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A&Vフェスタ2009

横浜のみなとみらいで開催されていますA&Vフェスタに行ってきました。今年は人出も多く盛況のようです。関係者のお話では、不況の時ほど参加者は多いそうです。その意味ではこれだけ人出は多いのはやはり大変な不況時なのかも知れません。

そんな中、石田さんはマイペースです。淡々とご自分の主張を述べられています。曰く『入っていない低音は出てこない。入っていれば出てくる」と禅問答みたいですが、掛けられるCDを聴くと全くその通りです。本来録音されていない低音を無理矢理出そうとして皆さん無理しているようです。
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去年よりパネル板が入って一回り会場が小さくなっていました。試聴するスペースも狭くなり、後ろのブースに入り込む始末です。部屋が狭くなった分音にも影響が出てきますめ。石田さんはそのパネルを外されて使われていますからこの写真では解りませんが。
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大山さんが、SD05のオーナーの依頼で作られたリラクサが埋め込まれた特製のテーブル(中)サイズが使われていました。鳴らされているSPはT4リミテッドで、ギターなのでも使われている最高級のハカランダーを使用した仕上げで、素晴らしい輝きを放っていました。
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そして、前回ご紹介したウッドパネルに入ったNAC-HD1には会場に居合わせたメーカーの方もびっくりです。

毎回感じることですが、同じオーディオといっても千差万別の音やコンセプトで鳴らされています。善し悪しではなく面白いです。居合わせた評論家の先生達も異口同音で同じように話されていました。アマチュアの参加や奇抜なアイデアもたくさんあり、縁日のような賑わいです。大メーカーが不況で喘いでいるときには、このようなアマチュア参加型のオーディオ祭りが、オーディオ本来の姿なのかも知れません。

そんな中で、SD05やT4は本当のプロの作品です。一台も売れない展示品の中では異彩を放っています。会場にこられた方が、SD05とT4が醸し出す音を聴かれ驚かれ、そのトータルの値段を聞かれると何やらほっとされているのが印象的でした。特に長年真空管を製作している方々にはインパクトがあるようです。展示されている製品は仕様のグレードにもよりますが、テーブル、スタンド、ケーブル、木製ケース、SD05とNAC-HD1そしてスピーカーのT4が全部そろっても150万以下ですから。会場で聞かれた方のご感想を訊くのが楽しくなりました。
by SD05club | 2009-02-22 10:15 | Sound Cafe

新しく加わった二つの音色 〜マルチチャンネルとPCトラポ〜

石田さん・幹事さん・ファンクラブのみなさま

大変ご無沙汰をしております。H.S/033です。
早いもので2009年も1月が過ぎてしまいました。100年に1度という未曾有の不況でしんどい状況ですが、がんばって仕事して、いい音楽を聞いて前向きに生きたいと思います。

さて、SD05のバージョンアップをしていただいてからというもの、SD05用の電源ケーブルを1本変えたぐらいで、オーディオ装置的には極めて安定しており、CDを買い漁っては音楽を聴く平穏な日々でした。このまま何もせずに過ごせれば幸せなのですが、平穏の日々が続くと勝手にオーディオ虫がうずいて何かをしたくなってしまいます。しかし軍資金がない(笑)困ったものです。

そこでお金をかけず、手持ちの機材でマルチチャンネルを構築してみました。リアの高いところに小型スピーカーを設置し、アナログプリとパワーに接続をしました。送り出しはDVDオーディオ/SACD対応のユニバーサルプレーヤーを使用し、フロント信号はSD05のアナログ入力に接続したセンターレスのなんちゃって4chマルチシステムです。今の接続方法ではフロント2chとリア2chを曲に合わせて毎回調整せねばなりません。が、慣れてしまえばこれはこれで楽しいです。

センターレス構成なんですが、クラシックはセンターレスでもなかなかイケます。プレーヤー設定にてセンター出力させるようにしていますが、中抜け感や音場のイビツ感はあまり感じません。センター分を左右にデジタルダウンミックスする弊害が想像以上に大きいのかもしれません。センターを左右に振り分けるよりも、十分クリアで力強い音場です。
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リアSPの向きや音量で、全体の音場が面白いように変化しますね。部屋の壁が一気に取り払われたり、部屋がホールのような響きに変身します。まだやり始めて1ヶ月のマルチ素人なのでこれからゆっくり遊んでみようと思います。2chとは違う楽しさが満載です。またSACDマルチとDVDオーディオマルチには明らかな違いがあるのでこんな部分でも面白く楽しめます。

