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B&W S800を鳴らす セッティング

神奈川のM.A/017です。いつも楽しみにファンクラブのブログを拝見させていただいています。製造番号が、もう70番台に入ったとお聞きして吃驚です。私が導入してからまだ半年経っていませんから、SD05の普及のスピードには驚いています。もっとも、誰かの所へ導入されるとお仲間が必ず聴きに行かれるでしょうから、だんだん加速していくのは当然ですね。

先日、おなじみのGRFさんのお宅にお邪魔しました。古くからの知り合いですし、いつもブログで拝見していますし、お電話ではいろいろ相談にのっていただいているので、いつでもお伺いできると思っていました。また、GRFさんのお宅の音は、以前から聴かせていただいているおなじみの音だと思っていたからです。訪問された方のお話を伺うと普通のタンノイの音とは全く別の音がしているとの事でしたが、自分のS800もまるで変わっていますから、それはそうだと納得していました。いずれにしても、ヴィンテージもののタンノイですから、音楽的ではありますが、MS1+SD05+S800の音とは違う感じだと思っていたのです。
ところが、お聴きして、本当に驚きました。にわかに信じがたい音が鳴っています。思わずGRFさんにメールをお送りしましたが、彼のブログで紹介されました。

GRFさん
昨日はGRFのある部屋での素晴らしい演奏会に招待頂き、有難うございました。貴兄のブログを拝見していて、どんな音でCDやレコードが再生されているかは、頭で分かっているつもりでしたが、実際に聴かせていただいた音はそれは想像をはるかに超えていました。お部屋がオーディオルームでなく、コンサートホールになっていました。
既にそこには装置は無くなり、オーケストラや歌手が、次々に音楽を聞かせてくれました。どんなに上手に表現された文章を読んでも、やはり自分で聴いて見ないと分からない物だと、つくづく思いました。失礼ながら、昔からお宅の片隅に置いてあったあのGRFとSD05とCDP−MS1だけで、コンサートホールと同じ様なサウンドステージを作ることが出来るなんて、ただただ吃驚しました。色々な言葉で表現しても、演奏会場の全ての音や空気感を表現するのは、難しいですね、、、

こうお送りました。音楽的な響きに満ちあふれていたからです。部屋の違いが大きいとは思いますが、鳴っているヴィンテージのタンノイの音が何よりも素敵でした。S800では、音は精緻でも、あのような音楽的な響きはでないのではないかと、帰りの電車の中でずーと考えてきました。家に帰り、早速インターネットでGRFの探すと、市場にあることはあります。値段は10倍ぐらい離れていてその差が判りません。

悶々とした一夜を過ごしていたら、翌朝、ご本人から連絡があり、まさかGRFを買えばあの音がでるなんて考えてはいませんよね!と見透かされてしまいました。それより、S800の配置を、GRFと同じようにコーナーに目一杯開き、左右の間隔を広げても、低音はかぶらなくステージが拡がりますよと言われました。
そして、時を経ず、GRFさんのブログを見てきになられたと、石田さんからもご連絡を頂きました。左右に広げて楽しまれたら如何ですかと。
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           (変更前のセッティング)

でも、SPも台座も重く、以前のアンプのJEFF9も大変重くて一人では動かせません。若い頃でも、一人では動かせない重さですから。考えていると、翌日に聴きに来られる、IさんとAさんに手伝って頂いたらとGRFさんからまた連絡が入りました。Aさんは気楽な方ですから、移動をお願いしてみたらといわれました。それで明くる日の午後、お二人にお手伝いを頂き、思い切ってアンプとSPを動かしていただきました。作業は思ったより大変で、3人いなければとても出来なかったと思います。オーディオのお仲間の親切に本当に感謝しています。
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           (変更後のセッティング)

さて、結果ですが、大変な変わり様です。ステージが部屋一杯に拡がりました。音の出方はGRFとは勿論違いますが、大変満足行く音に変わりました。この音を聴いていままではアンプの能力の半分も使っていなかったことに気がつきました。SD05の特徴であるフイードバックが掛かって居ない特徴を活かしきっていなかったようです。
部屋のどの場所からも音楽が聴け、音の定位は少しも変わりません。ペーターシュライヤーがそこに立っている様なリアリティーを聴けば、従来までの標準的なSPセッティング方法に囚われていた事が解ります。
シベリウスのフインランディアでは、決してブーミーでない、地を這うような低音の空気を揺るがします。会場に響き渡るシンバルの音、いぶし銀のかかった様なブラスの響き、漂うような木管、連打されるティンパニー、迫ってくるような低弦で部屋中の空気が動かされているようです。
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ギュンターバントの展覧会の絵では、オーケストラの後ろに漂うように響くホルン、壁のずっと奥で、遠くで響きながらも体がのけぞる様な力でホール全体の空気を揺するグランカッサ、S-800がSD05と一体になり、音楽が鳴り響きます。
S-800やSD05の潜在能力の高さに驚くと共に、両機を使い込んでいなかったことにいまさら気がつきました。SD05は石田さんがおっしゃられるとおり中抜けをしません。中央部の音も細部まで再現されます。この音は、実際に聴かれないと決して判らない音ですね。まだ色々な点で微調整などが必要かと思いますが、とても楽しみです。
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S-800と05をお使いの方は是非すぐに部屋の両隅にSPを置き45度に振って聴いてみてください。
今までのステレオ的?オーディオ的な音が、演奏会場の雰囲気を再現出来るようになりますよ。  M.A/017

 
by SD05club | 2006-11-27 13:36 | Sound Cafe
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