Sound Design Fan Club
2013-08-27T20:39:47+09:00
SD05club
音楽とSD05のファンへ
Excite Blog
ご会葬御礼
http://sd05club.exblog.jp/20906645/
2013-08-27T20:28:00+09:00
2013-08-27T20:39:47+09:00
2013-08-27T20:28:00+09:00
SD05club
石田さんから
オーディオ一筋、六十七年の生涯のうち四十九年、オーディオに打ち込んできました。多くの方の助けをいただきながら、自分の信じる「音」の道に、技術で厳しく挑んだ日々であったと思います。
オーディオラックはもとより、リスニングルームである那須高原のログハウスもハンドメイドで建築。どのようなものでも「自分で作る」ことがモットーの人でした。
仕事以外でも多くの趣味を持ち、当時最年少の中学生でアマチュア無線の免許を取得。ギターやピアノの演奏に始まり、ラジコン飛行機や天体望遠鏡の製作、流星観察旅行に家族を連れて行ってくれたりもしました。
ゴルフや登山、スキーなどを楽しみ、家族でテニスをするときは子供が相手でも本気のプレー、たとえ遊びであっても全力で取り組む人でした。
子供たちには常に「自分で調べなさい」「自分で考えなさい」と簡単には答えを与えずに、自分の背中を見せてきたことが思い出されます。
時に頑固、時にわがままでもあり、皆様にも多々ご迷惑をお掛けしたことと思いますが、信念を貫く姿は家族の手本であり、今となっては「生きる」ということの意味を教えてくれたようにも思えます。
今年5月に病気が見つかった後も気丈に治療に取り組み、7月までは一人で車を運転し那須高原のリスニングルームへ通っておりました。
一方で「やりたいことはすべてやってきた。心配事は何もない」と繰り返し言っておりました。
わかれはつらいものですが、前を向いて笑顔で送りたいと家族一同思っています。
皆様のご厚情を賜り、実りある人生を送らせていただいた夫にかわり、深く感謝申し上げます。
平成二十五年八月二十六日
喪主 石田 繁代
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石田さんからのお便り
http://sd05club.exblog.jp/11814124/
2009-08-27T22:42:00+09:00
2009-08-27T22:52:29+09:00
2009-08-27T22:42:02+09:00
SD05club
石田さんから
たいへんご無沙汰してしまいました。
SD05の生産終了のお知らせから3ヶ月、ご注文が集中して少しばかり忙しい日々を過ごしました。
それでも7月末には最後のセットをお客様にお届けして、無事にSD05の生産を終わることが出来ました。
発売直後から応援して頂いたファンクラブの幹事さんやそのお仲間、関係者の方々にお礼を申し上げます。
2005年秋発売の翌年、06年春にはファンクラブのブログが開設され多くのオーナーの感想やご意見が掲載されました。寄せられたお便りはオーディオの技術的な問題からライフスタイルまで様々な内容でした。
そして、飾り気の無い素直な表現の感想などを参考に新たにオーナーになられた方が大勢おられます。お客様からのお問い合わせメールは大半が『ブログをいつも楽しく拝見しています』で始まるものでした。
2005年秋の発売から4年が経過した現在、200名近いオーナーがおられます。当初は100台限定でスタートしたのですが勢いが付いて2倍の台数になってしまいました。生産の終了を残念がるお便りなども頂き嬉しい限りですが何とも仕方がありません。
無名のガレージメーカーが200台ものSD05をお客様にお届けできたのはインターネットによる情報の伝達にあったと思っております。ファンクラブのブログやオーナーが開いているブログの力が大きかったと感じております。東京を中心に行った御茶ノ水での試聴会、杉並でのレコードコンサート、那須での懇親会などの模様を伝えるなどをして頂きました。
ファンクラブのブログは、SD05の生産終了を機に、少しばかりスタイルを変えて継続すると伺っております。オーナーの皆さんが情報の交換などを通じてより楽しいオーディオ音楽ライフの参考になるような場になればと願っております。
オーナーの皆様には日々音楽をお楽しみのご様子などファンクラブにお便りを頂けます様お願い致します。
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石田さんから、ファンクラブのブログを通じて、御礼のメッセージが寄せられました。4年間、200台にもおよぶ生産をお一人でこなし、CDプレーヤーやHDDプレーヤーの改造もされる、大車輪のご活躍でした。
石田さんが、何よりも願っていたありのままの音楽が鳴るシステムが、大山さんの一連のSP開発と相まって完成したと思います。200名近いオーナーが、お好きな分野の音楽をそれぞれ楽しまれていることが、石田さんの、そして我々応援団を大変温かい気持ちにさせてくれています。
