<   2008年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

3点セットの感想

ファンクラブの皆様
こんにちは石川@160です

先週T4 Limited(黒)が届きましたので
簡単な試聴報告をさせていただきます

8月2日の御茶ノ水視聴をきっかけに
3点セットの購入を決めたのですが
このたび待望のSPが届き(大山さん手渡し感謝です)
また自分の環境が一般的な賃貸マンションの一室なので
皆さんの参考になればと思い感想を書かせていただきます
b0098901_14401141.jpg

SPを設置した部屋は6畳の洋間です
写真の様に部屋の中央寄りにSPを配置しているため
ソファで聞くとかなりのニアフィールドとなります

みなさんT4を小型SPと言いますが
それはT2,T3と比べて「小型」であって
この部屋に置いたT4は
その深いこげ茶色のカタマリから
かなりの存在感があります

そんな環境でスタンドにポン置きしただけですが
部屋の外にまで広がる音場と奥行きが現れびっくりしました

しばらくすると音色が安定してきて
とても新品のSPとは思えない音がしてきました

直前まで使用していたSP(Dynaudio Contour1.1)との比較になりますが
・圧倒的な情報量
・広大な音場
・十分な低音
・自然な録音はSPが消える

と、このあたりは狭い私の部屋でも実感出来ました
ただ一番びっくりしたのが高音の抜けのよさです

大山さんが「この音が歪まず出たときはびっくりしました〜」と
聞かせていただいたジャズピアノの凄み

更に手持ちのCDを聴きなおすと
今まで「ガン!」と鳴っていた打楽器の音が
実は「ガキン!」と突き抜けていた事も分かりました
T4のコンパクトで強固な箱の効果でしょうか
素直に音が出てきます
b0098901_14412439.jpg

そして意外なところではTVのライブ音声との相性が良さがあります
相撲中継や海外サッカーのステレオ音声ですが
部屋いっぱいに広がる臨場感にびっくりします

話題ブルーレイソフトの小澤とベルリンフィルの悲愴も聞いてみました
困った(?)ことに別部屋に設置してあるAVアンプのサラウンド再生より
BDレコーダー(BDZ-V9)のアナログ出力をSD05で鳴らす方が
はるかに私の好みです(両方ともS-Masterアンプなのですがねぇ)

BDのデジタル音声はHDMI以外は強制的に48kHzに変換されます
収録されている96kHz音声もこの変換工程のせいか
SD05のデジタ入力でも鮮度の低い薄い音になります

せっかくSD05は96kHzに対応しているのに
困った規格ですね〜

今テーブルとSPスタンドを大山さんにお願いしています
これでT4の圧迫感がずいぶん減るでしょうから
日本的なリビングオーディオに
また近づけるのかなと思っています

その一方でこんな妄想も・・・
いや〜SD05のアナログ入力はすばらしい
石田さんはSD05の5ch Verなんかやんないだろうから
マルチをやるとすればSD05×3台&T4×5台か〜(おっと)

いや、失礼しました
by SD05CLUB | 2008-09-30 14:39 | 私のSD05

懇親会に出席して

ファンクラブ 幹事様
 
先日の懇親会の企画、運営、大変お疲れ様でした。

今年は年頭から、HD1の改造に始まり、T4の誕生、SD05のバージョンアップと、そのすべての完成度の高さに驚かされっぱなしの一年でしたので、ちょっと早い忘年会気分で懇親会に向かいました。

私が会場に着いたのは、間もなく2部が始まろうとする直前で、T4スタンダードが特性スタンドの上で鳴っていました。

会場がとてもライブで(残響が2秒だそうです)、さぞかしねぼけた音で鳴っているのだろうと思いながら着席をしたところ、この2本から音が出てますよという鳴り方をしていました。。

わたしが以前、幹事さん宅で聴いたT4は、まるでスピーカーの存在感がなくなり、広報に広大なステージが広がる鳴り方でしたので、T4がスタンダードだからなのか、スタンド置きのせいなのか、やはり部屋のせいなのかという疑問を残しつつ、第2会場である、スタジオに向かいました。

そこは、デッドな部屋で、今度はコンパクトなまとまりのある音で鳴っていました。様々なジャンルの曲を聴いていくうちに、音場が自然なものから、定位がバラバラなものと、CDの質が、まるで測定器のごとくわかる部屋でした。
b0098901_16512145.jpg

