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CDの感想

実は今回のCDについては録音の良さの前評判をを聞くにつけ、個人的にはあまり楽しみではありませんでした。というのもお察しの通り我が家のチョー古い構成の装置では最新録音、特にオーデイオリファレンスになるような録音のCDはあまり楽しく聞くことが出来ないからです。どうだ良い音だろうという録音した人の意図が再現できていない感じで、もどかしく聞こえてしまい気持ち良くないのです。

というわけであまり期待しないで今回のCDを聞いてみたのですが、これは実に気持ちが良い。というのはこのCD、音のレンジが広い、クリアーであるということより空間があるのです。演奏会場の空気を音と一緒に運んできたというのか、確かにクリアーですが、全体としては音と一緒に空気がふわっととんでくるのです。もう一つ感じるのがそれぞれの楽器の存在感です。それはまさにその場所で吹かれているように聞こえます。生の演奏だと強烈なホーンの大音量とエネルギーに圧倒されてしまうのですが、CDだとベースやピアノ、ドラムなど一層とはっきりと聞こえるためか、生とは別の曲の楽しみかたも出来るようです。

この二つの特徴はブルーノートのモノラル盤のように音楽とエネルギーが塊となってダイレクトにぶつかってくるという雰囲気と違うので、従来のJAZZファンは違和感を感じてしまうところかも知れません。私としてはこういう音でウイーンフィルかなんかの最新録音を聞いてみたいものです!!というわけで予想に反して私の古い装置でもなかなか快適な音楽を鳴らしてくれたCDでした。
SEIBO
by SD05CLUB | 2008-02-06 03:20 | Sound Cafe
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