石田さんには、4年間待っていただいたご家族との時間を過ごされて、また、新たなアイデアで斬新な提案をしていただきたいと願っています。
なお、SD05は生産終了はいたしましたが、バージョンアップや仕様変更など、これまでどおりお受けしていますので、石田さんまでご気軽にご連絡ください。
また、その後の皆様のその後のご様子なども、お気軽にお知らせください。
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懇親会では
http://sd05club.exblog.jp/9536534/
2008-09-20T21:59:00+09:00
2008-09-20T23:08:30+09:00
2008-09-20T21:47:49+09:00
SD05club
石田さんから
木曜日の午後から開催されたオーナー懇親会には平日にもかかわらず多くの方にご参加いただきありがとうございました。
日常とは違った、響きの多い大きなホールと、響きの無い小さな練習室の音の違いに戸惑われたと思います。また、問われるままに色々なお話をしてしまったので混乱された方もおられたのではないかと今になって気になっております。
今回は皆さんで会話を交わしながらの試聴ができたことで同じ音楽、音を聴いていても個人によって聴こえ方が違うことに気が付かれたのではないでしょうか。話のなかでもあったように音楽を聴いているのは脳なのです。普段の環境、経験、目指すところによって違って聴こえるのは普通のことです。音を言葉で表現して伝えるのは難しいことがお分かり頂けたのではないかと思っております。
技術の部分では説明が不十分で申し訳ありませんでした。この場を借りて細くさせていただきます。
光ディスク(CD)と磁気ディスク(HDD)の違い、マルチビットと1ビットのお話をしました。どちらも1か0を読み書きしたり伝達したりするものです。データ(数字)を扱う原理としての優劣はありません。問題はそれらを実行するにあたっていかにハードの負担を少なくして安定に動かせるかにあります。
そして、重要なのはアナログに変換するときです。マルチビットのままアナログに変換しようとすると14ビットで約1と1/16000の量を同時に扱わなければならず、これらを正確に扱うのは困難なことです。これに対して1つの決まった量を高速で足していくほうが正確といえます。CDが登場した頃は困難だった高速処理が可能になって1ビット処理が多くなりました。
高速処理技術はPCの進歩によって飛躍的に向上しました。オーディオの分野でも大いに恩恵を受けています。いずれの場合も時間の精度が重要なのはいうまでもありません。小音量の再現性もよくなった現時点ではレコードで音楽を楽しむのにCDで十分なのではないでしょうか。
皆さん大いに音楽を楽しんでいただきたいと思います。
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Version upについて
http://sd05club.exblog.jp/9333385/
2008-08-20T22:24:00+09:00
2008-08-21T09:17:13+09:00
2008-08-20T22:25:12+09:00
SD05club
石田さんから
マスタークロックのバージョンアップを始めて一月ほどが過ぎました。
すでにVer.up機をお使いのオーナーは20名を超えております。
多くの方からご感想などをお寄せ頂きました。ありがとうございます。
表現の違いはありますが、皆さん満足しておられるようで一安心といったところです。
この手の問題にはいつも『なぜもっと早く出来なかったのか?』といった質問がよせられます。マスタークロックに使っている発振器の精度向上だけならば特に新しいことは無いといってもいいでしょう。いつでも出来たことかも知れません。
しかし、単純にやってみても結果が付いてきません。聴く人を含めてシステム全体のレベルアップが必要だったようです。何事もそうですが、その時々の気運が左右しているのかもしれません。今回は、那須でのファンクラブ例会での多くの方の実践的な感想を元にバージョンアップできたことが良かったのではないかと思っています。
さて、バージョンアップ後の音楽の変化ですが、皆さんの感想を総合すると『音楽的S/N』が向上したようです。大変に抽象的ですが他に表現の方法がありません。ともあれ、皆さんさらに音楽を楽しめる方向に行っていることは間違いないようです。
小型スピーカーT4は理屈抜きに楽しいです。大型のT3と聴き比べたりして思うのは、T4の開発段階で「邪魔な高音」はすでに解決しているのかもしれません。小型で持ち運びか自由に出来ますから今までのセオリーにとらわれず色々とやってみることができます。那須の試聴室では、しばらくはT4が主役になりそうです。
