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省エネ

T.Fです。
最近、仕事でCO2の排出権取引に関係し始めたことから、温暖化対策の重要性に目覚めました。その結果、すぐ熱を持つ会社のパソコンもこまめに消すようになるくらい省エネを意識するようになってしまいました。

A級アンプの音が好きで、80年代から何台も使い続けていますが、その消費電力(つまり浪費)にも最近気になり始め、少し自己嫌悪気味です。最近入手した、ケーブルの下に引く木製ブロックは、機器のウォームアップ無しでも、不思議なくらい即満足(妥協?)できる水準で音楽を再生してくれるので、多少なリとも自己嫌悪感を紛らわせている今日この頃です。

最低数時間のウォームアップが必要と説き、連続通電時間は長いほど良く、機器のつけっぱなしを推奨するような秋葉原の金満ハイエンド店舗には、その環境音痴度及び反社会性にへきへきします。V−12エンジンのフェラーリのステレオ版を売ってるような店ですから仕方ないのかもしれませんが。

つけっぱなしにしないでも満足できる音質で聞ける機器の設計、生産をメーカーに要求するのが有力専門店の使命であり、時代の要請だと思いますが。

その対案がSD−05ではないでしょうか。特に50W版の音質の深さ、濃さ、静けさは純A級に通じるものがある関わらず、実質消費電力はわずか10−20W。設計者の石田さん自身、聞き終えたらオフにするよう指導されているその健全さ。

値段も手作りのハイエンドとしては手頃、というか超特価。(120万円のTA−DR1aとの比較でも明らか)また一切のケーブル等の付属品が付いていないので、無駄が生じない。ファンクラブ提供のアクセサリーに関しては、それを上回る超お得価格で提供されています。有料配布されているデジタルケーブルは、オーディオユニオンでの試聴会で10倍する定価の舶来ケーブルに圧勝でした。(この業界の価格とはいったい何なのか、その場で唸りながら考えさせられました)

DSD信号をデジタル入力することは、設計者の哲学として残念ながら今後も望めそうにないですが、こんな環境に優しく、形状的にも付属品等にも無駄がなく、それでいて音質的に純A級アンプに負けないのみならず、これまでTA−DR1出現まで存在しなかった世界をより純化した形で再生するSD−05は、時代の要請に合致した環境に優しい超高品質商品として今度の新政権が表彰すべき商品だと思います。

T.F 

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T.F さん、お便りありがとうございます。確かにSD05は省エネの観点から見ても最先端のアンプですね。A級アンプや真空管アンプと違い熱くなりません。夏場でも安心して音楽が聴けます。クーラー代も経済的ですね、
by SD05club | 2007-09-26 18:26 | Sound Cafe
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