第1会場に戻るつかの間、どちらも極端な鳴り方をする「部屋」だなあと思いながら懇親会会場に戻ったところ、

あれっ!先ほどとは異なり、スピーカーが消えたような鳴り方に変わっています。レコードコンサート用に幹事さんがセッティングを変更したとのことでした。

また、T4や、今回お目見えしたコンソールの材質や、構造についての説明を聞き、材料や組み立て方について、「硬さと柔らかさ」が両立した物であり、、またその重要性を知りました。そういえば、SD05も天板だけは、ポンポンと泣きがある構造だしなー、なんて思出しました。

今回の懇親会を通じて感じたのは「自然」という意味です。でも、オーディオでやっていることは、結構「不自然」なものが多いのです。

例えば遮音や吸音に配慮した専用ルームでは、会話の声も不自然にきこえますし、オーディオ用のラックやコードなども、普通の部屋で使用するには不自然な造形や見た目の物が多いのではないでしょうか?

つまり、快適な居住空間で、自然と部屋にとけこむようなオーディオであってこそ、音楽を楽しく聴くための重要な条件だと感じたのです。

と考えていくうちに、石田さんが以前からおっしゃっていた「リビングオーディオ」ということと、T4のコンセプトである「邪魔な低音はいらない」というキーワードがようやくリンクしました。

これは、普通の居住空間でも、きちんとセッティングを行えば、自然な音楽再生が可能であり、それには部屋を共振させて不自然な響きが出てしまうような低音はいらないのだということでしょう。その上、小音量でも素晴らしい再現性があるのですから、家人や近隣に気遣いなく音楽が楽しめるのですね。
b0098901_16523330.jpg

私の089も我が家に来てからもうすぐ2年になりますが、部屋のドアを開けっ放しにして音楽を聴くことが増えました。今後もサウンドデザインを中心に、より身近に音楽を楽しめるオーディオをもっと広めていってほしいと思っています。

石田さんが、「もうSD05でやることはやった」とおっしゃっていましたが、まだまだトライしていって欲しいと思います。そう、もっと多くの人に「リビングオーディオ」のすばらしさを知ってほしいからです。

今後も皆様方のご活躍を期待しております。

TI/089



   
by SD05club | 2008-09-23 16:43 | Sound Cafe

懇親会では

001/石田です。

木曜日の午後から開催されたオーナー懇親会には平日にもかかわらず多くの方にご参加いただきありがとうございました。

日常とは違った、響きの多い大きなホールと、響きの無い小さな練習室の音の違いに戸惑われたと思います。また、問われるままに色々なお話をしてしまったので混乱された方もおられたのではないかと今になって気になっております。
b0098901_21461734.jpg

今回は皆さんで会話を交わしながらの試聴ができたことで同じ音楽、音を聴いていても個人によって聴こえ方が違うことに気が付かれたのではないでしょうか。話のなかでもあったように音楽を聴いているのは脳なのです。普段の環境、経験、目指すところによって違って聴こえるのは普通のことです。音を言葉で表現して伝えるのは難しいことがお分かり頂けたのではないかと思っております。

技術の部分では説明が不十分で申し訳ありませんでした。この場を借りて細くさせていただきます。

光ディスク(CD)と磁気ディスク(HDD)の違い、マルチビットと1ビットのお話をしました。どちらも1か0を読み書きしたり伝達したりするものです。データ(数字)を扱う原理としての優劣はありません。問題はそれらを実行するにあたっていかにハードの負担を少なくして安定に動かせるかにあります。

そして、重要なのはアナログに変換するときです。マルチビットのままアナログに変換しようとすると14ビットで約1と1/16000の量を同時に扱わなければならず、これらを正確に扱うのは困難なことです。これに対して1つの決まった量を高速で足していくほうが正確といえます。CDが登場した頃は困難だった高速処理が可能になって1ビット処理が多くなりました。

高速処理技術はPCの進歩によって飛躍的に向上しました。オーディオの分野でも大いに恩恵を受けています。いずれの場合も時間の精度が重要なのはいうまでもありません。小音量の再現性もよくなった現時点ではレコードで音楽を楽しむのにCDで十分なのではないでしょうか。