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有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
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ありがとうございました
http://sd05club.exblog.jp/9210489/
2008-08-04T10:10:00+09:00
2008-08-04T10:11:27+09:00
2008-08-03T08:47:57+09:00
SD05club
石田さんから
御茶ノ水で開催したPSD社のスピーカー『T4とSD05 Ver.up機』の発表試聴会には大勢の方においで頂きありがとうございました。
特に第一回目は予約の方で満席になり、フリーでおいで頂いた方には隅っこのほうで聴いて頂くことになってしまいました。それでもホールいっぱいに響いた音楽に満足して頂けたと思っております。
すでにご感想を寄せられた方もおられます。創り手としてはお聴きになられた方々の感想は大変に参考になり、また励みにもなります。そして遠方にお住まいで、試聴会に参加できない方々への良いメッセージともなります。
ご感想をファンクラブにお寄せいただきますようお願いいたします。
今回の試聴会開催にあたり会場の手配などお世話頂いたオーディオユニオンの朝倉さん、機器のセッティングやオペレーションをお願いしたファンクラブ幹事の北川さんにお礼を申し上げます。
猛暑が続いております。
体調に気をつけてお過ごしいただけるよう願っております。
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有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
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邪魔!?な低音
http://sd05club.exblog.jp/8691811/
2008-06-01T06:38:00+09:00
2008-07-09T11:02:45+09:00
2008-05-31T20:38:53+09:00
SD05club
石田さんから
オーナーの集いではリスニングルームの低音についていくつかの質問がありました。ここではいくつかのポイントを紹介します。
ログハウスの床面積は20.6平米で幅3.4m奥行き4.8mです。リスニングポジションの背面壁にはほぼ全面にカーテンが吊ってあります。3人掛けのソファー部の頭が来る辺りのカーテンの裏には吸音板がつるしてあります。2m×0.6m厚さ5センチほどのグラスウールを木枠にはめたもので特別なものではありません。室内の音響調整材はこれだけです。
さて問題の低音ですがログハウスの床は3.5センチ厚の赤松の単版張りです。現在では木が枯れてきて隙間ができるくらいのゆるさです。足で踏みつければドスンと振動します。詳細はホームページの『リスニングルーム建設記』をご覧下さい。
スピーカーから出た低音はこの床を振動させます。この床振動が低音のエネルギーを吸収しているのです。床は振動しないほうが理想的ですがそれではエネルギーの行き場所がありません。エネルギーは何時までも部屋の中に滞留してしまいます。
リスニングルームでは床の振動で吸収されたエネルギーは床下に放出されます。ポイントは床下です。床下には断熱材が貼ってあり、その下は傾斜した地面です。放出されたエネルギーは地面と空間に消えていきます。那須リスニングルームではこのような条件の下にストレスの無い開放的な低音が得られていると考えています。
一般の住宅では低音の処理を考えずに低音を出すと大きな問題を抱えてしまいます。そこで『邪魔な低音なら無い方が良い』と割り切るのが音楽を楽しむポイントではないかと考えたわけです。どの程度の低音かは部屋によって大きく変わるのでなんともいえません。ログハウスの広さで通常なら40Hzは無理でしょう。ホームページの 『特性測定結果』をご覧下さい。この時点では無意識に書いたのでしょうが『邪魔な低音.....』の記述があります。
PSDの大山さんは何度と無く那須を訪れ『邪魔な低音』の意味を理解されていったのではないかと思っています。T4の完成までもう少しです。ご期待下さい。
有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
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石田さんより
http://sd05club.exblog.jp/8672758/
2008-05-28T08:54:00+09:00
2008-05-28T15:40:31+09:00
2008-05-28T08:54:23+09:00
