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本日75wデビュー

こんにちはT.I/089です。いつもお世話になっております。

本日、石田さんの所から、089が75wになって戻ってきました。

結果としては、大満足です。一言いうと「スッキリしたー」です。音像がシャープで、全域にわたりクリアかつスピードも速くなりました。

今まで、100wの時は、低域の情報量不足を中真に、トラポの解像度に100wがついていけなかったような音で、そういった不安定感が一掃されました。

安定感、安心感も大幅に改善したため、TL51X改では情報量が増え、空間表現がものすごくよくなりました。一方XA55ESは、解像度が改善し、全域の見通しがかなりよくなりました。
よりいっそう、トラポの実力が発揮されたようです。出力の選択は、SPの個性と合わせて、トラポの個性も考えて選択する必要がありそうですね。

089も登場から9ヶ月を向かえました。途中、電源ケーブルの変更、DGケーブルの追加、SPコードの変更などを経てきましたが、この出力変更が一番効果が絶大でした。

結果、電源ケーブルは、トラポも含めて、3本ともSD05純正品、DGケーブルも2本ともファンクラブ製に戻ってます。

今回、9月8日のレコードコンサートにて、出力に差による違いを体験させていただいたことが、今回の決断にいたりましたこと感謝申し上げます。

これからもよりいっそうSD05ライフを楽しんでいけそうです。さらに開放的なシステムになりましたことをご報告とお礼まで。

以下は、MIXYに書いた日記です。

出力変更( 9/21)

さて現在出力変更のため里帰りしているSD05だが、この変更へのきっかけとしてもうひとつの出来事を思い出した。

現在トラポを2台使用しているが、ちょうどファンクラブのレコードコンサートのあった夜に、かみさんに「MA」のCDを聴いてみてもらったところ、「いい音ねー。でも、知らない楽曲だし、なにか緊張する音ね。」との感想だった。

というわけで、次にかみさんお気に入りの曲を聴くことになった。よい機会なので、2つのトラポで聴き比べしてもらったところ、TL51Xでは「すごくクリアな音だね。でもちょっと平べったい感じがするねー」との感想、次にXA55ESでは「こっちは、音がくもった感じ、でも低い音がさっきのより(TL51X)ゆったりして聴きやすい」との感想だった。

なんと日ごろ私が感じている通りの感想だった。たしかにTL51Xは改造後素晴らしい解像度になったが、低域の情報量が不足した感じで、全体に中高域に音がシフトして奥行きや立体感に乏しい。反対にXA55ESは、全域にわたり解像度が不足感があり、特に注高域のヌケと、低音の解像度に不満があったのので、かみさんの感想はこの2つのトラポの個性を聴き分けていると関心した。

そのこともあり、2つのトラポはよい意味での「個性」ではなく、不満という名の「個性」を見破られてしまった。そうだ、レコードコンサートで聴いた、XA55ESと100wのT3の音も、次元こそ違い、この不満は同様に感じるものであった、またこれが75wでは、大きく不満が解消されたことを思い出し、出力変更を決断したことを付け加えたい。

TL51Xの情報量の不満、XA55ESの解像度の不満が一気に解消すれば、まさに一石二鳥の結果になると思えるのだが。本日75wになって帰宅するSD05は、どんな答えを出してくれるのか、楽しみである。

追記

SD05が早めに戻ってきたので、早速音だし。この日記を書くまでにCDを何枚か聴いてみたが、結果はビックリするほどの変化で、もう大、大、大満足なので日記を思わず追加してしまった。

 一言で言えば「スッキリしたー」という感じである。100w時代の懸案であった、低域の不安定感が見事なまでに払拭され、全域にわたりクリアかつスピードが改善された、特に低域ののびのびとした音は、100w時代とは違う次元になっている。そして音像も相当小さくなり、ステージ感はさらに奥行き方向が感じられるようになった。

さて、TL51X改は、低域の情報量が増し、空間表現が見事に改善している、あの平べったい感じがなくなった。一方、XA55ES改は、中高域の解像度が改善し、ヌケのよい音になった。
ここまで書くとほめすぎかもしれないが、アクセサリーの追加、変更ではここまでの大幅な変化がなかったので、この半年では大ヒットである。