もうひとつの新しい音は、AirMac Expressというアップル社の無線ルーターを使って、iMacに入っている音楽ファイルを無線で飛ばし、SD05に光TOSケーブルで接続した音です。iTunesのWAV形式・AIFF形式という無圧縮のPCMデータを直接入力できます。HD1やWadia170と基本的には同じPCトラポ方式です。
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この音には正直驚きました。ACアダプタ程度の大きさですし、中には基盤1枚ぐらいしか入っていないと思います。ま、そんな見かけで判断はしませんが、それにしても出てくる音と姿形のギャップが激しすぎます(驚)ましてやTOSリンクケーブルはプラスチック製の千円台の廉価なものです。

音の特徴の前に、iMacでインターネットや作業をしながら、iTunesを呼び出してちょこちょことSD05を動かせるのは痛快この上ないです。プレイリストを作っておけば、作業を終えてMacから離れても、Macのリモコンで曲のスキップやバックが行えます。このスタイルは『あり』ですね。

この自由でカジュアルな状態から情報量豊かな濃密な音が出てくるので、痛快度はさらにアップします。(当然ながらWindowsでも同様なスタイルが取れます)

このAirMac Expressは壁コンにそのままつけることもできますし、めがねタイプのACケーブルで電源をとることもできます。この電源の取り方で大きく音が変わります。いろいろ試しているのですが、壁コン直結はアダプタの出来が悪いのか、振動の影響か、きつい音になりがちです。家にあった適当なACケーブルに変えてみると、それなりに落ち着いた音になりました。ここ数日の変化を見ていると、オーディオ機器と同じように癖のない良質なケーブルを使うとさらに良くなりそうです。

音の特徴は、『圧倒的な情報量』につきると思います。HD1改の印象と似ているのですが、とにかく細かい音がハッキリ聞こえますし、ライブ盤の観客の叫び声や掛け声が55ES改と比較して、より明瞭鮮明に聞こえます。低域の力強さも目立ちます。低域の解像度も高いため、セッティングの違いや前述の電源の違いを明確に表します。とにかく聞こえすぎるほど聞こえるのがiMac+AirMac Expressの特徴と言えます。

まだ使い始めて数日なので音をまとめきれていません。今のところ高域が固めで全体的に神経質な感じが否めず、生演奏をゆったり聞くような雰囲気には至っていません。SPセッティングは当然ながら、ACケーブルを変えたり、iMacの電源環境を改善したりすればフワっとした雰囲気が出てくるかもしれないです。この情報量で柔らかく漂うような音を出せれば、これはかなり楽しみな音になりそうです。
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あとiTunesで不思議な機能があります。WAVやAIFFの非圧縮データをリッピングする際、サンプリングレートが44.1kHz固定ではなく、48kHzまで設定可能です。44.1kHz→48kHzのアップサンプリングをすると、データが1.4M→1.5MBまで増えます。興味深いのが読み込みスピードで、AIFFの48kHzでリッピングすると、大体出だしは10倍速で終盤は18〜20倍速で読み込んでいきます(CDにもよりますが、かなり速いです)。44.1kHzで読み込むスピードと差がありません。DD変換するので遅くなるかと予想していましたが、ほとんど変わりません。ただWAVで読み込むと読み込み速度はAIFFの30%ダウンのスピードになります。面白いですね。

もっと面白いのが音で、下記の4つはそれぞれ音が違います。
・WAV44.1kHz
・WAV48kHz
・AIFF44.1kHz
・AIFF48kHz
拙宅ではWAVは音にきっちりメリハリがつきセンターに凝縮するイメージです。AIFFは音が華やかに柔らかく広がるイメージです。理屈的には44.1kHz非圧縮で音が変わるのはおかしいのですが、聞くと明らかに違います。この4つの優劣は語るのはまだ早計なのでコメントを差し控えますが、個人的な好みを言うとAIFF48kHzの音がいい感じに聞こえます。

PCオーディオもマルチも本当に奥が深そうです。この新しい音達とのお付き合いは始まったばかりなので、これからゆっくり楽しんでいきたいと思います。

以上、近況報告でした。
by SD05CLUB | 2009-02-03 22:59 | Sound Cafe

楽しみな関西地区懇親会

こんにちは、M.T/021です。

昨年、ファンクラブの皆様には、本当に色々アドバイス、そして、ご指導いただきありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