皆さん大いに音楽を楽しんでいただきたいと思います。
by SD05CLUB | 2008-09-20 21:59 | 石田さんから

ありがとうござました。

平日の雨にも関わらず杉並公会堂でのファンクラブの例会にご参加いただきありがとうございました。40名を越す盛況でした。
b0098901_94477.jpg

会場は大変広くて、残響もタップリのオーケストラの練習場です。また別室の練習用スタジオでは一転してほとんど響きの無い環境でのサウンドと両方を聴いて頂きました。第1部は、ご自由にご持参のCDを聞いて頂き、SPのレイアウトも動かしてサウンドの差を体験して頂きました。あれだけの残響の中でも壁からの距離や向きで音の差は生まれます。
b0098901_1147813.jpg

b0098901_935844.jpg

一通り、音楽をお聞き頂いた後での石田さんのお話が面白かったですね。

● CDプレーヤーの構造
● 光ピックアップについて
● 読みとり誤差と修正
● スタンパーの制作方法
● 同じCDでの製造工場による音の差
● CDの材質・ガラスのCD
● CDの開発秘話
● CDプレーヤーはアナログ
● CDPとHDPの差
● 音の違い
● マルチビットとは
● 14ビットと16ビット
● ハイサンプリングの仕組み
● ワンビット方式
● 24ビットと32ビットの器の違い
● SACDの音
● 筐体の音の差
● デジタルの仕組み
● 耳はマイクロフォン
● 耳の自動制御機能と大音量の危険性
● 結局聞いているのは脳
● 満天の星では、星座は見えない?
● 満月の夜は星は見えない
● S/N比について
● ヴィンテージのSPの解像度
● ヴァージョンアップの効果
● ケーブルのテスト方法
● 置き台による音の差
● 床の材質は
● いやな音を立てない方法
● 材質のゆがみ・歪みは音に現れる
● SD05はアナログアンプ

等々、大変内容の濃いお話をしてくださいました。
b0098901_11472880.jpg
b0098901_1148056.jpg

夜に入り、懇親会が始まっても、石田さんのお話はどんどん続いていきます。補聴器の開発の時に、耳の構造、聞こえる仕組みを徹底して学ぶため、大学に聴講に出かけた話から、耳の細胞の仕組み、音の防御、寝ているときの無防備、背後から無防備で大きな音を出されたときの危険性、耳のいい人は血圧が高め!疲れると、耳が聞こえなくなる、眼が見えなくなる等々のお話は大変参考になりました。

また、大山さんのSPスタンドやコンソールの構造の詳しい説明も面白かったです。材質や接着剤の音の差も、ご質問があり詳しくお話しして頂きました。
b0098901_8362031.jpg

アッという間の、六時間でした。終了近くの時間に掛かった、ショパンの協奏曲の第二楽章の消えゆくようなピアノの音、そしてイネッサガランテのカッチー二のアヴェマリアが白眉でした。

終了後の後かたづけを終えて、機材を大山さんと一緒に運んだら、心地よい疲れが出てきました。皆様も帰り道でも、あの素晴らしい音が鳴り続けていたと思います。

ご参加頂いた方の感想をお寄せください。

次回の例会をお楽しみに!
by SD05club | 2008-09-19 09:08 | Fan Club のお知らせ

今週の懇親会に

連休の間でお忙しいでしょうが、今週木曜日、9月18日の懇親会に是非ご参加ください。毎年、那須で開いていますが、やはり遠くて参加できないとの声もお聞きします。今回も東京以外のファンクラブ会員の方には、申し訳ありません。

先日のVer.up以来、大変皆さんも盛り上がっており、ファンクラブも投稿で賑わっております。SD05を原器としたPSDのSP群も、今回の「T4」で,ブレークスルーしたようです。

先月のお茶の水での、試聴会に引き続き、今回の例会ではその新しいコンビの音を存分に楽しんで頂こうと思っています。会場は、いままでもレコード演奏会を開催してきました、中央線・地下鉄丸の内線の荻窪にあります杉並公会堂の小ホールの反対側にあるグランドサロンで開催されます。
b0098901_610440.jpg
このグランドサロンは、本来はフランチャイズの日本フィルの練習場で使われています。大ホールの舞台と同じ大きさで作られており、残響も大ホールとほぼ同じ響きがします。練習に使われないときには広く区民に解放され時間貸しで使用できます。社交ダンスや演奏会、各種催し物も開催されていますが、予約でほとんど埋まっておりまとまった時間が採れません。今回は運良く練習がキャンセルになったようです。