SD05club
石田さんから
弦楽亭を出る頃は雨が本降りに、夜になって再び弦楽亭に集合、シャンパンで乾杯をしてスタートです。ここでのシステムはNAC-HD1とSD05そしてSS-1EDです。聴いたり飲んだりしゃべったりで大いに盛り上がり夜が更けていきました。
翌朝、降っていた雨も9時ごろには上がり薄日も出ました。皆さんコーヒーとパンを片手に早速リスニングルームで聴く人、デッキでゆっくりする人、オーディオ談義に熱心な人、オープンにしたビートに乗って走っていく人。皆さんそれぞれに楽しんで頂きました。
今回の集いではPSDの大山さんが進めていた期待のT4が披露されました。最終仕上げ前の黒い外観に似合わず優しく音楽を奏でました。そして小型スピーカーの課題の低音論議がひとしきりです。一年前よりずっと安定したT3の豊かな低音は少しだけ『快感オーディオ』になっているのかもしれません。T4のデビューもあと少しです。ご期待下さい。またマスタークロックに手を加えたSD05を聞き比べて頂きました。これは好みが分かれました。今回は技術的に良いと思われることが直接結果に繋がりませんでした。結論を出すのにはもう少し時間が必要なようです。
あっという間に時間が過ぎました。皆さんお帰りになったあとはいつもの静かな那須リスニングルームです。聴こえるのはウグイス、カッコウ、ホトトギスなど小鳥の鳴き声と林を渡る風の音です。
幹事さん初めオーナーとそのお友達の皆さん、那須においで頂きありがとうございました。
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大阪での試聴会
http://sd05club.exblog.jp/8076125/
2008-02-20T17:49:00+09:00
2008-02-20T18:06:31+09:00
2008-02-20T17:49:43+09:00
SD05club
石田さんから
先週の大阪での試聴会にはSD05のオーナーが3人おいでになりました。メールでやりとりしたこともありますので、始めてお会いした感じがしませんでした。寒い中おいで頂きありがとうございました。
ところで、一昨日のブログをご覧になったオーナーの方から『音はどうだったんですか?』との質問を受けました。肝心の音のことを書いていません。その訳はSS-AR1とHDDコンポです。
今回用意して頂いたスピーカーは、ソニーが数年かかって作り上げた力作です。一昨年のA&Vフェスタで発表されたもので、そのときは音出しをしていませんでした。大きなイベントで、広い会場を使って鳴らすのは今回が初めてでしょう。先入観なしでソニーのブースでお聴きいただいたほうが良いと思っています。
もう一つはHDDコンポです。私自身、使い始めて日も浅く、確かめたいことがまだまだあります。デジタル出力を改造してあることも考慮してブログで書くのは控えました。A&VフェスタではサウンドデザインのブースでHD1も使用します。会場で是非お聴き頂きたいと思っております。
週末には自称評論家さんたちが感想をいっせいに発信することと思います。A&Vフェスタにおいでいただけない方には申し訳ありませんがしばらくお待ち下さい。大宮のPSDの試聴室と那須の試聴室ではHD1を常設してございます。二月は冬休みをいただいていますが、三月になったら冬眠から明けてオープンいたしますので、お越しをお待ちしています。
有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
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大阪試聴会のお知らせ
http://sd05club.exblog.jp/8045396/
2008-02-12T10:48:00+09:00
2008-02-12T15:06:09+09:00
2008-02-12T10:48:46+09:00
SD05club
石田さんから
これまで沢山の方からご希望が寄せられていた大阪での試聴会を開催いたします。場所は日本橋の「ジョーシン日本橋1ばん館」店です。
ソニーとのジョイント試聴会として、スピーカーシステムSS-AR1をSD05で鳴らします。スキャンスピーク製のユニットを使いキャビネットの素材、形状にこだわった作品です。設計者は、石田さんの精神を引き継がれ独創的な製品を作られている加来さんの作品です。関西の方は是非お越し下さい。
場所 ジョーシン日本橋1ばん館
日時/2月17日(日)
1回目 PM2:00〜3:30 ◆2回目 PM4:00〜5:30
会場/4Fリファレンスルーム
予約が必要とのことです。
詳細はこちらをご覧下さい。
石田さんは、前日から大阪入りされるそうです。当日も、4階におられますから、視聴時間以外にも色々ご質問のある方はお訊き下さい。使用されるCDプレーヤーは1200ESとHD1を予定されています。両機とも石田さんによってクロックアップ等の改造をうけています。音の差を確かめてください。