振り返りますと昨年は、お陰様で那須でのファンクラブ参加以前からは到底予想出来なかった趣味のオーディオが深化した年になりました。那須の大自然の中にある石田さんのリスニングルームでは、人為的な暗騒音の無い抜群の環境下、おいしい空気が吸え、そして大自然に癒され、色々リフレッシュ出来ました。やはり、石田さん・大山さんの意図する音楽イメージを、製作者の立会いの元ででじっくり音楽を聴かせていただいたことが大きかったと思います。

自分なりに、そこそこいい感じで音楽再生出来ているかなぁと思っていましたが、やはり、まだまだでした・・・。井の中の蛙でした。

さて、幹事さん、石田さん、大山さんの計らいで、4月に関西では初となるファンクラブ懇親会が開催される事になりました。関西地区、いや西日本と言った方がいいかもしれません、で、バージョンアップSD05+ T4+HD1改の3点セットで音楽を聴ける機会は本当に少ない(オーナー宅以外では、もしかして皆無?)と思いますので、まだ3点セットの音を実際に聴いていない方にとっては、とてもいい機会になるのではないでしょうか。実は、私もプロトタイプのT4しか聴いたことがありませんので、熟成されたT4の音を聴かせていただくことを楽しみにしています。

しかし、聴かせていただいた後に、又、妻の頭に角が生える事にならないよう祈っています・・・。4月までにがまんする心を鍛えるか、妻に今からごまをする練習をしたいと思います。笑・・、涙。
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そして、石田さんのお話をお聞かせいただく事は当然の楽しみとして、大山さんにいたっては、新製品のお披露目をこういった機会にされていることが多いので、今回も何か、新製品(秘密兵器)を出してもらえるのではないかと密かに期待しています。大山さん、プレッシャーをお掛けしてしまいましたらすみません。

まだまだ4月までは、時間が沢山あるように思っていますが、1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。と言われていますので、あっという間に懇親会開催になるかもしれません。

明石海峡大橋ができるまでは、本州の方からは、“近畿の海外”と呼ばれるほど、お出でいただくのに時間がかかっていましたが、今は、高速道路が整備されましたので、ドライブがてらにお越しいただける場所になったと思います。
どうか皆さん、お気軽にお足をお運び下さい。

最後になりましたが、関西の会員の皆様(私もそうですが、021の購入店である徳島のシンフォマージさんで会員になられた皆様)・全国の会員の皆様とお会い出来る事を心待ちにしております。お越しになられた節には、色々お話をお聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。

M.T/021
by SD05club | 2009-01-23 10:04 | Sound Cafe

千葉の試聴室にて

久しぶりの雨で少しは空気が潤った翌日、懇親会の打ち合わせで石田さんのお宅を訪問しました。冬の間は那須はお休みしていますので、T4 Basicと新型のスタンドが那須から運ばれてありました。
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何時お邪魔しても石田さんのお宅は整理整頓されていて気持ちがいいです。この部屋の内装もぜんぶ自作です。少しずつ日曜大工センターで材料をそろえて作られたのです。

b0098901_10213819.jpg今日は4月に予定されている、関西での懇親会の打ち合わせでお邪魔しました。関西地区にはファンクラブ会員の方が四分の一ほどおられます。以前からも関西地区での例会・懇親会の開催を要望されていました。今回は会場の確保を淡路在住のM.T/021さんにお願いして開催が実現いたしました。M.T/021さんはPSDのフラグシップ「T2」をお使いですので。皆さんにもT2の音を楽しんでいただき、T4との聴き比べも出来るような企画を考えております。

打ち合わせを終えて、T4で先日石田さんが那須のレコードコンサートで聴き比べを行ったカンターテドミノの二枚を聴かせていただきました。聴き比べるまでもありません。新しくオーディオ用にリマスターされた方は、低域が持ち上がり会場騒音が強調されていました。いかにもオーディオ的ではありますが、肝心の音楽がきれいに聞こえてきません。いまだにこの方向にオーディオがいくのなら、日暮れて道遠しの感がありますね。
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無駄な低音を押さえて作られたT4でさえ、家を揺らがすような低音が聞こえてくるのにはびっくりです。比較して聴いたオリジナルの盤のすばらしさが、再認識されました。
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コンパクトに作られたT4は標準的な応接間のサイズの試聴室にぴったりで、これ以上のおおきなSPの必要性を全く感じません。総額100万円で聴けるHD1+SD05改+T4の組み合わせは音楽好きな方々にもっと聴いてもらいたいと思いました。
by SD05CLUB | 2009-01-11 10:20 | Sound Cafe