75wは、トラポの実力をようやく発揮してくれたのではないだろうか。 じゃあ、50wにするとどうなのだろうかといわれると返答出来ないが、当方のスピーカーの事を思うと、ちょっと足踏みしてしまうが、興味はある。
 
ただ、75wにすると、大音量派の私は、ボリュームがちょっと厳しいかなと思っていたのだが、むしろボリュームは100wの時より低めになっている。これは、情報量、解像度の増えた分、耳への刺激がやや強いようで、そのあたりを考えても、我が家では50wではちょっと厳しいかもしれない。

例えるなら、100wは甘口、75wは中辛、とすれば50wは辛口もしくは激辛かもしれないなー。素人意見で申し訳ないが、セレクタースイッチで、簡単に出力が返られたらいいのになと思った。たまには激辛も食べたいし。
by SD05club | 2007-09-27 16:31 | Sound Cafe

省エネ

T.Fです。
最近、仕事でCO2の排出権取引に関係し始めたことから、温暖化対策の重要性に目覚めました。その結果、すぐ熱を持つ会社のパソコンもこまめに消すようになるくらい省エネを意識するようになってしまいました。

A級アンプの音が好きで、80年代から何台も使い続けていますが、その消費電力(つまり浪費)にも最近気になり始め、少し自己嫌悪気味です。最近入手した、ケーブルの下に引く木製ブロックは、機器のウォームアップ無しでも、不思議なくらい即満足(妥協?)できる水準で音楽を再生してくれるので、多少なリとも自己嫌悪感を紛らわせている今日この頃です。

最低数時間のウォームアップが必要と説き、連続通電時間は長いほど良く、機器のつけっぱなしを推奨するような秋葉原の金満ハイエンド店舗には、その環境音痴度及び反社会性にへきへきします。V−12エンジンのフェラーリのステレオ版を売ってるような店ですから仕方ないのかもしれませんが。

つけっぱなしにしないでも満足できる音質で聞ける機器の設計、生産をメーカーに要求するのが有力専門店の使命であり、時代の要請だと思いますが。

その対案がSD−05ではないでしょうか。特に50W版の音質の深さ、濃さ、静けさは純A級に通じるものがある関わらず、実質消費電力はわずか10−20W。設計者の石田さん自身、聞き終えたらオフにするよう指導されているその健全さ。

値段も手作りのハイエンドとしては手頃、というか超特価。(120万円のTA−DR1aとの比較でも明らか)また一切のケーブル等の付属品が付いていないので、無駄が生じない。ファンクラブ提供のアクセサリーに関しては、それを上回る超お得価格で提供されています。有料配布されているデジタルケーブルは、オーディオユニオンでの試聴会で10倍する定価の舶来ケーブルに圧勝でした。(この業界の価格とはいったい何なのか、その場で唸りながら考えさせられました)

DSD信号をデジタル入力することは、設計者の哲学として残念ながら今後も望めそうにないですが、こんな環境に優しく、形状的にも付属品等にも無駄がなく、それでいて音質的に純A級アンプに負けないのみならず、これまでTA−DR1出現まで存在しなかった世界をより純化した形で再生するSD−05は、時代の要請に合致した環境に優しい超高品質商品として今度の新政権が表彰すべき商品だと思います。

T.F 

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T.F さん、お便りありがとうございます。確かにSD05は省エネの観点から見ても最先端のアンプですね。A級アンプや真空管アンプと違い熱くなりません。夏場でも安心して音楽が聴けます。クーラー代も経済的ですね、
by SD05club | 2007-09-26 18:26 | Sound Cafe

はじめまして

ファンクラブの皆さん、はじめまして。
8月にSD-05/134/50Wタイプを購入しました 埼玉県在住のF.I と申します。

去年の11月頃に SD-05の存在を知りまして、今年の1月に都内の販売店より一週間ほど借りて聞きました。

デジタル接続では、音楽の聞こえかた (Vocalの実在感、弦の生々しさ等)が違い、すぐにでも購入したくなりましたが、ぐっとこらえてその時は購入しませんでした。その後、Phonoイコライザーを購入した際にもう一度お借りして、アナログ接続でLPを聞いたときに全く現有機器とのS/Nの違いがあり今回は購入した次第です。とにかく静かで静寂の中から音楽が湧き出てくるように感じております。

