カテゴリ:Sound Cafe( 180 )

音符はデジタル?それともアナログ?

先日の荻窪での演奏会の後の食事会(飲み会?)で、面白い話がサウンドデザインの石田さんから出ました。石田さんは千葉から荻窪までは総武線と中央線で来ました。お茶の水からは中央線の新型車両に乗られたそうです。さすがに新型車両は乗り心地と加速や静粛性は向上していたそうです。しかし、電車の乗り心地は車両だけではなく、線路の整備状況によっても変わります。電車に乗っていてもいつもオーディオのことを考えている石田さんは、線路の整備具合をオーディオ装置を置く部屋の特性の喩えて話を始めました。

「中央線では旧型車両と新型車両が交互に運用されているようですが、テッチャン・鉄道マニアでなくても、誰でも新型車両の乗り心地がいいのは体感できる。それは当然のことでが、線路の整備を誤差プラマイ5mmの精度でやったとすると、新型車両だろうと旧型車両だろうと、どれでも乗り心地はよくなります。それが環境整備の効果でオーディオに例えると、部屋の環境整備ですね。しかし、現実には整備が悪い箇所があると、その部分でははっきりと、新型車両のほうが乗り心地がいいと分かるでしょう。オーディオ装置を置く部屋も、整えるのが一番いいに決まっていますが、現実問題となると厳しい難しいという人もいるでしょう。SD05は、その意味では新型車両なんですね。だから、整備をやりたくてもできない部屋でもいい音を出すためのお手伝いをすることができる。部屋のNFB(ネガティーブな影響)と切り離す、そのNFBをなくすための手段としてのデジタルアンプにしたのです。」

石田さん特有の面白い表現です。アンプ内の負帰還回路は、時としてスピーカーがマイクになって、発電された部屋の音の強調された響きを前段に戻して再生音に影響を与えています。そういえば、ウェスターンアンプの修理や再生をされている真空管アンプの専門家も、NFBをなくす手段としてのフルデジタルアンプを評価されているました。2011年以降のアナログテレビの廃止で、入力信号がデジタル化されると、一番シンプルな回路構成としてSD05は評価されるでしょう。s-masterも現在では、名前を変えていろいろなデジタルオーディオ機器、テレビ、カーオーディオ、ゲーム機にも使われてきました。1ビットのデジタル信号はそのままでも、アナログ波に見えていますね。

美味しい料理とお酒が入り、皆ご機嫌になってきました。石田さんは、続けます。

「ところで、楽譜に書かれた音符は、デジタルだとおもう?それともアナログ?」居合わせた人たちは、考えてやはり、座標軸を表しているのだから、デジタルなのでは?という答えになりました。すると石田さんは、やっぱりという顔をされて、笑いながら音符はアナログ波形なのですといわれました。位置情報と時間情報を書いてあるけど、五線譜の音符の段階では、アナログになっていると。デジタル(数字)という意味では、本当は三味線の楽譜がデジタルなんだと言われました。」

うーむ、確かに三味線の楽譜は文字(数字)の情報ですね。1ビットの波形は、そのままアナログに見えてきます。s-masterからでてくる波形は、アナログ変換されているのですね。楽譜という位置情報を演奏家達は修練で楽器の指使いに変換しています。いちいちドレミと読んでいるわけではないのです。五線譜上の位置関係と時間軸を指が追い、連続した音に変換する、休止符を正しく音として再現する。条件反射的に動かしている指使いをフィードバックさせながら、今一人の自分の内部にいる指揮者が音をコントロールして音楽に変換していく。そのデジタル・アナログ変換をスムーズに出来る人が良い演奏家なのかも知れません。

