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生産終了のお知らせ

五月の懇親会で石田さんからご説明があったとおり、今月で予定の200台まで到達しましたので、4年間にわたったSD05の生産が終了しました。個人が製作されていたアンプとしては、記録的な生産台数だったと思われます。4年間に200台は、毎週1台のペースです。当初の100Wから、密度を上げた50Wバージョン。そして、大型のクロックを搭載してより安定化を図ったバージョンが最終型でした。再生されるSPと聴かれる音楽の種類に細かく対応していただきました。

フルデジタルアンプの開発から10年近くが経ちSD05の継続生産には細かなところで再設計が必要になっております。特に当初に選定した部品などは景気低迷でデバイスメーカーが数の出ない部品の見直しやディスコンなどを進めております。また、カスタムICなどの専用部品はある程度の数量がまとまらないと調達ができません。部品が一般の流通で長期間に渡って確保できないのはハイテク製品の宿命かも知れません。

現在、SD05の後継モデルの計画はありません。しかしながら、フルデジタルアンプは『天然の絶滅危惧種』ではないので、条件がそろえばいつでも再開が可能でしょう。今後は大手や中堅のオーディオメーカーの動向によって決まってくるのではないかと感じています。

SD05は受注終了後もバージョンアップや仕様変更など、これまでどおりお受けいたしますのでお問い合わせ下さい。

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石田さんもブログでおっしゃられたように、デジタルアンプはこれからの製品です。将来新たな形で、SD05の後継機が現れると思います。しかし、一台一台心を込めて手作りで製作されたSD05を超えるアンプは、なかなか現れないでしょう。ファンクラブの会員としては、愛用機をますます可愛がってください。

ハードディスク使用のHD1もそろそろ生産終了です。メモリー媒体に変換中ですが、現在のところ唯一の製品ですから、ご購入をお考えの会員の方はお急ぎになられてください。石田さんのクロックアップは続きますので。

ファンクラブは、いよいよ、幻の名器?のファンクラブとしての真価を発揮できる場となります。ブログではなくホームページの立ち上げ準備中です。使いこなしのヒントや様々なSPとのコラボレーションもお伝えして行きます。会員専用ページには会員同士のコミュニケーションを図れる掲示板も準備しています。大山さんの開発されている各種アクセサリーや使い方のヒント、会員宅の訪問記事なども立ち上がります。ファンクラブ主催の演奏会や録音会、親睦を兼ねた懇親会もこれからは会費制にはなりますが継続して行く所存です。石田さんをお招きしていろいろ今まで聴けなかった事もお聴きして行きたいと思います。

皆さんのご支持と積極的なご参加をお待ちしております。
by SD05club | 2009-06-27 09:32 | Fan Club のお知らせ
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