使用機器は
SP  オーディオフィジック ブリロン1.0 
CDP  LINN 
アナログ LINN LP-12 
カートリッジ ベンツマイクロ リファレンス
で聴いています。

埼玉県 F.I/134

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F.Iさんお便りありがとうございます。先日のお茶の水のコンサートでも、ブリロン1.0 は大変評判が良かったですね。端正な音がします。聴かれている音楽はどの様な分野ですか?これからも、ご投稿をお待ちしております。
by SD05club | 2007-09-25 11:51 | 私のSD05

レコードコンサート開催について

レコードコンサートの開催も6回を数えました。那須を除けば、いずれも東京で開催されていますので、西日本のファンクラブの会員の方々から関西でのコンサート開催の要望が参っています。

CDトランスポートとSD05は簡単にどこでもお送りすることが出来ます。問題はSPの移動です。純粋なレコードコンサートを公民館等の大きな場所で行う場合は、「T2」が最適です。会場が集会所程度の大きさ(学校の教室程度)でしたら「T3」で充分いけます。

会場を確保していただければ、機材を積み込み喜んで車で参ります。会場費自体は、レコードコンサート会費として集めていただければ、その他の費用は掛かりません。よろしくお願いいたします。

中京、関西方面、信越、北陸方面まででしたら、車で移動可能ですね。東北道沿いの方は、是非那須の試聴室または、弦楽亭さんのコンサートにどうぞお越し下さい。
by SD05club | 2007-09-18 11:39 | Fan Club のお知らせ

お疲れ様でした。

ファンクラブ担当者様

先日は長時間お疲れさました。さて当日の感想です。

会場に入るとすでに3LZが鳴っていました。シューベルトの交響曲です。たまげました。実は私この一ヶ月間毎日数時間おなじ3LZを聞いているのです。アンプはまだSD05が買えないので、4ワット程度の米国製安物真空管アンプで鳴らしています。ところが会場で鳴っているオーケストラはとても3LZで鳴らしているような音ではないのです。というと語弊があるかも知れません。というのはそこでの圧倒的違いというのは音そのものというより音と音の間にある空間、楽器と楽器との間にある空間、なのです。

いつもSD05を聞くと感じるのはそのことです。会場に入った瞬間にコンサートホールで鳴っているような錯覚?を感じるのです。ちなみに私、平均月一回はコンサートに行っているのでこの印象がそう的はずれなものだとは思えません。SD05の特徴はまさに音色というより空間の表現にあるのです。たぶんなにも色付けの無い正確な再生なので余計なものがすっかり洗い流されてそこにぽっかりと空間が浮かぶのだろうというのが私の推測です。その分と言ってはなんですが、音色そのものはさっぱりと感じるかも知れません。

それはきっと何も足していない、化粧のない素肌まるだしの音だからなのだと思います。ここまで我家の3LZと違うとあきれるばかりです。SD05はよほどタンノイと相性が良いのでしょうね。早く私もSD05が欲しいと心底思いました。
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その後はJBL、これは音が固まってもたつきを感じました。次の新理論の3ウエイ、見てくれは高校生モデルなみでしたが刺激音のまったくない滑らかなで、それでいながら元気の良い音を私は好きでした。私が先日まで聞いていたローサーに何となく似ている気がしました。ローサーから荒さを取った感じというのでしょうか、音色はとても似ているように感じました。

フォステックスの新型、音場や楽器の位置、低音、高音など性能的には大層すぐれているのでしょうが高性能デジタルテレビを見るときのように感覚的になぜか違和感を感じてしまいます。どこか自然でない感じがするのです。特にこのSPの弦の音は苦手でした。たしかに性能の良さを感じるいわゆる正しい音なのですが、値段的には手ごろなので期待していたのですが残念です。

次のダイアトーンP610、高面開放箱、やはり昔の音の雰囲気です。音がまとまってしまい音楽としてはとても聞きやすいのですがSD05の得意技?空間表現に力を十分発揮できるタイプのSPではないようです。音色はとても気にいりましたが!