人間の限界に挑むような32音符の早さのパッセージの指使い、オーケストラの世界が崩落するようなダイナミクスな演奏を聴くと、鼓膜の破れるような音の大きさだけではなく、演奏の強弱のダイナミックレンジ、すなわち弱音部の再現性が大事なことに気がつきます。その意味でもアンプのダイナッミックレンジとS/N比は大事です。弱音部が休止符の沈黙が再現されないと、ただ大きな音へと向かってしまいます。楽譜に残された情報を音に変換する演奏家。その変換の過程の複雑さを感じさせないシンプルで昇華された音づくりにこそ、音楽家は命を掛けています。一流の演奏家の証は、弱音部の美しさだと私は思います。

楽譜はデジタルかアナログかは、面白い問題で、解釈や立場でもいろいろな意見が出てくるようです。しかし、デジタルそのものが数字であるということを、忘れた論議も多くみられます。ただ数字を細かく変換できるだけではだめで、音に変換した後に音楽が生きていないと意味がありません。どうやら問題の本質はそのあたりにあるようです。

GRFのある部屋より 原題「演奏会の後に」2008年12月10日
by sd05club | 2013-09-18 14:35 | Sound Cafe

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

ご無沙汰していますが、皆さんお元気ですか?SD05のオーナーの皆さんは、お好きな音楽を毎日音楽を楽しんでおられる事とおもいます。文字通りNO NEWS IS GOOD NEWSですね。

何人かのオーナーに確認いたしましたら、お使いのSPの種類にこだわらず、オーディオだけを追求されるのではなく、本来の音楽を聴く手段としての装置を楽しまれています。CDをHDDに取り込んで、気楽に音楽が聴けるのも、便利な世の中になりました。CDプレーヤーから毎回読み込むより、安定して収録されている音楽が再現されます。あえて、SACDに行かれなくとも、CDフォーマットの音で十分すぎる音を楽しまれておられます。

今年、2011年はいよいよ完全デジタル化が実現されます。最近は、アナログの持っていた柔らかな暖かい音も、デジタルで過不足無く再現できるようになってきました。また、ダイナミックレンジをいかした録音やマスターリングが行われて、アナログレコードでは、見えなかった新しい世界も広がってきました。SD05の先進性が発揮できる環境がようやく整ってきたと実感しております。

皆さんからも、音の良いソースのご報告もぜひ、いただきたいものだと願っております。昨年評判を呼んだ、DGの111周年記念ボックスに収録されている演奏は、みな従来の音より安定してきています。アナログ、デジタル録音にこだわらず、本当の名演奏は常にいい音で収録されている例ですね。
一枚あたりの単価も、とてつもなく安く驚かされます。購入以来、時あるごとに楽しんでいますが、まだ半分も訊かれていない諸兄がほとんどだと思います。この中で、どの曲にご感銘されたかのご感想もお寄せください。

また、このアルバムに限らず、聴かれて感動されたアルバムが有れば、是非、ファンクラブ会員の皆様にも、共有させてください。
by SD05CLUB | 2011-01-01 17:25 | Sound Cafe

今年も那須で例会を

SD05愛用者の皆さんへ、大変ご無沙汰しています。

寒い冬もようやく終わりをつげて、桜の花も咲き、すこしづつ暖かくなって来た様です。先週の三月の末までは氷がはったり、雪が舞ったりとても寒い冬だったようです。那須もようやく今週から春のきざしも見えて来た様です。
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今年も風薫る五月の那須で例会を開きます。皆さん、同窓会気分でお越し下さい。ご参加のお申し込みは、本ブログのメールアドレスまでと、石田さんまでお申し込みください。

日程:5月29日(土)お昼頃から

場所:那須の石田邸 http://www1.cnc.jp/sounddesign/listen/access.html

参加費:3000円(食材の実費)お酒、おつまみ等の持ち込みは大歓迎です。
 
今回のテーマは、

1.PCオーディオとの接続方法の違い

最近、急速に普及して来たPCオーディオをどのようにSD05に繋げるか、96/24の音はどのように違うかを、各種フォーマットを比較しながら聴き比べいたします。皆さんもお使いのPCやメモリー持参できてください。(出席者のご都合で前回ご案内の内容を変更させていただきました)

