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9月8日のレコードコンサートの感想

T.K/115です。
9月8日(土)はファンクラブ主催のレコードコンサート(於、お茶の水クリスチャンセンタ)の午前11時からの部に参加させて頂きました。世話人さんと関係者の皆さんの4時間強に亘っての八面六臂のご活躍ですっかり楽しませていただきました。本当に有り難うございました。内容は企画された世話人さんが疲れたと思わず漏らされたくらいの盛りだくさんですっかり楽しませて頂きました。先ずは御礼申し上げます。

さて、コンサートの感想、まずは前半の種々のスピーカの試聴からです。

 名機モニターゴールドを収めたオールドタンノイのIIILZは40年ものとは思えない鳴りっぷりで、結果的には本日一番というところでしょう。予想をはずれジャンルを選ぶことなく素直に音楽を聴かせてくれました。個人的には世話人さんがアナログから録音された越路吹雪とシナトラの歌の濃さに参りました。正直もう少し、この世界に入って居たかったです。特にシナトラが単なる濁声に聞こえず、往年の力強さは失われていたとはいえ東京公演で聴かせてくれたゴージャスだった彼の歌声を思い出しました。

 JBLは、それらしい音は出てはいましたが、この機種の音作りが裏目に出たようで、積極的にSD−05を選ぶ理由が見つかりませんでまた。少なくともこの機種に限ってはJBLの音を聴きたければ、他の選択があるように思いました。

 発売の準備を進められているSシステムは、プロトタイプであるためでしょうか、美音ながら比較的小編成向きを意識されたコントラストの明確な音作りをされているように聴かせて頂きました。タンノイから出されているオートグラフ・ミニを壁に接近させてセッティングして聴いたような感じで奥行き感をそれほど出してこない表現といえばいいでしょうか。エンクロージャに構造的に複雑な方策が講じられているためでしょうか大編成ものには混濁感が伴っているように私の耳には感じられました。こうしたことは、いうまでもなく製品では解決されていることでしょう。

 フォステックスの新製品は、見事にエッジの立った音でしたがエージング不足もあったのか、上下の帯域の音調が異なって聴こえました。此処までに聴いてきたスピーカとは異なる音調のもので05との相性もあるのでしょうが評価が難しいとものでした。

 audio physic Brilon 1.0は、評判どおり過不足のないバランスの整った音と聴きました。
 最後の後面解放エンクロージャに収めたダイアトーンのP-610は、出番に恵まれなかったのか、左右のバランスの違いとかを含めたコンディションが悪かったのか、残念ながら私の記憶にある音は出てきませんでした。あえて表現すると、コーンが空振りしている、そんな感じでした。

というところで、私のベストはタンノイとなりました。同軸という構造もさることながら、箱の鳴らし方を含め設計者のセンスの良さがあるのだと思っています。以前、所用でロンドンに出かけた際、お邪魔したお宅(お屋敷)の、あのオートグラフがこぢんまりと納まってみえる部屋で聴かせてもらう機会を得ました。その時の音量はそれほど大きくなものではありませんでしたが、広大に展開する音場と独特の音色にうっとりするとともに、タンノイは大きな部屋で聴くものと刷り込まれたようす。そんなことで、これまでタンノイにはトライしたことはありませんでしたが、少し考え直してもいいかなんて思い始めています。マズイなぁです。(^^;)

後半は、最新型スピーカPSD社のT3を使った前回のコンサートの延長上にあったようで、出力の差異による表現を確認するという趣向となりました。これは私が50WのSD−05にモニタの系譜をもつSPを使っていることもあり、タッドさん録音のCDが50Wで聴く音楽がスッキリと耳に納まりました。その一方で、第一部の感想のように、もうワンセット、つまりタンノイを持っていても良いかななんて、悪魔の囁きが聞こえてきています。

ここではソニーのXA1200ESを改造したトランスポートが使われましたが、前回より聴きやすい音でした、が石田さんのコメントにあったように、SACDプレーヤの音と共通の響きが加わるようです。このあたりは、SACDとメカを共用するが故のバッファメモリによるものなのか技術的な興味がかき立てられています。

こんな充足感と新たなる疑問を土産に家路につき、早速自分のシステムで音楽を聴きながら、感想を書いています。改めて色々、有り難うございました。今後ともよろしくお願いします。

PS;私の気のせいかも知れませんが、スピーカによっては左隅に置かれたピアノが共振していたように思います。

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T.K/115さん、昨日はありがとうございました。また早速ご感想をお送りいただき感謝しています。第一部のメインイベントは「古いSPの鳴き比べ」でした。各SPの個性の差が出て面白かったですね。結果としてタンノイが良くなったようです。アナログ全盛時に、真空管アンプを前提に作られたSPも多く、各々の個性がでて良かったですね。JBL,ダイアトーンとも家で実験したときはもう少しでたのですが、、。ブリロンは評判通りでした。そして思ったより良かったのが、オリジナルIIILZでしたね。私も意外なほどでした。

確かに横のピアノが共振していました。ペダルを踏むのを忘れました。やはり楽器とSPの両立は難しいようです。 K/013
by SD05club | 2007-09-09 14:34 | Sound Cafe
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