最後のブリロン、これで大丈夫というほど小型ですが、まるで破綻なく全てを再生していきます。その再生の表現が今までの個性的なSPと較べるとやけにクールで正統派、どこが突出しているという特徴はありませんがここが悪いという欠点も見つからない音でした。ましてその大きさを考えるとまさに脅威のSPでしょう。くれるといったらすぐにでも持って帰りたいSPですが、もちろんだれもそんなことは言ってくれないでしょう!

ここでしばし休んでT3の登場、おおきさもふた周り以上大きくデザインも現代的でいかにも現代SPといった風情ですが,出てくる音を聞くと愕然、いままでのSPとは次元が違うというほどリアルなのです。

3LZで十分と思っていた私ですが、やっぱりお金の都合と部屋の都合がつけば(両方無理ですが)こちらのほうがやはりだんぜん素晴らしいようです。というか表現するものがまったく違うという感じでしょうか。その意味では3LZには穏やかさとか暖かさとか特別な音色の良さなどがあるのですが、何もかも余計なものがそぎ落とされて、音が空間にぽっこり浮かぶという体験はSD05とT3のコンビがすべてのハイエンド機材のなかでも極めて突出していることは間違いありません.

その後さらに50W,75W、100Wなどの出力の比較などありましたが、もはや私の耳にはそれらはわずかな違いにすぎず、SD05とT3がかなでる音というおおきな一つの印象のなかに埋没していったのでした。

SEIBO

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SEIBOさん、いつも遠いところをお越しいただきありがとうございました。今回のタンノイIIILZは、本当に良く鳴りましたね。担当者も意外なほど過不足無い「音楽」を奏でていました。SD05とタンノイのモニターゴールドはよほど相性がいいのでしょう。それから、ブリオンも音楽を奏でていましたね。調整を追い込まなくてもあそこまで鳴るのには驚きました。

第二部の50Wと75Wとの音の差や、CDトランスポートの違い、そしてソースの重要性を再確認したコンサートでした。

参加された皆様のご感想や、SD05のオーナーのご意見を拝聴したいと思っています。是非お便りをお寄せ下さい。
by Sd05club | 2007-09-13 21:51 | Sound Cafe

9月8日の感想

ファンクラブの皆様へ
非会員ですが、九月八日のお礼を兼ねて、試聴会第二部の感想、と言うよりかは余談も多分に含まれた雑感を寄せさせていただきます。

三種類の出力アンプの比較と、石田さんの話が目当て参加しました。
T−3を使っての75W、50W、100Wの順での比較では、75Wに比べて50Wは圧勝。「この焦点の良さと密度の濃いさは、純A級アンプを聞いてるみたいだ」と私が呟くと、 石田さんは「出力は25W(8Ω)某国産30ワットA級アンプなんかと同等です」と答えられ、実はそれが自分が帰宅で使っているアンプなので苦笑してしまいました。

100Wは75Wより、もっと「だるい」音かと思いきや、「なかなかこれもいける!」、「音像はずっと大きくなるけど、ゆったりとリラックスして聞きやすい」と思わず聞き入ってしまいました。
T−3で聴く50Wと100Wモデルは、同じ曲でも、異なる表情ながら、どちらも好ましい艶かしい世界を創り出していました。

50Wが最も自分の好みに合ったように思いましたが、これがブラインドテストだったならば、迷った筈です。75Wは「いいとこどり」ではなく、「どっちつかずで中途半端」だと感じました。進行の方がいわれていましたが、50Wと100Wを使い分けておられるのは、十分理由があると思いました。 最近の試聴会では、75Wモデルを主として使用されていますが、T−3との組み合わせで、あえて最も魅力のないモデルを使わなくてもいいじゃないかと思いました。