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それぞれのオーディオ
http://sd05club.exblog.jp/7705841/
2007-11-14T22:24:44+09:00
2007-11-14T22:24:44+09:00
2007-11-14T13:16:12+09:00
SD05club
石田さんから
持参されたCDを聴いて、一様に音場感が違うことに驚き、次ぎにいつも聴いておられる音に比べ、色づけが少ないと感じるようです。そして、求める音色については皆さん好みが異なります。共通しているのは、吸音材などで音響処理をしていないログハウスにもかかわらず、余分な音が付加されず自然に展開する音楽に驚かれることです。
これはフィードバック(NFB)を使わないDAC形式のSD05の特徴によるものであることは言うまでもありません。またデジタル出力専用に改造したCDプレイヤーの埋もれない情報量の多さにも驚かれます。
SD05は技術的には『何も足さない、何も引かない』が基本になっています。オーディオアクセサリーなどを使っていない那須リスニングルームの音は、サウンドデザインが目指しているオーディオ音楽の一つの結論だと考えています。その意味では、業務用の機器の音質にも似通っているのかも知れません。その意味に置いて、ホームオーディオとしては、別の課題があることも感じています。
ここ1月の間に那須のリスニングルームには6名のお客様がおいでになりましたが、そのなかで考えさせられる感想を寄せられたお客様がおられます。その方は、長年オーディオを追求されてお出ででかなりの機材をお使いの本格オーディオの方です。
その方のご感想は、いろいろな方向性を考えさせられる切っ掛けとなりました。目をつむって試聴するとしているとT3ではオーケストラがそこに現れる、余りのリアリティの見事さに驚くのですが、一緒に聴いたスターリングでは、音が出てこないことにより、逆に様々なイメージが湧いてきたといっておりました。
CDというメディアの高い位置での限界も感じたそうです。しかし、限界を理解して楽しむには、それぞれの人間にふさわしい方法がありそうです。今回は大変有意義な試聴になり音楽と自分のあり方について、オーディオシステムを介して考える、いい機会になられたと仰っておられました。そのご感想がお帰りになられて、私自身で考える切っ掛けとなりました。
レコードで音楽を楽しむためには『何も足さない、何も引かない』ではなく、何かを引いたり足したりすることが必要と感じています。これまでのオーディオ機器をたくさん使ったシステムでは、色々なものが足された結果、各人が好む音色になっているのでしょう。そして足されれば足されるほど自然なサウンドステージは失われていると考えられます。SD05でしっかりしたサウンドステージが構築できたら、少しだけ何かを足してみたり、引いてみるのも良いのではないでしょうか。
『弦楽亭』でのレコードコンサートではホールの響きの良さでなにも足さなくてもお客様には満足頂いております。人の心に直接訴える何かが、大事なヒントがすぐそこまで来ている予感があります。
那須はこれから本格的な冬支度です。この冬は、その点を考える三年ぶりの冬ごもりになりそうです。
お時間がありましたら那須まで脚を伸ばしてください。お待ちしております。
有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
事務所 〒262-0025千葉県千葉市花見川区花園5-13-2
リスニングルーム 栃木県那須郡那須町高久丙1147-577
FAX 043-273-4067 携帯 080-3080-7763
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デンバーから帰って。
http://sd05club.exblog.jp/7651464/
2007-11-01T12:55:00+09:00
2007-11-01T13:26:34+09:00
2007-11-01T12:55:16+09:00
SD05club
石田さんから
デンバーでのオーディオショーは純粋な2チャンネルオーディオだけですが出展者の多さに驚きました。300社にも及ぶメーカーがホテルの部屋にリスニングルームを展開していました。それも一部屋置きに空き部屋を設け音量競争にならないようにする徹底ぶりです。主宰者の配慮が伺われます。20〜30畳の部屋はまさしくリビングオーディオそのものです。ときおり大きな音で鳴らしていますが全体として実際に使われる音量でデモが行われており好感が持てました。