2.38/2トラで聴くマスターテープの音

昨年の4トラミュージックテープに引き続き、今年はいよいよ38/2トラで、マスターテープのダブを聴きます。全く次元の違う音を楽しんでください。

本音で話せる楽しい会になります。ご友人お誘いの上こぞってご参加ください。日帰りと一泊が出来ますが、お泊まりの方は事前にご連絡ください。近くの施設をご紹介いたします。


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by SD05club | 2010-04-06 15:10 | Sound Cafe

Linn DS Majik 導入記

あけましておめでとうございます。

ご無沙汰をしております、シリアルNo.74のH.Kです。

帰郷していたオーディオ仲間が遊びにきましたので、いろいろ試してみました。友達には初めてDSを聞いていもらいましたが、アナログの様な充実した再生音に驚いていました。

いままでのPCオーディオでは、低域が細いため、か細い音像が再現されていました。きれいではあるけれど、現実的でない音です。

LINNのDS Majikは、まず低域の充実により、音像が太くまるで良質なアナログ再生音みたいです。PCに詳しい友人がDSでアップサンプリングをしていること、サンプリングをOFFに出来ることを見つけてくれました。

DSのサンプリングを無しにしたときの音は、以前のPCオーディオの音と同じ系統になりました。低域が薄くなりアナログ的な音は再生されなくなりました。

おそらくLINNはアップサンプリングをするときソフトでそれ以上の操作で音作りをしているのだと気づかせていもらいました。
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そこで、香港から入手していたReference 3に通してサンプリングしてないデジタルを96KHzにサンプリングして聞いてみると以前のPCオーディオの音しか再生できませんでした。

ただ、DSでアップサンプリングしたデジタルデータをReference 3で96KHzで再サンプリングして聞いてみると、もっとヴァイオリンとかの音が柔らかく鳴ります。空間表現も秀逸です。この再生音はクラシック等や、女性ボーカルにはとても好みでしたが、再サンプリングは曲の好み次第ですね。

SD05は96KHzまでのデジタルデータしか受付けつけませんが、もし192KHzの音が再生できるならどんな音になるか聞いてみたいです。SD05のデジタル入力の再考は無理でしょうか?

このDSの操作はまだ入手して1ケ月も経ってないし、取扱説明書も無いので手探りで探っていくしか無いようです。友人のおかげでDSを設定するのはKONFIGで行うことがわかったのが大きな収穫だったし、アップサンプリングのことが少し判って良かったです。
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最後にでは、LPはもう必要ないのかということで、LP12で10枚位LPを再生してみたのですが、ほとんどのLPがDSに惨敗の中、ひとつだけ互角に聞けたLPが「Maiden Voyage」Austin Peraltaは奥行き・しっかりした定位・確かな音像が再生できました。

LPもDSの再生に対抗するにはよっぽど録音がしっかりしたものでしか対抗できない現実を認識させられました。

ちなみにこの対抗を再現できたスピーカーは、部屋の真ん中あたりの最上な位置まで追い詰めたPSD社のT3です。

以上SD05での近況を報告させて頂きました、つたない文章で申し訳ありませんが、みなさまの参考になればと思いアップしました。
by SD05club | 2010-01-04 12:23 | Sound Cafe

SD05とテレビとの連携について

シリアル192のO.Oです。

いつも質問に的確にお答え頂き有難うございます。また、ひとつ知りたいことがあるのでよろしくお願いします。FAN CLUBのユーザー投稿の中にSONYの有機ELテレビとオーディオを繋げているように見えるセッティング例があります。

有機ELテレビは音声出力はないはずなのでどういうふうにしてテレビからのステレオ(デジタル)音声をSD05に取り込んでいるのでしょうか。精緻な音と映像の組み合わせにはとても興味がありますのでアドバイス頂ければ幸いですよろしくお願い致します。