JBLのスーパーツイーターを乗せた最新のTANNOYを国産A級アンプでパッシブバイアンプ駆動の自宅のシステムで試聴会と同じ女性ジャズボーカルCDを帰宅後かけてみたところ、
SD05の50Wと音色では遜色、違和感がなかったですが、音像はSD05の100Wに近い大きさで、少し複雑な気持ちになりました。自宅のシステムはSD05の50Wの音色と100Wの音像を持っていると思えば、そんなに悪い気持ちはしませんが、今回の試聴会後の自分の感性としては、もっと絞られた音像が好みであることが自覚できましたから。

あの会場にT−3をぽっとおいて、あれだけ音がでてしまうと言うことは、自宅でケーブルや電源、設置方法等、もっと細部に気を配って調整した時の音はすごいんだろうな、と、いろいろと会員の皆様の自宅での音を想像してしまいます。

石田さんの解説では、i-linkだけでなく、他社のオーディオ専用リンクを使ったとしても、スクランブルをかけている点では一緒だから、採用はありえないとのことでした。(と、私は理解しました) 石田さんは、アンチSACDではないと公言されていますが、やはりSD05の次のモデルでのSACDのデジタル対応はないことを再確認できました。

石田さんは西のS社の1ビットアンプの技術的限界についても話されました。(ソニーのOBからDSD技術の批判を耳にするのもへんな話ですが)自分的には、その製品がいかに発熱が多くとも、音が良ければいいじゃないかと思うのですが、あえて反論しませんでした。実際、その商品の初代モデルの強烈に派手で(今思えば)ハイファイ的な音には驚いた経験があります。でも当時はすばらしい音だと思ったのですが、、、。

と同時にふと思い出したのは、西のS社広報部の話では、その初代一ビットアンプ設計者は、数年前定年退職したとのことです。と言うことは、西のS社にも、石田さんの双子のような技術者が広島(同社のAV事業所所在地)に存在したことになります。(まさか、その技術者が定年退職後に作るSD05の広島版が存在するなんてことないでしょうね。何か想像が膨らみます)

是非とも、石田さんとその広島の双子技術者との対談をファンクラブで聞いてみたいと思いませんか。その一ビットアンプも持ってきてもらって、対談だけでなく比較試聴も兼ねて(注)。 そんな夢物語を胸に帰路に着きました。 以上

T.F

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T.Fさん、いつもご参加いただきありがとうございます。
石田さんのお話しが面白くてご参加される方も多いいようです。第一部では余り時間が無くなり、お話しを聞くチャンスが少なかったのですが、第二部では面白いお話しを聞くことが出来ました。

いつも石田さんが言われるのですが、SD05は、いわゆるアンプ(増幅器)ではありません。DAコンバーター自身が、直前で電力に変換させ直接スピーカーを駆動するわけです。その為、通常のアンプに不可欠なトランジスタの並列駆動も必要なく、電力損失がほとんどありません。先日のコンサートでも、都合10時間ほど通電していましたが、アルミのケースは暑くなりませんでした。

従来とは、まったく異なったアプローチの電力変換器が、あれだけの音を出すこと自体がとても不思議ですね。今回はあえて古いSP群を鳴らしてみました。設計コンセプトの違いも解りましたが、オーソドックスに作られたSPは、最新のSD05でもまったく破綻なく、歪みのない音を奏でていたのには、今更のように驚きました。

標準に75Wタイプを持てきたのは、やはり両方の特徴が出て、様々なSPにも対応するからだと思います。音を追い込まれていく方は、50Wがお勧めですが、入力の質を問われるようになります。いろいろな音楽に身を任せるには、100Wの悠然となるタイプも魅力的ですね。
by SD05club | 2007-09-12 09:41 | Sound Cafe

レコードコンサートの感想記

T.U/099です。
9/8のレコードコンサートについて僭越ながら少し感想を書かせていただきます。

●スピーカー

一番気に入ったのはオールドタンノイの奏でる音楽です。その外観からは想像もつかないような新鮮な音の響きには驚きました。とても数十年前のスピーカーとは思えない音です。
この音を最初に聞いてしまうと、後のJBLやフォステックスetc、音はいかにもオーディオ的な音に聞こえてしまい、あまり印象に残りませんでした。

