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2006/2/26  マイ柱さんより

以前ブログでご紹介した、愛知のマイ柱(専用柱上トランス)をお持ちのT.K様よりお便りがありました。T.K様は当初より決して音が良いとはいえないOPT(光)入力を強く希望されておられましたが、このお便りで理由が良くわかりました。
マイ柱をお持ちなほどこだわっていながら幅広いメディアで音楽を楽しんでおられるようです。
以下原文です。

有限会社サウンドデザイン 石田社長様

 こんにちは。
2月5日にSD05-26を受け取りました。BNC端子の変更(RCS、光)も含め、ありがとうございました。

 まず、貴社のSD05との出会いに至るまでの経緯をお話します。
91年にCDプレーヤー、エソテリックP10、D10を購入し、使用してきましたが、そろそろ最新型のD/Aコンバーターを購入して音質アップを図りたいと考えておりました。

しかし、エソテリックやアキュフェーズ等のD/Aコンバーターは、SACD対応もあって価格が高いし、また、ラックに入れるコンポの数が増えてしまう、という悩みがありました。
しかも、どんなにD/Aコンバーターの質がよくても、そこからの出力信号はアナログ。スピーカーに至るまでの経路は長く複雑で、音質への影響が大きいアナログボリュームを通ったり、接点も多いです。

 信号経路は短くしたい、接点を少なくしたい、さらにはラックのスペースファクターもよくしたい、そんな折、ソニーのTA-DR1aを知りました(恥ずかしながら、TA-DR1はその存在を知りませんでした)。また、同じ頃、ステレオサウンド誌のAVフェスタ2005の記事で貴社およびSD05のことも知りました。そして、05年12月、近くの都市でソニーのTA-DR1aのデモがあり、そのすばらしい音にびっくりしました。

正直申し上げて、ソニーの音響製品でクラシックをこれだけすばらしく再生できるとは想像も期待もしていませんでした。そして、エンジニアの方のお話しも聞かせていただき、その考え方や情熱に打たれました。

これはもうフルデジタルアンプしかない。しかし、貴社のSD-05かソニーのTA-DR1aか。決定的な違いはSACD対応と価格。でも自分はSACDソフトは数えるだけしかない。SACD対応は自分には不要、と割り切り、貴社のSD05をお願いした次第です。

次に、我が家のオーディオ装置や環境をお伝えします。

まず電源ですが、我が家は昨年、I電器さんにお願いして、我が家専用の柱上トランスを設置しています。また、新築(13年前ですが)当時からオーティオ専用コンセントを設置し、その後松下電工のホスピタルグレードコンセントに変更したり、ブレーカーをクライオ処理品に変えました。
 音響機器ですが、CDプレーヤーはエソテリックP10、チューナーはケンウッドKT880F、MDはティアックMD10、LDプレーヤーはパイオニアDVL919、DVDレコーダーはソニーのRDZ-D5、スピーカーは故長岡先生設計のD55です。
また、SD05とコンセントとの間はオヤイデのTUNAMI GPXを使用しています。(SD05以前はラックスマンのセレクター+故長岡先生設計のボリュームボックス+アキュフェーズP300V)

さて、音楽を聴いての感想です。

SD05が届いてから1か月弱、PDAのエンハンサーによるエージングも行い、だんだん実力が出てきました。とにかく音がきれい。ボーカルも美しいです。楽器の定位はすばらしく、奥行きもよくわかります。
驚いたのは笛の音。こんな素敵なピッコロの音や横笛などの音はこれまでスピーカーから聞いたことがはありません。目を閉じると目の前にコンサートホールが広がります。

佐渡裕指揮の幻想交響曲、小沢征爾指揮の2002年ニューイヤーコンサート(DVD)、カルロスクライバー指揮ベートーヴェンSyn.7、クリュイタンス指揮ボレロ、女子十二楽坊2005日本コンサート(DVD)など、松田聖子ライブ(DVD)、松任谷由実ライブ(DVD)等、いずれも音場を含め、そのすばらしさを味わうことができます。

 圧巻は鬼太鼓座のCD。富嶽百景を聞きましたが、低音の品の良さと迫力、分解能、音場感、よくここまで再生できるな、とびっくりしました。

テレビの地上デジタルのデジタル音声もSD05を通して楽しんでいます(我が家はデジタルタワーまで直線距離で約6kmですが、20素子アンテナを立て、オヤイデの銀ケーブルでDVDレコーダーにつないでいます)。地上デジタルの音はなかなかいいです。
 NHK「音楽夢倶楽部」やソニー提供の「僕らの音楽」をよく聴きますが、ボーカルが生々しく、
情感があります。(蛇足ですが、音楽番組では、SD05がはっきり音場を再生するため、テレビの画面に映る歌手の位置とスピーカーから聞こえる歌手の位置が合わない、また撮影の角度によっては逆になるなど、違和感がある時があります)
クラシック番組もN響アワーなど聞いていますが、ソースが良いこともあって、CDに勝るとも劣らない、すばらしい音質、音場を楽しむことができます。

SD05のスペースファクターがよいため、レーザーディスクプレーヤーを現役に戻すことができました。レーザーディスクは映画含めほとんどがPCM音声なので、SD05の活躍場面大です。
DVDでは発売されていないマドンナの横浜ライブやTOTOのライブを久しぶりにきれいな音で
楽しむことができました。

思い出深い愛・地球博のコンサート。TV放送をDVDに収録、SD05を通して聞きました。
200人以上の演奏・コーラスによる渡辺貞夫のリズムワールド、オペラ蝶々夫人(TV放送は東京公演のもの)、コンサートピアノ6台連打の松任谷由実のLOVE THE EARTH FINALなど、愛・地球博のドームで聴いた時の感動がよみがえります。

最後に、この場をお借りしてオーディオ業界への提言を述べます。
MDのデッキですが、発売されているデッキが少なくなり、デジタル出力を持つものも限られています。せっかくのフルデジタルアンプの登場です。MDも活用できるようデジタル接続の復活をお願いいたします。

今後の石田社長様、サウンドデザイン社さんのご発展を祈っております。また、フルデジタルアンプの愛好者の方が増えることも期待しております。

どうもありがとうございます。末永くSD05を大切に使わせていただきます。
T.K/026

(文中継承略をお許し願います)
by SD05club | 2006-08-01 11:55
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