この会場では、石田さんに質問から普段はきけない、制作上のお話やフルデジタルアンプの詳細について語って頂こうと思っています。皆さんも初歩的なご質問でも、技術的な質問でも、お聞きになられたい事をお考えになって来てください。
今回のVer.upで石田さんの開発当初からの懸案事項はみな解決したようです。皆さんのさらなるご要望で石田さんを新たに燃えさせて頂きたいと願っています。
b0098901_785340.jpg
続々、制作中のT4です。塗装工程が多く時間が掛かりますが、出来映えが違います。

今回は、大山さんの方から、SD05用の置き台、大、中、小の三種類が発表されます。いつも試聴会で使っている石田さんお手製のコンソールのお問い合せや、製造のご要望が多いので、今回、大山さんに無理言って作って頂きました。

特に、大きな台は、500×1500もあり、高さは目の前にSD05を置いても視界の妨げにならない、400の低さに押さえてあります。ソファーで使用した場合のテーブルとしての高さでもあります。

その、大きなテーブルは、その上に「T4」を置いて一体型として使うことが出来ます。目の前に置いて鳴らしても、ステレオの音場は拡がり圧迫感がありません。これなら部屋を選ばず、どこでも使えます。普段は壁際につけていても、簡単に引き出しご自分だけの小宇宙を再現できますね。勿論、ボリュームを上げれば躍動する音楽が生の大きさで再現できます。

大山さんの二人で試聴したとき思わず笑い出してしまいました。こんな簡単な装置でどうしてこんなに実在感がある音がするかです。彼の25年以上のオーディオ歴の中でも初めての経験でした。この音が買えば、すぐ手にはいるのなら、今まで我々が苦労してきた何十年は何だったのかと思わせる音です。オーディオマニアではなく音楽ファンに是非聞いて頂きたいと思っています。間にテレビを置いてオペラを見ると舞台が確かに存在しています。

この音を、実感して頂きたく今回は別に練習用のスタジオも押さえました。20畳ほどの大きさです。音はデッドでしょうが、その方がこの組み合わせの真価がわかっていただけると思います。

場所:杉並公会堂 グランドサロンとスタジオ* 
    東京都杉並区上荻1-23-15
    TEL:03-3220-0401

日時:9月18日(木)午後三時から九時まで
     第一部 三時から六時まで自由にお聴き下さい
     第二部 六時から懇親会を兼ねたレコードコンサート
        *スタジオでは随時聴けます。

会費:参加費 1000円
   懇親会 2000円

参加のお申込は、ファンクラブ石田さん大山さんまで皆さんのご参加をお待ちしています。懇親会ご出席の方は、食事の用意もありますので是非事前にお申し込みください。
もっとも、当日ぶらりとよられても一向に構いません。皆さんのご出席をお待ちしています。
by SD05CLUB | 2008-09-15 06:20 | Fan Club のお知らせ

T4導入記

ファンクラブの皆さん、こんにちは!
Y.S/077です。

昨年の那須の例会に参加させていただき、ファンクラブの方々とお知り合いになれました。近くの杉並の録音会や演奏会にも参加させていただき、ファンクラブの皆さんとの交流を深めさせていただいています。

さて、今回は話題のT4を導入いたしました。大山さんと一緒にファンクラブ幹事さんも来られて行っていただいた導入とセッティングをご報告いたしたいと思います。

今までの常用のSPはタンノイのレキュタンギュラーヨーク・HPD385入りです。ティアックがタンノイの輸入代理店になった頃のものです。それをラックスの真空管プリとパワーアンプで鳴らしていましたが、二年ほど前にSD05を知り導入しました。CDプレーヤーはファンクラブで改造していただいたXA55ESを使用しています。
b0098901_150667.jpg
15年ほど前、山梨県の都留市に家を造りました。週末をこの家ですごしております。周辺は静かで音響的には恵まれた環境だと思います。
b0098901_1456276.jpg
b0098901_150561.jpg
タンノイを壁に付けて置き、吹き抜けの部分を舞台に見立ててそのステージ前方に「T4」を置いてみました。「T4」の後方から音が聞こえます。エージングが進んでくるとステージができて、素晴らしい音が出始めました。大山さんも吹き抜けの音の抜け方に感心していただきました。
b0098901_18261124.jpg
聴く位置から見るとこんな感じになります。床は厚手の板を使い自然の木肌を活かす塗装にしました。塗りすぎると自然の感じが薄れて来るようです。
b0098901_158063.jpg
鳴らし始めて、三時間ぐらいで音がほぐれてきて、空間が音楽に満たされはじめました。いろいろなCDを聴くと、音場情報が入っているCDとそうではなく作られた録音がすぐわかるようになってきて驚きました。