ただ、多くのスピーカーを一度に聞き比べることで、T3の実力の高さを改めて感じることが出来ました。
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●会場

T2+SD05の実力を思う存分発揮する、というならば杉並公会堂のような広い会場がいいと思いますが、今回のように、スピーカーごとの個性の違いを味わうためには、今回のホールはちょうどいい広さ、残響でまさに企画にぴったりの会場だったと思います。次の企画があれば、是非、また同じ会場でお願いします。
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●音源

テープやレコードの音を24bit/96KHzでICにデジタルレコーディングした上で、音源として利用するというのは非常に面白い試みだったと思います。

この音源の視聴実験によって音源をデジタル化することの影響と、石田さんが話されている「SACDは器としてはCDより大きい。でもCDでも十分すぎるほど器としては大きい」ということがよく分かりました。

●録音

タッドさんが杉並公会堂で録音された、CDの音は、まさに鮮烈の一言。
2本のマイクで録音して、2本のスピーカーで再生するだけで、ここまで空間そのものを再現することができるのか、これが本当のステレオか…と目から鱗が落ちる思いでした。Fan clubでの配布が今からとても楽しみです。

T.U/099

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T.U/099さん
いつも会場でご協力をいただきありがとうございます。第二部の後半で掛けた、杉並公会堂大ホールでの演奏は、本当に会場のアンビアンスを見事に再現していましたね。シンプルな録音がどれだけの情報を拾っているかが解り、改めてSD05+T3の実力を見直しました。

今回のホールは、今までのレコードコンサートの中でも一番音の差が出る、ある意味オーディオ的な会場でしたね。
by SD05club | 2007-09-10 10:29 | Sound Cafe

9月8日のレコードコンサートの感想

T.K/115です。
9月8日(土)はファンクラブ主催のレコードコンサート(於、お茶の水クリスチャンセンタ)の午前11時からの部に参加させて頂きました。世話人さんと関係者の皆さんの4時間強に亘っての八面六臂のご活躍ですっかり楽しませていただきました。本当に有り難うございました。内容は企画された世話人さんが疲れたと思わず漏らされたくらいの盛りだくさんですっかり楽しませて頂きました。先ずは御礼申し上げます。

さて、コンサートの感想、まずは前半の種々のスピーカの試聴からです。

 名機モニターゴールドを収めたオールドタンノイのIIILZは40年ものとは思えない鳴りっぷりで、結果的には本日一番というところでしょう。予想をはずれジャンルを選ぶことなく素直に音楽を聴かせてくれました。個人的には世話人さんがアナログから録音された越路吹雪とシナトラの歌の濃さに参りました。正直もう少し、この世界に入って居たかったです。特にシナトラが単なる濁声に聞こえず、往年の力強さは失われていたとはいえ東京公演で聴かせてくれたゴージャスだった彼の歌声を思い出しました。

 JBLは、それらしい音は出てはいましたが、この機種の音作りが裏目に出たようで、積極的にSD−05を選ぶ理由が見つかりませんでまた。少なくともこの機種に限ってはJBLの音を聴きたければ、他の選択があるように思いました。

 発売の準備を進められているSシステムは、プロトタイプであるためでしょうか、美音ながら比較的小編成向きを意識されたコントラストの明確な音作りをされているように聴かせて頂きました。タンノイから出されているオートグラフ・ミニを壁に接近させてセッティングして聴いたような感じで奥行き感をそれほど出してこない表現といえばいいでしょうか。エンクロージャに構造的に複雑な方策が講じられているためでしょうか大編成ものには混濁感が伴っているように私の耳には感じられました。こうしたことは、いうまでもなく製品では解決されていることでしょう。

 フォステックスの新製品は、見事にエッジの立った音でしたがエージング不足もあったのか、上下の帯域の音調が異なって聴こえました。此処までに聴いてきたスピーカとは異なる音調のもので05との相性もあるのでしょうが評価が難しいとものでした。

 audio physic Brilon 1.0は、評判どおり過不足のないバランスの整った音と聴きました。
 最後の後面解放エンクロージャに収めたダイアトーンのP-610は、出番に恵まれなかったのか、左右のバランスの違いとかを含めたコンディションが悪かったのか、残念ながら私の記憶にある音は出てきませんでした。あえて表現すると、コーンが空振りしている、そんな感じでした。