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ご無沙汰しています石川@160です
お問い合わせの内容ですが分かる範囲でお答えします

・・・
おっしゃる様にこの有機ELテレビの入出力はバッサリ省略しており
入力はHDMI1系統、出力はヘッドフォン端子のみの構成になります

なのでこの写真を撮影した時点では
HDMI入力にブルーレイレコーダーのHDMI出力を接続し
音声は同レコーダーの同軸デジタル出力をSD05に入力していました

ただ使用している内に色々欠点も見えてきたため
現在は全く別の構成に変えています

 参考までに記しますと
 新型のPS3をブルーレイレコーダーに置換え
 PS3のHDMI出力をTVへ、光デジタルをSD05につないでいます
 ブルーレイレコーダーは別部屋に設置し
 有線LANを介してPS3で録画した番組を見ています

いずれにしても単純に有機ELのTV出力をSD05に入力する方法は無く
一般にはレコーダー等を介するのが使用上の落し所と思います

ただ私の場合レコーダーが電源OFF時でも
色々動いている(HDD&FAN)のが気になって
上記の様な構成に変えています

多分ご期待に答えられない回答になっていると思います
何か追加の質問があれば分かる範囲でお答えします
by SD05club | 2009-11-13 23:58 | Sound Cafe

はじめまして。

シリアル192のO.Oと申します。

SD05の生産終了が発表されて間もなく、ユニオン朝倉様を通して50W、クロックアップバージョンを発注し、7月末に入手しました。

ファンクラブの方々はSD05の使用に関して、いろいろな経験をされておられると思いますが、セッティングに関してアドバイス願えれば幸いです。

現在、私はヤマハGT-1Bの天板に載せて使用しており、CDトランスポートは吉田苑 HT01ver2.0、スピーカーはDYNAUDIO SP25の組み合わせで聴いております。

音はエネルギー感と繊細さが融合しており、低域・中高域のバランスを含め特に不満はありません。ただ部屋が7.5畳と狭いため、オーケストラ等では音場のスケール感が出しきれません。そこで、SD05のセッティングにおいて、「リラクサ4」を使用してみようかと考えております。

1. リラクサの使用で、音場のスケール感は拡がるでしょうか。
2. 音の出方が変わり、低域が減衰することはあるでしょうか。
3. リラクサの磁力によりSD05に悪影響はありませんか。

以上、リラクサ4をご使用されている方のご意見をお伺いできれば幸いです。

O.O/192
by SD05club | 2009-09-05 03:42 | Sound Cafe

#115/T.K.です

ファンクラブ御中

#115/T.K.です。
忙しさに取り紛れているうちに随分の月日が流れました。
大変、ご無沙汰しております。

うかがえば、石田さんは当初の計画の2倍の200台というSD05を世に送り出され、生産にピリオドを打たれたとのこと。「有難うございました」、「お疲れさまでした」という感謝の言葉に、少し寂しいなという気持ちが重なります。また1/200のオーナであるということに誇りを持っています。

さて、我が家にフロントパネルに#115と控えめに穿たれたSD05を迎えた際に報告させていただいたように、これは私のオーディオ歴にとって大きなターニングポイントになりました。振り返れば、父親の膝に揺すられタバコの香りとともに電蓄から流れてきたクラッシック音楽の感動を起点として、世間でいう定年を過ぎたこの歳まで営々と続けてきたオーディオ遍歴において原点復帰という意味で、一つの句読点を打ってくれたのがSD05でした。

それまで、平均的な(電気通信)技術系サラリーマンとしては身分不相応と言われるほど潤沢にオーディオに時間とコストをかけ、リビングが種々の有名・高額の機器に占領される有様でした。それでも満たされぬ思いが沸々とし、リスニング空間を含め何とかならないかと次なる計画(妄想)へかきたてられる日々が続いていました。