夜になると外の暑さも落ち着きます。久しぶりにベランダで手料理を食べていただきました。大山さんには、深夜遅くまでいろいろな話を聴いて貰いました。この素晴らしい音は、静かな場所で風通しを良くしたのと、伝統的な工法で自然の建材を使ったことが、音に現れてきたようです。結果的にはオーディオにはうとかったのですが、最短でこの素晴らしい音楽を手に入れられたことを感謝しています。ファンクラブの皆さんもお時間が許せば是非、遊びに来てください。

Y.S/077
by SD05club | 2008-09-12 13:26 | 私のSD05

T4スタンダードについて

石田さん

H.S/033です。

昨日は大雨の中、聴かせていただいて本当にありがとうございました。オーナーの集い以来4ヶ月ぶりの那須でした。どこに行っても緑が青々としていてゆっくりすることができました。急に降ってくる大雨や9月と思えない日差しにはビックリでしたが、やはり那須はいいところですね。

さて、聴かせていただいたT4スタンダード(Basic)の感想をファンクラブのみなさんにご報告しようと思います。T4リミテッド/T4スタンダード/T3の3種類をSPケーブルの抜き差しで瞬時に比較するという貴重な体験をさせていただきました。
b0098901_8534928.jpg

<T4リミテッドとの相違点>

(1)ウーファーユニット(設計者は同一人物)
 T4スタンダードは四角いユニット、T4リミテッドは丸いユニットなので、
 デザイン上の差別化として分かりやすいですが、ぼくの好みはやはり丸型 ですね。

(2)ネットワーク

<セッティング>

T4専用スタンド(試作バージョン)およびソニー製SPスタンド
:主に試作T4専用スタンドにて試聴

<音について>
 
T4リミテッドで驚いた音場と低域の量感はT4スタンダードでも全く遜色ありませんでした。深々と沈み込む低域。ぼくが持参したCDはオルケストラ・ド・コントラバス。コントラバスだけの6人のユニットです。T4の開発テーマである『邪魔な低域』に挑戦するソフトです(笑)

結論から言うと、T4スタンダードはそれは見事な低域と音場を再生してくれました。コントラバスの並び方も見事。音の出方はT4リミテッドと一緒だと感じました。個人的な意見ですが、ぼくはブラインドで聴かされて、T4スタンダードとリミテッドを区別する自信はありません。

石田さんはブログでT4スタンダードは『マイルド』と表現されていました。確かにその通りなんですが、マイルドの定義が難しいですね。人によってはネガティブなイメージに取る人もいますので(笑)ぼくはマイルドというよりも『スムース』と表現したほうが他の人がイメージしやすいかなと思いました。
b0098901_16341654.jpg

T4スタンダード/リミテッドの強み(売り)は、最大の特徴である音場や低音感を始めとするオーディオ的クオリティと演奏のリアリティ/音楽性が高次元のバランスでまとまっていることにあると思います。そのため、このSPの音の出方を気に入ってしまえば、後は気に入った音色を出す仕上げや見た目(ウーファの形)を選べばいいと思います。(T4リミテッドは20セット限定なのでのんびりしていられないと思いますが。。。)

今までのPSDの大型SPと同じように、突き板の種類・塗装の仕方でガラリと音が変わります。突き板仕上げのほうが音が立っていて華やかに鳴る傾向にあるようです。突き板仕上げの音も素敵ですが、那須のリスニングルームで突き板なしのT4スタンダード/リミテッドを聴いていると、いつまでも聴いていたくなるほどリラックスしている自分に気付きます。T4スタンダードはリラックス成分がさらに多いのかもしれません。