というところで、私のベストはタンノイとなりました。同軸という構造もさることながら、箱の鳴らし方を含め設計者のセンスの良さがあるのだと思っています。以前、所用でロンドンに出かけた際、お邪魔したお宅(お屋敷)の、あのオートグラフがこぢんまりと納まってみえる部屋で聴かせてもらう機会を得ました。その時の音量はそれほど大きくなものではありませんでしたが、広大に展開する音場と独特の音色にうっとりするとともに、タンノイは大きな部屋で聴くものと刷り込まれたようす。そんなことで、これまでタンノイにはトライしたことはありませんでしたが、少し考え直してもいいかなんて思い始めています。マズイなぁです。(^^;)

後半は、最新型スピーカPSD社のT3を使った前回のコンサートの延長上にあったようで、出力の差異による表現を確認するという趣向となりました。これは私が50WのSD−05にモニタの系譜をもつSPを使っていることもあり、タッドさん録音のCDが50Wで聴く音楽がスッキリと耳に納まりました。その一方で、第一部の感想のように、もうワンセット、つまりタンノイを持っていても良いかななんて、悪魔の囁きが聞こえてきています。

ここではソニーのXA1200ESを改造したトランスポートが使われましたが、前回より聴きやすい音でした、が石田さんのコメントにあったように、SACDプレーヤの音と共通の響きが加わるようです。このあたりは、SACDとメカを共用するが故のバッファメモリによるものなのか技術的な興味がかき立てられています。

こんな充足感と新たなる疑問を土産に家路につき、早速自分のシステムで音楽を聴きながら、感想を書いています。改めて色々、有り難うございました。今後ともよろしくお願いします。

PS;私の気のせいかも知れませんが、スピーカによっては左隅に置かれたピアノが共振していたように思います。

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T.K/115さん、昨日はありがとうございました。また早速ご感想をお送りいただき感謝しています。第一部のメインイベントは「古いSPの鳴き比べ」でした。各SPの個性の差が出て面白かったですね。結果としてタンノイが良くなったようです。アナログ全盛時に、真空管アンプを前提に作られたSPも多く、各々の個性がでて良かったですね。JBL,ダイアトーンとも家で実験したときはもう少しでたのですが、、。ブリロンは評判通りでした。そして思ったより良かったのが、オリジナルIIILZでしたね。私も意外なほどでした。

確かに横のピアノが共振していました。ペダルを踏むのを忘れました。やはり楽器とSPの両立は難しいようです。 K/013
by SD05club | 2007-09-09 14:34 | Sound Cafe

昨日の音源について

昨日のコンサートでお掛けした音源についてお問い合せがありました。スピーカーの鳴き比べだったので、余り種類は多くしないでお掛けしました。いつも掛けている盤なので、詳しくご紹介せず失礼しました。また、市販していない音源を使ったのでは比較が出来ないと言う声もございましたが、先日、杉並公会堂で、Toddさんに録っていただいた、JAZZトリオの演奏をご紹介しました。昨日使った音源は、今回は間に合わなかったのですが、近く会員配布をするべく準備しています。その他の音源は、すべて市販品を使いました。もちろん昔のレコードはとうに廃盤になっていますが。


b0098901_14583188.jpgシューベルトの交響曲第九番エリオット・ガーディナー指揮ウィーンフィル・ 第一楽章の冒頭の部分をお掛けしました。私が好きなベームやクレンペラーに比べると大分テンポが速く、ゆったりとした感じは少ないのですが、ウィーンフィルの弦の音がとても素敵です。DGG 457-648-2



b0098901_14584564.jpgソプラノ歌手 シルヴィア・マクネアーがアンドレプレビンのピアノ伴奏で歌った、ブロードウェイミュージカル曲集です。第一曲目の 「オズの魔法使」~虹の彼方に と 第二曲目の 「コットン・クラブ・パレード」~ストーミー・ウェザーの二曲をおかけしました。PHILIPS 446 818-2




