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Linn DS Majik 導入記

あけましておめでとうございます。

ご無沙汰をしております、シリアルNo.74のH.Kです。

帰郷していたオーディオ仲間が遊びにきましたので、いろいろ試してみました。友達には初めてDSを聞いていもらいましたが、アナログの様な充実した再生音に驚いていました。

いままでのPCオーディオでは、低域が細いため、か細い音像が再現されていました。きれいではあるけれど、現実的でない音です。

LINNのDS Majikは、まず低域の充実により、音像が太くまるで良質なアナログ再生音みたいです。PCに詳しい友人がDSでアップサンプリングをしていること、サンプリングをOFFに出来ることを見つけてくれました。

DSのサンプリングを無しにしたときの音は、以前のPCオーディオの音と同じ系統になりました。低域が薄くなりアナログ的な音は再生されなくなりました。

おそらくLINNはアップサンプリングをするときソフトでそれ以上の操作で音作りをしているのだと気づかせていもらいました。
Linn DS Majik 導入記_b0098901_12321010.jpg

そこで、香港から入手していたReference 3に通してサンプリングしてないデジタルを96KHzにサンプリングして聞いてみると以前のPCオーディオの音しか再生できませんでした。

ただ、DSでアップサンプリングしたデジタルデータをReference 3で96KHzで再サンプリングして聞いてみると、もっとヴァイオリンとかの音が柔らかく鳴ります。空間表現も秀逸です。この再生音はクラシック等や、女性ボーカルにはとても好みでしたが、再サンプリングは曲の好み次第ですね。

SD05は96KHzまでのデジタルデータしか受付けつけませんが、もし192KHzの音が再生できるならどんな音になるか聞いてみたいです。SD05のデジタル入力の再考は無理でしょうか?

このDSの操作はまだ入手して1ケ月も経ってないし、取扱説明書も無いので手探りで探っていくしか無いようです。友人のおかげでDSを設定するのはKONFIGで行うことがわかったのが大きな収穫だったし、アップサンプリングのことが少し判って良かったです。
Linn DS Majik 導入記_b0098901_1233574.jpg

最後にでは、LPはもう必要ないのかということで、LP12で10枚位LPを再生してみたのですが、ほとんどのLPがDSに惨敗の中、ひとつだけ互角に聞けたLPが「Maiden Voyage」Austin Peraltaは奥行き・しっかりした定位・確かな音像が再生できました。

LPもDSの再生に対抗するにはよっぽど録音がしっかりしたものでしか対抗できない現実を認識させられました。

ちなみにこの対抗を再現できたスピーカーは、部屋の真ん中あたりの最上な位置まで追い詰めたPSD社のT3です。

以上SD05での近況を報告させて頂きました、つたない文章で申し訳ありませんが、みなさまの参考になればと思いアップしました。
by SD05club | 2010-01-04 12:23 | Sound Cafe
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