そんなある日、学会誌に石田さんが発表されていたデジタルアンプの論文(記事)に偶然出会いました。その内容は、これまで疑問として胸につかえていた問題の多くが解決できると思えるものでした。これぞ天の啓示、救いの神の声と直感し、迷える子羊は行動に出ました。後は一直線、気がつけばリビングはCHORDのCDトランスポートとSD05そしてATCのスピーカしかないスッキリとした空間になっていました。現在も基本構成に変化はなくSD05は快調に動作しております。改めて、物事には好い加減、つまりバランス感覚が必要であるということを教えていただいたように思っています。

石田さんはデジタルソースとしてSONYの製品をベースに手を加えた高品質なHDDトランスポートを提供されたりしておられますが、私はアナログレコードとまでは行きませんが聴きたいCDをその都度トランスポートに送り込むという手続きを経て音楽と向き合うという聴き方が好きです。単なる興味からPCのUSBから変換器を介してSP/DIF信号で音楽を聴いたりもしますが、まだ追求すべき技術的事項も残されているようで不安定なところもあり遊びの範疇をでないようです。ただ、今後のミュージックソースの販路、そして媒体の保管スペースということなどを考えるといずれは、こうした形態に変わらざるを得ないと思ってはおります。そこでの最適解にも石田さんのご経験を生かしていただければとも思っています。

父親の膝で聴いた音楽の感動を何とか甦らせ、それを継続したい、そんな想いが思いもかけぬほどくシンプルな形で実現できました。それからはCDを介して音楽に身を任せる平和な日々が続いています。もちろん、そこは人の子、チラリとさらに高みへとマニアに回帰しそうな欲望?(笑)が首をもたげますが、いまのところ暴れる様子がないのが有難いです。このことは理科系人間として、完璧は叶わぬまでも目の前の現象について論理的に説明がつく技術であるということが背景にあるのだと考えています。石田さんの論文と、その具体化したものとしてのSD05との出会いに大いに感謝しています。

技術は人間を豊かにし、幸せにする道具だと思っています。分野は異なりますが同じ技術者として石田さんにはさらなるアイデアの実現を期待しています。
たとえばSD05の前段に挿入してルームアクースティックをコントロールするイコライザとか・・・。さらに多くの問題が解決できるように思うのですが、駄目でしょうか?もし、ご意見をいただければ幸甚です。

石田さん、そして種々の催しものの開催、ブログの運営等々で大変お世話になった幹事さんに改めて御礼を申し上げます。

有難うございました。
これからもよろしくお願いします。
by SD05club | 2009-08-28 13:08 | Sound Cafe

那須の懇親会2009

新緑薫る那須の石田さんの試聴室で毎年恒例のファンクラブの集いが開かれました。今年は、四月に淡路島で関西地区の集いを初めて行いましたが、やはり那須でも何時もに時期に開こうということになりました。今年はご案内も遅れた所為もあり、日程があわずにご参加できない方もおられました。ご参加いただいた皆さんには那須まで足を運んでいただき大変ありがとうございました。
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今年も石田さんやご近所にお住まいの皆さんのご協力をいただき新緑の中で美味しいバーベキューを味わう事が出来ました。
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爽やかな日で通り抜けていく風が心地よく、美味しいバーベキューに話も盛り上がってきます。
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試聴室の中では、各自持ち込んだソースを聴いて、石田さんから興味あるお話を伺いました。
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もう建築されて7年になるそうですが、いつ来ても、窓から見える緑が心地よく心が解放されるログハウスです。
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試聴室でもアウトドアーでも、楽しい仲間同士の語りは付きません。夕方になり何名かの方が温泉に行かれる間も石田さんを囲みお話を聞かせていただきました。今回は全て石田さんのお世話になりました。次回はファンクラブのメンバーが石田さんをご招待する形で懇親会を行いたいと願っています。石田さん、ご参加いただいたファンクラブの方々ありがとうございました。
by SD05club | 2009-05-24 08:02 | Sound Cafe