T4専用スタンド

那須の石田さんの試聴室で、高さとデザインの違うT4用のスタンドをテストしています。デザインも高さもご覧のように違います。
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身近で聴かれる場合は低い方が高さがでます。今回の高い方は、テーブルと同じ高さです。

構造は、T4の大きさと同じ形をしています。足の部分がストッパーの役割をしていてずれません。
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どちらのタイプも五本足ですが、後ろの足の下にスペーサーをかませると、3本足にも4本足にもなります。微妙な音の変化が楽しめるようです。
色は、SPに合わして制作が可能です。取りあえず写真の茶色と濃い小豆色の二種類を標準にされるようです。詳細は大山さん迄お問い合せ下さい。
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by SD05club | 2009-01-08 16:27 | Sound Cafe

12月20日弦楽亭レコードコンサート

ファンクラブの皆様

お久しぶりです。007/黒磯です。

12月20日の弦楽亭でのレコードコンサートは、今年初めて羽毛のジャケットを羽織って出かける気温でした。中に入ると弦楽亭は薪ストーブで暖かく迎えてくれました。今日はクリスマス特集と言うことで、お馴染みのカンターテドミノがたっぷり聞けることを楽しみにしてきました。
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石田さんが、今日の盤の選択でオーナーの前嶋さんと私に声をかけてきました。Fimレーベルをはじめにかけたとき、二人は迫力はあるけれど・・・といって、顔を見合わせてしまいました。次にオリジナル盤を聞きました。人の声がしました。人の集まっている空気を感じました。今日はこれがいいんじゃない、石田さんと一緒に言葉がでました。
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次に、これは木造の教会かなあ、とつぶやいたのは私。ジャケットを見る限り石造りじゃないの、と石田さん。スウェーデン語ができません。どなたか教えてくれませんか。天井が高いのは十分わかるのですが。

 テノールのカターテドミノは、旧い年代物の録音でした。声の響きを自然に再生してくれる50Wバージョンアップ仕様の優れた点がでていたと思います。拙宅でもSD05をバージョンアップしてから、特にこの時代の録音を聴くとよく感じます。年代の歌謡曲でもそう感じます。最近では、美輪明弘のよいとまけ歌の七色の声に感動しました。

 そうそう、入場無料にも関わらず、前嶋晴子さん(オーナー夫人)からお酒のたっぷり入った美味しい卵焼の差し入れがありました。旧知の方々との再会だけでもうれしいのに、この卵焼き。クリスマスを前に、耳と舌にちょっとしたプレゼントをいただきました。

 ファンクラブのみなさま、世話人の方々、今年一年楽しませていただいて本当にありがとうございました。来年も期待しております。
by SD05club | 2009-01-05 12:05 | Sound Cafe

皆さん あけましておめでとうございます

ファンクラブの活動も4年目を迎えることが出来ました。皆さん、年末はSD05でお好きな音楽を聴きゆっくりと過ごされたことと存じます。会員の皆様にお訊きすると、このごろはオーディオは一段落されて音楽を聴く方に専念されている方が多いようです。

オーディオ的な面白さはなくなりましたが、替わりにすばらしい音楽の世界が広がったそうです。ある人はブルーレイで音楽番組特に長尺もののオペラを収録して時間があるときに聴かれているそうですし、ある人はHDDの連続再生を利用されてセットもののオペラを逆順に入れて頭から掛けると3時間でも4時間でも長丁場のオペラが聴けるそうです。任意のところで止めれば次に再生する時はまたそこから始まります。便利な世の中になりましたね。
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那須の試聴室はクリスマスのレコードコンサートでしばらくお休みだそうです。雪に埋もれた那須は静けさを取り戻し厳しい厳冬を迎えます。
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大山さんのオーディオテーブルの新しいバージョンが出来ました。年末にY.N/056さんの新築のお家の書斎に入りました。まだ、SP用のスタンドが出来上がっていなかったのですが、コンソールは、小豆色の濃い色で、しっかりとした作りが見れますね。

