく超低音。箱鳴りが無く、鳴る時だけなる、柔らかい空気の振動! SONYのフラグシップ「SS-1ED」の帯域の広さを実感させる音が、鳴り響きます。

石田さんは、このログハウスを作られるときに、あえて床の構造を補強しませんでした。試聴しにこられる方々の、お家と余りにもかけ離れたものを作っても、意味が無いとお考えになられたのです。数ある試聴室の中には、特別に、入念に作られたものもあります。理想的な音響にする努力は、大切ですが、実際に購入されたあと、音の差が余りにも大きいのも困るからです。

この事一つとっても、いかに石田さんが、このアンプをオーディオマニアではなく、音楽愛好家に使っていただきたいかの、アカシですね。
このアンプの、基本的なコンセプトは、家庭で、通常の環境で音楽を楽しんでいただく事にあります。オーディオ専用室ではなく、普通のリビングルームで音楽を楽しんでいただきたいのです。
那須の試聴室の、ラインアップは、非常にシンプルです。石田さんの設計された、SONYのCDP MS1のCDプレーヤーと、DACとプリ、メインアンプの三つの機能を持ったSD05アンプ。
そして、鳴らすスピーカーだけの3点セットだけです。組み合わせるSPの価格にも依りますが、通常は、100万以内で収まります。もっとも 「SS-1ED」はペアーで200万しましたが。オーディオをされている方は、全くの初心者以外は、何らかのSPを愛用されているでしょう。
それが、たとえ40年前のヴィンテージスピーカーだとしても、充分、いや、とても信じられない音色で鳴り始めるのです。SD05で、JBLやタンノイ、アルテック、また、16センチのシングルコーンSP達が、見違えるような音で鳴り始めるのを、確かめました。

そして,何よりの驚きは、鳴らしている部屋の影響が殆どないという事です。今までの様に、SPの置き場所に、それほど神経質に鳴らなくても、そのSPの本来持っている特性が、充分に発揮されるという、魔法のようなアンプなのです。

また、繋ぐSPコードも高価な特殊なコードは要りません。極端を言うと、一番安価なメーター100円程度の普通のコードでも、構わないんです。勿論、コードを選ぶ楽しみはあります。それどころか、SPコードの測定器と呼べる程の、変化も再現します。
しかし、その差は、従来の様な『相性』ではなく、音量の変化に現れるようです。

ACコードも同じ傾向です。いや、SPコードより音質の差が解りやすいとも言えます。SD05も電源はアナログです。その方が、しっかりする音が出るようです。電源をデジタル(スイチング電源)にしなかった理由が、解ります。 K/013
by SD05club | 2006-06-17 16:59 | 那須
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