お客様の中には『自分の部屋はもっと広いが小さなSD05で大丈夫かと』質問される方がおられました。アメリカのリビングは広いしハイエンドオーディオでは超大型のアンプが多いのは事実です。小さなSD05が目の前でT3を鳴らしているのを聴いてもにわかに信じられないのはしかたのないことかもしれません。またメディア関係の方でもs-masterフルデジタルアンプは知られておりませんでした。SD05がアンプではなくパワーDACであると説明すると『日本にもパワーDACがあったのか』と驚いていました。メディア関係の人でもこの状態ですからパワーDACが認知されるのはまだまだ時間が掛かると思います。
肝心の音についてはほとんどの人が『初めて聴く音』といった表現をしていました。低音が、高音が、音色が、ではなくサウンドステージの再現性に感心していました。各人のオーディオに対する趣向や好みはともかくSD05とT3が鳴らす音楽を多くの方に体験して頂けたことが最大の収穫です。
今回のショーで感じたことはスピーカーシステムを出展しているメーカーの多かったことです。ユニットさえ手に入ればガレージメーカーが手を出しやすいカテゴリーです、皆さん創意工夫でシステムを組み上げデモを行っていました。また真空管アンプのメーカーも多かったです。スピーカーシステムと同じ理由でしょう。
関心したのはどれもきちっとデザインされており、作り手の意志が現れていることでした。またディスプレイも試聴室ではなくリスニングルームといった感じで皆さん気を使っているようでした。中には?もありましたが好みでない物は避けて通れば良いのです。日本のオーディオショーでは好みでない物に文句をつける一部のマニアを見かけますが、デンバーではこんな光景はありませんでした。
120V仕様100Wバージョンの音ですが、CDP-MS1にステップダウントランス(150VA)を使ったことと初めてホテルの部屋で鳴らしたのでなんともいえません。デンバーの標高1600mと乾いた空気が一番きいたのかも知れません。
那須のリスニングルームで100V仕様と同じ条件でくらべて見たいと思っています。
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有限会社 サウンドデザイン
代表 石田正臣
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石田さんのブログから
http://sd05club.exblog.jp/7014533/
2007-06-24T14:22:00+09:00
2007-06-27T11:50:43+09:00
2007-06-24T14:22:25+09:00
SD05club
石田さんから
杉並や千駄木の画廊で開催したレコードコンサートでは音楽的に良いと思われるものをお聴きいただきました。その後、何人かのお客様からオーディオ的に優れたものを聞かせて欲しいとの要望が寄せられました。
そこで今回は試聴会的な感覚で曲選びを行っています。S社にいた頃から試聴会は数多く行っていましたが初めての場所ではお客様の年齢層などその場の雰囲気で聴いて頂く曲を選んでいました。
限られた時間で多くのお客様が聴きたいと思われる曲を選ぶのは大変です。大編成、小編成のクラシック、声楽(オペラ)新旧のジャズ、ポップスなど出来るだけ満遍なく聴いて頂こうと思っています。そのため曲の途中でフェードアウトが多くななりますがご了承下さい。
T3の技術的なお話をPSD社の大山さんにして頂きます。私からはSCD-XA1200ES改造のお話を致します。また時間があればオーディオにおける周波数帯域のお話をしたいと思っております。お申し込みはこちら まで
また翌日はオーディオユニオン御茶ノ水ハイエンド館で試聴会が開催されます。こちらの方も予約をして頂きたいとのことです。昨年の試聴会では立ち聴きどころか入れない方も出てしまいました。
皆様のおいでをお待ちしています。
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T.K/115 さんへ
http://sd05club.exblog.jp/6965546/
2007-06-11T11:55:00+09:00
2007-06-11T12:03:11+09:00
2007-06-11T11:55:46+09:00
SD05club
石田さんから
001/石田です。日々、音楽を楽しまれておられる様子が伝わってきます。
お便りのなかにご質問がありましたので、この場をかりてお答えと云うより私の考えを述べさせていただきます。
2ヶ月以上お使いになられていてエージングが進んでいると書かれておられますが、SD05のエージング時間はおよそ300時間ほどだと思っております。エージングは電気的なものがほとんどです。このほかに軽微ですが、組み立て時に掛かってしまった筐体のひずみなどは開放されるまでにずいぶんと時間がかかると思われます。
300時間以上たってもエージングが進んでいるように感じられるのは、むしろスピーカーがエージングされるのではないかと考えております。ご自宅での試聴をされた方の感想の中には『1日目は硬かった音もエージングが進んだのか3日目には柔らかくなり広大な音場が…..』