ファンクラブ主催の関西懇親会に参加して

皆さん、こんにちは。HY/098です。
先日サウンドデザインファンクラブ主催の関西懇親会に参加しました。

朝の9時に舞鶴を出発、開催地のホテルニュー淡路到着は11:30でした。高速料金が安くなったのは非常に助かります。通常なら8000円は掛かるところですが、2000円でOK、これは嬉しいです。慌ててETCを取り付けた甲斐がありました。

会場のホテルニュー淡路は、淡路島の南端の山の上にあり、周囲の景観は惚れ惚れするようなパノラマが広がっています。
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こんな風景写真を撮ったのは一体何年ぶりかな? たまには嫁さん連れて観光地めぐりをしないといけないのかな?なんて反省です。

会場はホテルのチャペルです。8角形で広さは30〜40畳程度?天井高は一番高いところで7mはありますね。壁は殆どの部分がガラスです。しゃべり声も結構響き、オーディオ的には?かなと思っていたわりに、実際に鳴らしてみると、殆ど関係なかったです。

試聴会のラインナップはSPがPSDのT4、スキャンスピークのツィーター、元デュナデオの設計者が作った13cmウーファーを使った2ウェイです。堅い木を積層し、ルーターで削りだしています。叩いてみると、相当に堅い音が “コツコツ”とします。突き板は、ハカランダーという楽器などに使われる最高級の木材を使っています。高そうですね。
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アンプはSD05、50W、クロックバージョンアップタイプです。(私のと同じ)送り出しはハードディスクプレーヤーHD-1です。(クロックアップバージョン)デジタルケーブルはファンクラブ謹製のもの、電源ケーブルはAET、SPケーブルは不明(見なかったです)です。

SP、ラック、アンプをセットしてさあ聴こうか!と思ったら、何と電源タップを忘れたとのことで鳴りません。(笑)どうしようもないので、壁コンではなく床コンのある場所にセッティングを変更し、電源供給でした。まあ、色々ありますね。

一曲目は何時ものシューべルトの未完成、出だしとすればこんなものか?やはり電源を入れたばかりの音は、もう一つです。でもこのSD05は目覚めは非常に早いです。15分も鳴らせば本調子になります。4曲目からか、急に目覚めたようで、鳴り方がビシって感で、、、 良いです。

何曲目かに、ショスタコビッチの交響曲第5番 2楽章が流れ出しました。いや13cmのウーファーとは思えない低域が出ています。このSPを聴くのは2回目ですが、以前より低域が伸びているように感じます。 といってもこのSPは、60Hz以下は出ていない筈なんですが、、、、でも体感上の低音は低いところまで出ているように聴こえます。それと、反応の良い低域、ズバズバと切れてます。 小口径のウーファーのせいでもあるでしょうね。

この13cmユニット、ボイスコイル径が75mmと非常に大きいです。同じ磁気回路を使ったデュナデオは30cmのウーファーもありますが、ボイスコイルは同じ75mmを使っているそうです。13cmユニットの駆動力の強力さが分かりますね。
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このショスタの5番は、バーンスタインNYフィルの東京文化会館でのライブ録音でした。その後もマーラーの六番の30分に亘る終楽章等々、この40畳はあろうかという空間に音楽を響かせます。十分です。このコンパクトなSP、アンプ、プレーヤー合わせて120万円程度かな?十分です。

これにはSPセッティングが大きく寄与しているのは明白です。目の前でコツコツ、トントンをやって調整を見せてもらいました。面白い事にフォーカスが合う寸前が一番音像の動きが激しいようです。SPを動かしている様には見えないのに、音像が左右に大きく振れます。目の前で、解説付きでやってもらうと良く判るのですが、、、これが自分でやると良く判りません。(笑)