b0098901_1553128.jpgおなじみのサヴァールの家族総出演のアルバムから、カタルーニャのカルドナ城参事会教会の見事な音楽空間で収録されたもの。アルバム・タイトルは、時間と演奏などの瞬間をイメージした物だそうです。空間が良く再現されます。AILA VOX 9841




b0098901_15573075.jpgアナログレコードからの音源は、越路吹雪の日生劇場79年リサイタルと森進一74年リサイタルの二つのアルバムから、アダモのサントワマミーを。クラシックはウィーンのコントラバスの名手ルードヴィッヒ・シュトライヒャーのコントラバスコンチェルトです。Teldec 6.42045 (1976)




b0098901_1672955.jpgおなじみのベルナルド・ハイティンクのアムステルダムコンセルトヘボーのブラームスのセレナード第一番、そして59年のハリーベラフォンテカーネギーホールコンサートを4tr tapeから、最後はフランクシナトラのキャピトル時代の代表作の2tr tapeです。


そのほかの音源は、先日ご紹介したMA RECORDINGSを使用しました。
by SD05club | 2007-09-09 14:32 | Fan Club のお知らせ

ご来場ありがとうございました。

レコードコンサートご来場の会員の方々へ

昨日は、台風一過、夏がぶり返したような暑さの中、お茶の水にお越しいただきありがとうございました。おかげさまで、都合10時間近くの長丁場を無事終えることが出来ました。盛りだくさんの内容で、各部4時間の時間をはみ出すほどでした。結果として一部と二部では趣向が若干変わったのも自然の流れだったのかも知れません。

第一部は、ご来場の皆様も多く、音楽にもオーディオにもベテランの方々が多く古い、スピーカーの鳴き比べが大変盛り上がりました。反対に第二部は、T3を中心として、50Wと75W、100Wの三種類の鳴き比べに時間を費やしたようです。石田さんのお話しも第二部では盛り上がりました。先日の杉並公会堂大ホールでのコンサートの実況盤は、実際に聴いていただいた方々も多く、本物の会場を彷彿とする再現力に驚きました。

SD05+T3は、トランスデューサーとしての能力は群を抜いています。その為、入力の質を問われる結果になります。人工的に作られた音は、すぐその不自然さが現れますが、本当に自然な録音は、温度感まで変わるような、会場の空気そのものを再現することが、昨日も確認できました。昨日もご案内いたしました、MA RECORDINGSのCDは、その点でも素晴らしい「間」を再現していました。

SD05を定点観測として、各種のSPの違いや鳴らし方の差を聴けたのは、企画者としても望外の楽しみでした。前日に思いついたアナログレコードやテープからのメモリー録音機を通じての再現も、音は軽くなっていましたが、かなりの差を再現できたようです。何よりも50年間のオーディオの流れが、あるところではまったく変わらず、あるところでは比較も出来ないぐらい進歩している点も再確認できました。オーディオが音楽を聴く道具である限り、音楽そのものの質を問うことになります。

今回の地下の部屋は、音響的にも考慮されており、今まで何回も開いてきたレコードコンサートの中でも、もっとも音の差が解った様です。これからも、皆様のご要望を取り入れて面白いファンクラブの例会にしていきたいと思っています。また、初めて、SD05をお聴きになられる方もおられましたが、その方々に感動が伝わるような企画にしていきたいと考えています。
長丁場、お付き合いいただいた会員各位の皆様、そしていつも重いSPを軽々と運んでこられる大山さん、全てを見守り、支えていただいている石田さん、いつも応援してくれているT.U/099さんありがとうございました。

皆さんのご感想が、これからも掲載されていきますが、皆様のご投稿だけで運営されていますので、会員各位に於かれましてはよろしくご投稿をお願い申し上げます。このファンクラブは、SD05を通じて、音楽を楽しんでいる会員の方々のページです。いろいろな経験を積まれている方が様々な方法でアプローチされているバリエーションこそが楽しみです。これからもよろしくお願いいたします。
K/013
by SD05club | 2007-09-09 09:40 | Fan Club のお知らせ