といった表現がかなりあります。試聴機は、みな千時間以上使われており、数日でエージングが進むことは考えられません。
スピーカーは特別なものを除き振動板はエッジとダンパーで支えられております。そしてこの二つは物質のたわみを利用して振動板の動きに追従しています。それまで長期間にわたってお使いになられていたスピーカーでも駆動するアンプがフルデジタルアンプに変わったことで、それまでに入力されたことの無いような信号で駆動されたため、新たな部分のエージングがされたのではないかと推測しています。
機械系のエージングについては車を初めとして使い始めてからあるとき突然静かになったりスムースになったりすることをたまに経験します。同じエージングでも電気と機械では大分様子が違うようです。
さてSD05を一般的なオーディオラックに設置しておられるとのことですが、SD05の厚めのアルミ筐体も聴いている音楽で振動いたします。上下に板のあるラックでは共振や定在波も発生します。天板に重りを置いて振動のモードが変わり響きが良くなることもあります。T.Kさんの場合の良いほうにいったのだと思います。(動物の皮に包まれているのが良かったのかも知れません)このような使い方による調整をSD05は素直に受け入れると思います。
SD05が登場した頃、お客様がSD05はウイスキーのCMの『何も引かない何も足さない』の音楽版だと表現したことがあります。大変に嬉しい言葉と思いました。
それから一年半が経過した現在、オーディオでレコード音楽を楽しむのに『何か引いたり何か足したり』も大切なような気がしています。
001/石田
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『オーナーの集い』ご参加のお礼
http://sd05club.exblog.jp/6867670/
2007-05-17T19:29:00+09:00
2007-05-21T10:42:10+09:00
2007-05-17T19:29:17+09:00
SD05club
石田さんから
先週末は遠路オーナーの集いにお集まり頂きありがとうございました。好天に恵まれ、おかげさまで楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。
那須リスニングールームに始めておいで頂いた方も何度目かの方も、皆さん思い思いに楽しんで頂けたと思っております。また『弦楽亭』ではオーディオと生演奏を同時に聴く貴重な体験をすることが出来ました。
早速、ご感想を寄せられた033さん089さんありがとうございます。
サウンドデザインが日頃から心がけている、リビングオーディオの一端を感じ取られていただけてよかったと思っております。
このような集いによってオーディオ音楽ライフがさらに充実した物になっていく事を願っております。
今回、企画準備をして頂いた002幹事さん、那須でお手伝い頂いた095さんの奥様、099さんありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。
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オーナーの集い
http://sd05club.exblog.jp/6818508/
2007-05-05T22:10:00+09:00
2007-05-05T22:24:08+09:00
2007-05-05T22:10:53+09:00
SD05club
石田さんから
5月12日(土)那須の音楽ホール『弦楽亭』を借りてレコードコンサート形式で行われる予定です。これはSD05のオーナーとそのお仲間の集いです。もっと枠を広げればフルデジタルアンプの集いかも知れません。
当日はお昼頃からサウンドデザインのリスニングルーム前のデッキでバーベキューを予定しています。聴こえてくる音楽を楽しみながらのデッキでのバーベキューは格別です。
3時頃から『弦楽亭』でレコードコンサート形式で楽しんで頂きます。PSDの大山さんは『T3』3号機を違った仕上げと調整で弦楽亭で鳴らす予定とのことです。夕方の休息の後は弦楽亭のオーナー『靖奴』さんとお母さんのピアノによる生音楽をお聴きいただきます。ザ『GSQ』は予定が詰まっており実現できませんでしたその後、おいで頂いたオーナーの皆様の自己紹介を兼ねた『この一枚』を聞きながら9時過ぎまで楽しんで頂きたいと考えております。
お一人で宿泊参加される方の宿はラ・フォンテです。東北新幹線でおいでになる方には那須塩原駅か最寄バス停までの送迎を予定しています。
近隣の方で日帰りを予定されている方もご連絡をお願いします。参加ご希望の方は早めの連絡をお願いいたします。連絡先はファンクラブまたはサウンドデザインにお願いいたします。
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