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試聴機について

おかげさまで、SD05の評価も定着してきました。それに伴い、試聴機の貸し出しのご依頼も増えています。現在、石田さんとファンクラブから、二台づつ、全国の試聴ご希望の方にお送りしています。また、オーナーの方も増えてきて、御友人や評判を聞いて申し込まれる方も増えてきました。現在循環しています試聴機は、みな75Wタイプです。様々なSPに対応するには、中庸な75Wタイプが一番適応の範囲が広いからです。

時には、改造したXA55ESと専用デジタルケーブルも両方セットで貸し出しされる場合が有ります。ただ、それが必ずしもいい結果を生むことがばかりではありません。一つ一つ段階的に差を味わっていく方が解りやすい場合があるからです。また、現在の装置に何らかのご不満が有る場合は、SD05は劇的に改善しますが、長年かけてご調整され、その組み合わせで完全になっているような場合は、そのバランス取れている一部を交換しても、音が変わりすぎてとまどう方も多いようです。SD05の低音部は素晴らしいのだが、高音部が、、。といわれる方々は、現在の装置でご自分の世界を持たれている方が多いようです。

SD05で初めて見る世界も、素晴らしいのですが、従来から築き上げてきたご自分の歴史を、否定されるのが忍びないお気持ちもよくわかりますので。その場合は、悩ましい選択になりますね。

タンノイやJBLのSPの場合でも、同じような事が言えます。一般的にCD時代になる前のSPは、SD05との相性は、とてもいいようです。音が素直で作ったところが無く、使われている素材も自然の材料が多かったからです。しかし、90年代以降に作られた、いわゆる昔の名前で出ているSPは、CD時代に合わせ帯域を広げるためにどこかを無理しているようです。それがSD05に繋ぐと、顕れる場合があります。もし、SD05で音がきつくなる場合は、そのような原因も有ります。
また、そのようなヴィンテージ型で箱をならすタイプは、箱が乾くまではなかなかいい音がし始めません。また、SP自身のコーンが堅く、調子が出てくるまで数年掛かる場合もあります。定年でようやく時間が出来たのに、いい音が鳴るまでに時間が数年も掛かる場合は、待てませんね!?

SD05と相性の悪いSPも勿論あります。それは、低能率のSPです。85db以下の能率のSPは、素直に音が鳴り難い様です。能率の悪いSPは、特製を追うばかりに、効率を犠牲にしています。エネルギーが熱に変換されてしまいます。反対に90db前後、乃至はそれ以上のSPとは、総じて相性がいいようです。何事も、素直に、自然に作られた物は、屈託無く鳴るようです。

今ひとつ、音が良くならない原因に、CDその物の音質があります。従来型の組み合わせで良くなるように調整されたCDは、その作った音が、そのまま再現されますので、ひどい音になります。また、90年だい前半に業務用にデジタル機器が導入されたとき、過剰にデジタル処理されたCDではその不自然さが、そのまま再現されます。そのようなCDを聴かれてSD05の音を評価される場合も残念ながら有るようです。クラシックのダイナミックレンジの広いCDでは、一時、二時近くにボリュームを上げても全くうるさくありません。同じ装置でも、10時付近のボリュームでもうるさくて聴けないCDもしばしば有ります。

ご試聴の際は、予断を余り持たず、虚心に新しい音をお聞きになって下さい。また、聴き比べではなく、最低でも3日間は繋いで、じっくり音を楽しんでいただくと、新しい音に心が順応してきます。そして今までに聴いたことが無い音がしているのに気づかれるでしょう。そして、最後に元の装置に戻されるときに、その「差」がお分かりになると思います。ぜひ、お気軽にお申し込み下さい。貸出期間は一週間有ります。


そうそう、「音」の差を楽しまれる、いわゆるオーディオマニアのかたには、SD05はお勧めしません。オーディオを通じて「音楽」を聴かれる方の為のアンプですから。その意味で、生の演奏会に良く行かれるけど、ステレオ装置では音楽が聴けないと思われている方や、地方にお住まいで、演奏会には、いけない方にこそ是非聴いていただきたいと、石田さんは願い、このSD05をおつくりになられました。
お楽しみ下さい。
by Sd05club | 2007-03-05 10:05 | Sound Cafe
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