また、T4に関して言えば通常の2ウェイSP以上にスタンドで大きく音が変化します。スタンドの選択は大きなイベントだと思いますが、他社のSPでフィットする製品が思いつきません。大山さんがベストの専用スタンドを開発するまでは、ファンクラブで紹介されてT4オーナーのみなさんが実践されている床直置きがいいのかもしれませんね。
b0098901_8571936.jpg

とにかくT4は、血の通ったリアリティを部屋に出現させてくれます。
オーディオ音楽において大切なことを教えられたようです。最初に聴いたときの『やられたっ!』という感覚は今でも忘れられません。(かなりムッとしました(爆))

ぼくのジョセフオーディオのセッティングもあの日以来、T4をライバルにがんばることになりましたから。リミテッドより安いT4スタンダード(Basic)が出てきて、同じような音を出すならなおさら負けられませんね(笑)
  
H.S/033
  
by SD05Club | 2008-09-08 16:34 | Sound Cafe

広大な音場が出現

大山/049です。

最近はT4リミテッドの納品などで、色々な部屋でT4を鳴らす機会に恵まれております。 その中でも今回山梨県の都留市にあるY.S/077さん宅で鳴らしたT4リミテッドの音は非常に印象的で、ファンクラブの皆さんに報告せずには居られない、そんな音に出会いましたのでご紹介したいと思います。

Y.Sさん宅のリスニングルームは、裏山から野生のサルが姿を見せる程の自然豊かで閑静な住宅地に有ります。リスニングルームは在来工法で作られていてますが、木をふんだんに使った造りで、漆喰の壁が無ければログハウスに居るような感じを受けるほど、木の存在を強く感じる部屋に仕上がっています。

床はピアノを置くように根太を増やし、床材も分厚い無垢材で張られています。スピーカーを置いてある方の天井は2階まで吹き抜けていて、エアーボリュームもたっぷりととられています。右手にある大きな窓も開けられており、外からは鳥や虫の鳴き声が聞こえてきます。そんな自然たっぷりの恵まれた環境の中で鳴らし始めたT4ですが、いい意味で予想を裏切る結果をもたらしてくれました。
b0098901_13561276.jpg
Y.SさんのSD05は100Wタイプでまだバージョンアップはしていません。CDPは55ES改を使用しています。SPケーブルはごく普通の2芯平行ケーブルです。バイワイヤーではないので細いSPケーブルを使ってジャンパー線を作りT4と繋いであります。T4は床に直置き、ラスクを使って仰角を付けています。とりあえずこの状態で聴き始めてみました。

床材の板目を物差し代わりにして、前後左右位置をずらしながらセッティングを進めていきます。納品直後ですので、ざっくりと位置を決めエージングを兼ねて大きめの音で色んな曲をかけていきます。

鳴らし始めて3時間程経った頃でしょうか、音像が上がり、音が立ってきました。同時にある種の硬さも感じられたので、ジャンパー線を外しSPケーブルのシースを長く剥き、上下の端子を貫通するようにして繋ぎ直しました。バッフル下に挟んであったラスクもカーボンブロックに交換し、スピーカーの位置を慎重に追い込んでいきます。セッティングがピタッと決まると気持ち良いくらい音がSPから離れていきます。同時にSP背後の広い空間に音楽がポッと浮かび上がります。
b0098901_13572812.jpg
Y.Sさん宅の音はその音場の広さが圧倒的です。なぜこんな広大な音場が出現するのか?色々と考えてみましたが結局理由は解りません。吹き抜け部分の圧倒的な天井高のせいか?又は丈夫な床のせいか?環境S/Nの良さか? きっと全部なんでしょう。

とにかく、製作者としましてはこれ以上幸せな事は有りません。しかもSD05はまだバージョンアップ前の状態です。ここからバージョンアップしてどうなるのか、どこまでいけるのか非常に楽しみです。

ファンクラブの中でY.Sさんとご縁のある方は、ぜひ都留まで足を運んでSさん宅の音を実際に聴いて頂きたいと思います。やはり文章で表現するのは限界がありますから・・。そして、運良くSさん宅の音に接する事が出来た方は、私と同じ驚きを共有できると信じております。その運の良い方、感想をファンクラブにお寄せ下さい。楽しみに待っております。 
                             
PSD 大山

b0098901_1358167.jpg
手前で鳴らしているのは、比較試聴に持ち込んだT4のBasicタイプです。
by SD05club | 2008-09-06 14:14 | オーナー訪問