お正月の出来事や使いこなしの工夫などをご投稿ください。皆さんのアイデアは会員各自のアイデアにもなりますので。今年もよろしくお願いいたします。
by SD05club | 2009-01-01 12:09 | Sound Cafe

オーディオと演奏会

サウンドデザインファンクラブ 幹事さま

いつも、すてきなコンサートを開いていただき、感謝しています。

なによりも気楽に参加できるのが助かります。気どったコンサートは苦手なので、ジャズのライブやアットホームなクラシックコンサートは大歓迎です。杉並公会堂は場所も適当なので、中央線沿いにすむ会社の若い子たちを連れて顔を出させていただいています。今回の「芸者ストリングス」で、4回目になるでしょうか。毎回楽しませていただいていますが、今回は、弦の生の音を確かめたかったものですからうれしいコンサートでした。

最初の「KUNIZO・ビックバンド」には衝撃を受けました。以前、カウント・ベイシー楽団を聴いたときには、PAの状態がわるく、生の音よりもスピーカーから聴こえてくる音の方が大きくて、がっかりしたことがあります。ですから、「KUNIZO・ビックバンド」の、生の、迫力満点の演奏を聴いて、正直鳥肌が立ちました。どんなに大きな音でもうるさくなく、その中に全身を浸しつづけていたいような感覚にとらわれました。
つくづく、ジャズはいいな、音楽は楽しいぞと思ったものです。
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つい、これをオーディオで再現できるものかと思ってしまいますが、あとでCD化されたものを聴いてみて、音量は別にして、やはりあのときライブで聴いた音楽がスピーカーから出てきたので、ほっとしたものです。

この初秋に、SD05(50W)のバージョンアップをしてもらい、いまはオーディオ的な不満や不安はなくなりました。バージョンアップ前はソナス・ファベールのクレモナ相手に悪戦苦闘をつづけていましたが、思うところがあって、JBLの4348に替えました。ピアノがだめ、オーケストラはどうしても「音の薄さ」を感じてしまう。それで、JBLにすればなんとかなるのでは、と。たいして根拠はなかったのですが。

でも、バージョンアップしたSD05を聴いて、これまでの悩みはきれいに雲散霧消しました。音の芯があって、強い音が出てくるようになりました。ボリュームを上げれば、びっくりするような迫力も。いまはピアノもオーケストラも、ヴァイオリンもコントラバスも、格別な不満はありません。結局、どんなジャンルの音楽も楽しめるようになったということでしょうか。

HD-1も導入しました。最新の録音から前のものへと自動的に流していくという特性を利用して、オペラの全曲を流し聴きをしようと思っています。来年はオペラを聴くこと、いや流すことがメインになるような気がします。CDで聴こうとすると途中で疲れてしまうので、気楽なうまいオペラ観賞法となるかもしれません。

杉並公会堂のコンサートは、ぼくにとっては生の音、音楽を聴ける、いい機会です。成り立ちからいってオーディオとは切っても切れない関係にあるので、その観点から企画していただければうれしいです。例えば、ピアノの録音と生の音、といったテーマをベースにした、ピアノコンサートなど。なにかお手伝いできることがあれば、いいのですが。

H.M/037 
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H.Mさん、いつもご参加いただきありがとうございます。

大変参考になるご意見をいただき、勇気づけられました。私もPAで音像肥大した音をいつも聞かされていたので、生の音でビッグバンドを聴いたら、どんなにすてきだろうと思い演奏会を企画いたしました。演奏会でのアンビランスを録るにはワンポイント方式が良いと思いToddさんのご協力をいただきCD化が実現しました。他にも録音した音源がございます。順次CD化をして懇親会等でご披露していきたいと思います。

演奏したものと比較をする録音会も開きたく思っています。その場で録音再生した音楽に合わせて一人デュオにする試みとか、いろいろ考えられますね。皆さんのご参加をいただき企画、実現していきたいと願っています。
by SD05club | 2008-12-16 05:17 | Sound Cafe

演奏会の感想です

演奏会の開催、お疲れ様でした。

正直のところ、行く前まではちょっと億劫でした。なんせ神奈川県在住としては杉並はあまりにも遠いのです。しかも出し物は弦楽四重奏。弦楽四重奏といえばバイオリンソナタ並み?に演奏が難しい。あまり変な演奏を聴くくらいなら自宅でCDでも聞いていたほうが、、?などど不埒な考えが頭をちらほら。