今回は、まず、一本のSPを一番良くなる所に置き、それを元にもう一方のSPをセッティングする方法でした。 座って聴いていると、良く分かります。解説も良く分かります。平行方と交差方(45度セッティング)のセッティング講座でしたが、私の好みは平行方かな?平行方の方が、交差方よりもシビアなセッティングはいらないと言う話なんで、今度はこっちで自宅もやり直しして見ましょう。← というか、もう昨日セッティングし直しましたね。

この後は、夕食を挟んで、皆さんで色々なオーディオ話を、、、、 

23時頃からは、相部屋となった方と2時前までオーディオ談義でした。最近オーディオを始められたので非常に研究熱心です。ノート片手に色々質問をしてこられます。話しがついついアクセサリー系統に、、、、これが良いとか、、、、あまりアクセサリーに引き込んでは悪いと思ったり、、、、電源系の話になったところで、これ以上アクセサリー地獄に引き込んではと自制心が働き、、、、  

でもオーディオは本当に年齢関係なく、お話しでき、楽しめますね。良い趣味ですね〜 お金は掛かりますが、、、 ← お金が掛かるところが良いのかもしれません。 ← 自己満足ですね!

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PSDが作ったラックです。 天板はボードが取り外す事が出来、ボードの下には 何やら、磁石がセットされてます。
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SD05とHD-1用のラック、天板には自作のリラクサが用意されてます。 支柱を受ける部分は、縦方向のボールベアリングが、、、 全てルーターにて工作してあるので、寸分の違いもなし。そそられる逸品でした。
by SD05club | 2009-04-18 13:46 | Sound Cafe

ファンクラブ関西例会に参加して

オーディオ初心者のK.I/097です。初めて投稿いたします。

SD05を使い始めてから2年以上になるのですが、この道の奥義を窮められたファンクラブの方々の論談の中で何を書くことあるのかと思っていましたが、このたび淡路島の試聴会に参加して、石田さんとお話しさせて頂き、まあこんな人でもSD05を使っているのか知ってもらうのも意味があるかと思って、恐る恐る投稿しました。私みたいに、定年になって暇になったからオーディオでもやってみようかという人も多いようですから、「SD05は上級コースへの最短距離」と初心者なりの宣伝のつもりです。

まず、SD05を使い始めた経由からはじめます。音楽は昔から好きだったのですが、勤めている間は忙しくてたまにCDを買って聴く程度でした。3年前、定年になって引越ししたとき前から使っていたアンプが壊れてしまい、この際だから、オーディオ装置を一新することにしました。SPは前からあこがれていたTANNOYにすることにして、CDPをどうするかTANNOYのファンクラブの人たちにいろいろ教えてもらっていました。その中で、「中途半端にCDPにお金をかけるより、SONYのMS1の中古品を探して改造してもらえば、良く鳴るよ」といわれました。

「MS1を鳴らすにはSD05というよく分からんアンプも買わなければならないが、合計しても中途半端なCDPを買うくらいで手に入る」とのことです。まさか?と思ったのですが、ネットの議論(SD05がにぎやかに議論されてた頃です)をいろいろ読んで、どうやら本物らしいと思いました。数ヶ月間いろいろ迷って、H18年の暮れごろにMS1を買う決心をしたのですが、残念ながらその頃にはMS1はもう手に入らず、しかたが無いのでXA55にして、その付属品として(石田さんすみません)SD05を購入することにしました。

