<< 光ピックアップの交換について アンプはこれで決定 >>

50Wで頑張りましょう!

最近、75Wヴァージョンの話題がにぎわっているようです。代表のブログにも出来るだけ余分な音を出さないように設計されたスピーカーをお使いの方は 50W。ある程度の個性を持ったスピーカーをお使いの方は 75W。ビンテージクラス(新しくてもこの考え方のタイプはあります)の古いスピーカーをお使いの方は 100Wがお奨めということになります。と書かれています。これでは大概の人が有る程度個性を持ったスピーカーをお使いですから、必然的に75Wになりますね。

でも、ちょっと待ってください!そもそも、密度が一番高く、歪み率も少ないのが、代表ご自身が苦労されて調整された究極の50Wだった筈です。旧い(ヴィンテージと呼びましょうか?)スピーカーを上手にお使いの方は、確かに100Wバージョンの方が合っていると思います。しかし、現代的なハイスピードなスピーカーを使っている大多数の現在のオーディオファンまで、せっかくの綿密に調整された50Wを捨て、75Wで妥協してしまわれるのはいかがな物でしょうか?

昨年末の画廊をお借りしてのレコードコンサート(私には試聴会)では、確かに75Wヴァージョンの方が音の抜けは良かったですが、下のウーハーを外し全音域とツィーターだけでならした時はやはり50Wの方が緻密な音がしていました。先日の試聴用SPは、私には低音過剰に聞こえましたから50Wタイプの優位性を再確認した有意義な試聴会でした。しかしあの会以降どうやら、75Wタイプを標準にされるような動きがあります。

私はあえて声をにして言いたいのは「苦労して高所に登ることができるから、それが面白いからオーディオを真剣にやっているのではないのか!」です。
音楽ファンの多いSD05ファンクラブの方々には水差すつもりは有りませんが、ストレス無しでオーディオを極める道の最先端・最右翼にいるのが究極のフルデジタルアンプ FoB-SD05の50W高密度ヴァージョンだと信じています。

現代的なSPをお持ちの方は、是非XA55ES(改)と50Wヴァージョンのすばらしさを一度体験してみてください!確かにSPは選びます。それこそが、オーディオの楽しみですね。


***中古で購入されたXA55ESオーナーの皆さんへ***
使用頻度の多いXA55のスタビライザーは往々にして、さびたり変色したりしています。800番ぐらいのサンドペーパーで粗く汚れを落としてから、1500番手ぐらいの水ヤスリで丁寧に磨き、乾いてからクリヤーラッカーを軽く噴霧すると見違えるようにきれいになります。お試しあれ!
DO IT YOURSELF!    DIY/044
by Sd05club | 2007-02-21 22:05 | Sound Cafe
<< 光ピックアップの交換について アンプはこれで決定 >>