しかし実際聞いてみて来て良かったなと感じられたコンサートでした。芸者カルテットという名前から想像されるきわもの的なイメージ(失礼!)とはまったく異なり、実にきちんとしたテクニックできちんと音楽が楽しめました。芸者カルテットというクラシックらしからぬネーミングもテクニックに自信ありの裏返しかも知れませんね。
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私は弦楽四重奏の生演奏が好きでボロデイン、ジュリアード、クイケンなどなど色々と聞いています。なぜか初めて生で聞いた弦楽四重奏がクロノスカルテットでこれには驚きました。アンコールでやったジミヘンの紫の煙だけが唯一理解できた曲でした。今回のコンサートでもクロノスに感じたような新しい弦楽四重奏の可能性を感じました。クロノスはあまりにも理屈が勝って難しくしすぎ?

いつも感じるのが弦楽四重奏の音のCD再生の難しさで、なぜかこれが聞き辛い音になってしまいます、そこで生演奏を聴くたびにほっとして、なぜかうなずいたりしているのです。

前半の演奏でモーツアルトは多少硬さを感じましたが、後半のドヴォルザークは選曲もよく大変たのしめました。2部はとてもなじみのある曲が多く、編曲もなかなか聞き所を作っていたように感じましたし、なにより演奏している皆さんの曲にたいする愛情と言うか思いいれというのか、そういう物が伝わってくる演奏でした。
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行く前までは弦楽四重奏でポピュラー曲?という疑問符が頭に浮かんでいたのですが、終わってみればその疑問符は空中に溶けてしまったようです。特に3拍子の曲は意外に弦楽四重奏に合うようですね。素晴らしい3拍子の曲ばかり集めたコンサートなど聴いてみたい気がしました。ワルツフォーデビーに始まりシュトラウス(ヨハンでもリヒャルトでも?)で終わるみたいなコンサートも楽しいと思います!

というわけでやはり生演奏で聴く音楽は良いな!と思せてくれたコンサートでした。あまり形式ばらずにこういったクラシック以外の曲もどんどん取り上げていただけると嬉しいですね。生活にもっと生の音楽を、ほんとにそう思います。これからもこういった音楽がもっと身近になるコンサートを企画してください!

SEIBO

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いつもありがとうございます。
弦楽四重奏曲に限らず、ヴィオラの再現は難しいですね。演奏会では目に見えて旋律を追うことが出来るのですが、視覚的な情報がなくなるとハーモニーを支えている和音となって消えていきます。逆に言うと聞こえにくい演奏ほど良い演奏なのかも知れませんね。しっかりと和音の下支えをしているからです。
今回の録音では、ワンポイントですがヴィオラとチェロのバランスを重視して録音してみました。次回の例会で聴いてください。
by SD05club | 2008-12-13 00:35 | Sound Cafe

杉並の演奏会 感想

見事な演奏会でした。
地味な弦楽四重奏で、あまり音楽になじみのない人にも、楽しんでもらえるように、プログラムがとても良く考えられていたと思います。やはり第一部の「アメリカ」は、弦楽四重奏に書かれた曲だけに、緻密で説得力があり、ドヴォルザーク特有のやや派手なところもうまく出ていて、とてもすばらしい演奏でした。
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第二部のポヒュラーな曲は、弦だけでは物足りない感じのものもありましたが、「チムチムチュリー」、「黒い瞳」、アンコールの「All of me」でしたか等は、見事な編曲と、エスプレッシヴォな演奏が見事で、とてもすばらしいものでした。
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今回私はヴィオラに注目し、ヴィオラの動きが見える席を取り、その動きを見ながら、音を意識的に聞いていました。生演奏のヴィオラの音は、ヴィオラの動きがあるために実にくっきりと把握されますが、再生音ではなかなか上手く聞こえませんから、大変興味深いものでした。
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最前列で聞いてばかりいますと、中央部では物足りなくて、満足できなくなっています。今回も貴重な機会を設けていただきありがとうございました。

M.I 
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   写真撮影は、T.U/099さんです。

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M.Iさん、いつも演奏会にお越し頂きありがとうございます。確かにヴィオラの音は再生音では聞き難いですね。無ければ音楽が成り立たないほど重要なパートなのですが、ハーモニーとなり聞こえにくいです。一番前の席で聴くのが音が良いようです。
by SD05club | 2008-12-10 23:41 | Sound Cafe