まあ、こんな次第で、SD05という宝物を図らずも手に入れたわけですが、今ではもちろんSD05が王様で、SPがこれに合っているか悩んでいます。今使っているシステムはSD05(75W/clock up)+XA55改+TANNOY-Yorkminsterです。それでどんな音がするのか?・・・「よく分からんが、そんなに悪くないとは思っている」というのが答です。それが気になって、オーディオショップや試聴会などに出かけて聞きくのですが、初心者としては「自分のが一番いいな」と思っています。唯一、もっと良いかなと思ったのは先日淡路島の試聴会で聞いた大山さんのT4です。(T4についての感想は、後で少し述べます)
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先に「SD05は上級コースへの最短距離」だと言いましたが、全くそう思います。3年前、オーディオを本格的にはじめようと思ったとき、老い先そう長くは無いが、「5年やれば一応のところには行けるだろう」くらいに思っていました。しかし、図らずもSD05を手に入れて3年で、「一応のところ」よりもだいぶ先に行ってしまったような気がします。今からもう一度、システムを買い直すとしたら何を選ぶか、よくそんなことを考えるのですが、部屋の広さや自分の好みなどを考えるとやはりこのシステムになるのでないかと思います。(SPはT4にしたかもしれませんが、残念ながら3年前にはT4はありませんでした)「一応のところ」まで行くにはいろいろ失敗して授業料を払わなければならないだろうと思っていたのですが、一直線に今のシステムを手に入れてしまったのは、まったくの僥倖だとしか思えません。SD05はオーディオ道を極めた達人にとってもすばらしいもののようですが、初心者には天の恵です。ファンクラブでSD05の宣伝しても意味ありませんからこのくらいにして、淡路島の試聴会の感想少し述べます。

視聴会は、4月11日、淡路島南端の鳴門海峡を見下ろす丘の上に建てられた「ホテルニューあわじ」のチャペルの中で行われました。ヘリポートまで備えた立派なリソートホテルです。チャペル(?)は結婚式の披露宴などに使われる、直径10mほどの8角形の建物で、壁面はガラス総張の扉で庭園がよく見える素敵なところでした。天井が高く音がよく響き、ちょっと高音部で共振*する気配がありましたが、試聴会に適した場所です。会には石田さんをはじめとして、幹事さん、T4を作っておられる大山さんと、関西地区のSD05オーナー数名とこれからファンクラブの会員になられるだろう方々、計十数名が参加されていました。

試聴会で鳴らされたのは、SD05(50W)+HD1+T4-limitedです。このシステムについては、これまでの視聴会でもよく使われ、そのすばらしさは、達人の方々がこのブログですでに言い尽くされており、それ以上付け加えことはありません。こんな小さいSPでこんなすごい低音がよく出るものだと、ただ驚くばかりです(これがSD05の威力でしょうね)。さまざまなT4の配置を試し、中央並行配置のすごさを認識させてくださいました。幹事さんの持論である「まず音場を作ってそれから音色を考える」ということの意味がよく分かりました。
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この音場をどうしたら私の狭い部屋で実現するか、そればかり考えていました。YorkはT4よりずっと大きいので、難しいでしょうが何とかならないか、今後の楽しい課題です。もうひとつ考えていたのは、YorkとT4とどちらがいいかということです。両者の音色はかなり違っています。Yorkはおっとりとした、まあ品の良いとも言える音を出しますが、T4はターミネーター風に鋭く活力のある音がします。特に、ボーカルがすごい。しかし、この会場で同じ中央並行配置にして比べて見なければYorkがかわいそうで、結論は未定です。今買うとしたらどちらかと聞かれれば、「どちらも欲しい。曲によって使い分けたい」なんて贅沢を言いそうですーー不可能なことを空想するのは勝手ですから。

初心者の愚にもつかない感想文はこれくらいにして、視聴会参加のもうひとつの目的である、「達人の方々とお知り合いになって、いろいろ教えていただこう」と思っていたことも、期待以上でした。SD05のオーナーの方々は真摯に音楽を愛する心の広い方々だと思いました。舞鶴のHYさんと同室になっていろいろと秘密兵器を教えてもらい早速試そうと思っています。HYさんに改めて御礼申し上げます。初心者にとってSD05のファンクラブはとても役に立つところで、これも天の恵だと思っています。

以上、最後までこの拙文を読まれた方は、オーディオ初心者ゆえのこととお許しください。

平成21年4月13日

K.I/097

*注:共振は超高域で支柱の鉄の柱が起こしていました。SPの位置を変えて調整いたしました。
by SD05club | 2009-04-14 12:33 | Sound Cafe