皆さんおめでとうございます。DIY/044です。
SD05をお使いの多くの方は、MS1とXA55の音の差を気にしているようですが、私はSD05のアナログ入力にこだわってCDを鳴らしています。と言うのも、メインのSPがSD05では鳴らないと言われているDynaudioを使っているからです。そもそも、DYNAを使った理由は、今までに無い端正な音がするからでした。特に、「コンフィデンス」を使用してから、独特のSP配置から低音がどうしても豊かには鳴りません。一時はひっくり返して鳴らしていたほどです。従来からのアナログ機器は、その点を補うためにコード関係をMITにして使っていました。それも、ターミネーターの付くタイプは、低音がそろってしまうので、ターミネーター無しのタイプで使い分けしていました。 CDは、昔の「WADIA20」を未だに使っています。メカは、TEACに変わった頃の物です。それに同じ「WADIA25」のコンバーターを組み合わせています。もう、15年ぐらい前の物です。壊れないのと、苦労して購入したのに次から次から捨てられない吝嗇な性格なので(笑い)。 もう一つは、CDプレーヤー初期の名機Maranzの「CD−34」です。こちらは、専門の方にお願いして、制御系をアナログアンプをチューンアップしています。電源もデジタル系とアナログ系は分けています。とても、厚い音がしており、「コンフィデンス」の音と好対照で、俗に言う「割れ鍋綴じ蓋」関係です。その、「CD-34」がSD05を黒子のメインアンプとして鳴らすと、蘇り実に音楽的な音を聴かせてくれます。テープのサウンドにも似た安定したアナログサウンドです。 安定した、低音部は雄大で、図太く満足行く音になっています。もっとも、聴く音楽も、60年代から70年代の録音の物を良く聴いています。ビートルズのモノラル盤を掛けるとホッとします。SD05を愛用している方の中にも、アナログ入力のCDを聴かれている方も、結構多いような気がしますがいかがでしょう? それに、旧いポップスの録音や、大好きな歌謡曲、ジャズを聴く場合は、CDからデジタル入力するより、一旦、真空管アンプを通した方が、音がまろやかになり柔らかい音になります。こちらは20年以上愛用している、A&M社のATC-2と言うプリを使っています。適度にクロストークがあるウォームなサウンドは、聴く人をホッとさせてくれます。 SD05をパワーアンプだけとして使うのは、贅沢なような気もしますが、長年使い続けてきた真空管のアンプ、EL-34pp,6L6GCpp,6560ppより、パワフルでいて好きな端正な真空管の音がするからです。トランジスタ独特の詰まった感じがしません。これはNFが無いからだと思われます。お正月は、昔の音楽仲間にも聴いて貰いました。隣に真空管アンプの灯ををつけていたので、誰一人デジタルアンプが鳴っているとは信じてくれませんでした。もっとも、デジタルアンプと言っても誰も意味が判らず、石のアンプという言い方をしましたが(笑い)真空管の音がすると言って褒めてくれました。嬉しいような、奇妙な感じでした。
by SD05club
| 2007-01-11 23:27
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