大山/049です。
猛暑の中、『T4とSD05Ver.up機』の発表試聴会に足を運んで頂きありがとうございました。また試聴会開催にあたり、会場の手配などご協力を頂いたオーディオユニオンの朝倉さんと、素晴らしい選曲とオペレーションを担当していただいたファンクラブの幹事さんにお礼申し上げます。 最初に、T4リミテッド、T4(ベーシック)の違いについてもう一度整理しておきたいと思います。過去のファンクラブの記事にも書きました通り、T4リミテッドにつきましてはドライバーユニットの供給停止という事情から20組限定の生産となります。T4リミテッドはすでにオーダーを受け付けておりまして、順次納品も始まっております。 おかげさまで残りわずかとなりましたので、T4リミテッドをお考えになられている方はお早めにPSD大山までご連絡下さい。 当初の目標であったトータル100万円オーディオは高価なシナアピトン材を採用した時点であきらめざるを得ませんでしたが、逆に言いますと、よりT4リミテッドに近づいた形となりました。ウーハーユニットが違う以上、リミテッドとベーシックは同じ音にはなり得ませんが、かなり近い音に仕上がっております。 今回の試聴会ではSD05Ver.UP+HD-1改+T4リミテッドの3点セットでのデモを行いました。 ご承知の通り、オーディオは部屋とセッティングが非常に重要です。実際に会場に来て頂いた方は納得していただけると思いますが、会場のクリスチャンホールの音響自体は決して恵まれた条件ではありません。 セッティングは幹事さんの長年の経験とノウハウが投入されていましたが、それでも時間にして30分足らずの早業です。もっと時間を掛けて追い込む事も出来たと思いますが、猛暑の中、皆さんの会場入りが予想以上に早く、幹事さんもセッティングを早々に切り上げざる得ない状況でした。 そんな中でも、この3点セットから生まれる音は皆さんを驚かせる事ができたようです。満員の会場では、個人のオーディオルームのようにスピーカーの真ん中に座れる方は限られてしまいます。でも今回は軸上からかなり離れた席に座った方でも真ん中に座った方と同じような音場と音像が感じられたと思います。 会場では「どこで聴いても同じですね。ステージが現れたような初めての体験でした」という声も聞くことが出来ました。私自身としましてはこの事が一番の収穫でしたし、自信にもなりました。 先日、秩父ミューズパーク音楽堂で行われたMAレコーディングの録音モニターとして控え室にセッティングした時も、今回のクリスチャンセンターと同じようなパフォーマンスを発揮して、タッドさんもよろこんでいただきました。 そして、そのT4のパフォーマンスを引き出していただいた、今回のSD05バージョンアップ機の凄さを再認識いたしました。従来のCDプレーヤーとは一線を課した、HD-1の正確な音も、あの会場で鳴り響いたステージサウンドの立て役者でもあります。石田さんからの難しい宿題をどうやらやり遂げた気もしますが、ようやくスタートラインに立っただけなのかもしれません。個人的には決して元に戻ったのではなく、新しい扉を開いた新たなスタートラインに立った気がいたします。 T4/リミテッド(一組75万円・税別)とT4(一組55万円・税別)のお問い合せは、PSD大山まで、お気軽にお問い合せください。
by SD05CLUB
| 2008-08-04 21:13
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