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試聴機の感想

てる@神奈川です。お世話様です。
先日はSD05(75W)の試聴機を貸して頂きありがとうございました。遅くなってしまいましたが,感想を書かせて頂きます。
下記が現状のシステム構成です。価格を考えるとSD05とはアンバランスな組み合わせですね。

CDプレーヤ:Audio Analogue ROSSINI CDP
アンプ:ONKYO A-1E ver.1
スピーカー:chario Silverette 200

金曜の夜にSD05が到着し,当日はとりあえずセッティングのみで終了(ウッドブロックの上に載せただけなのですが)。操作感ですが,電源ボタンはもう少し手応えが欲しいです。A-1Eのようなトグルスイッチが好みです。ポリュームは,一瞬軽すぎるかと思いましたが良好です。筐体の仕上がりは大変良いです。筐体が熱を持たないのもありがたいです(上にぬいぐるみを置いても大丈夫?)。デジタル/アナログ接続ともに音が出ることを確認し,夜遅いこともあり,そのまま就寝。

翌日の朝を待って,お気に入りの“Jennifer Warnes”の“The Hunter”から聴き始めました。第一印象は,今までのアンプとあまり違いは感じられませんでした。なんとなく「優しい」感じでしょうか。嫌な音はしません。ただ,ドラムのアタックが鋭いことぐらいでしょうか。とりあえず,CDをかけっぱなしにして,まずはスピーカーの「調教(慣らし)」から開始です。

さて,夕方になって家事を済ませ,アナログ接続とデジタル接続の差を聴いてみることにしました。音場感はデジタル接続の方が上ですね。デジタル接続の方が外に広がる感じ,アナログ接続の方がこじんまりとした感じです。聴いた感じもデジタル接続の方が元気な感じがしました。夜も遅くなったので,今日はここまでとしました。

さて,日曜日になって,今晩にはSD05を返送しなければならないので,(家事はほっぽりだして)気合いを入れて試聴です。今日は同じく“Jennifer Warnes”の“Famous Blue Raincoat”を聴いてみました。最後のトラック"A Singer Must Die"で,メインボーカルの周り?後ろ?にコーラスが5人?6人?いるはずなのですが,誰が前後左右のどの辺りにいるか不明瞭で,コーラスの人達はふらふらしながら歌っているのかという感じです。

次は録音はあまり良くないが,お気に入りの"Angela Aki"の"Home"を選びました。やはり,CDに記録されているままが音となって出てきているようで,いい音にはなりませんね。
CDを次々と聴いていくと,スピーカーの「調教」が進んできたのか,音に奥行きが出てきました。後方にあった音がさらに奥に引っ込んだ感じです。ドラムのアタックも鋭くてイタいくらいです。とても,小箱のスピーカーが鳴っているとは思えない低音の量感です。

更に聞き込んでいくと,今まで,左右のスピーカーの間で鳴っていた音が,左右のスピーカーの外側にも音が広がろうとして,また,左右のスピーカーの間に収まってしまうような変な感じになってきました。未知の音経験に耳が追従していかないようです(耳から入ってくる情報を脳が処理しきれない?)。

そろそろ時間もなくなってきたので,"EGO-WRAPPIN'"の"SWING FOR JOY"を聴いてみました。4曲目の「官能漂流」は後半にいくに従って曲調も激しくなっていき,音も重なっていくのですが,音の洪水に耳がついてきません。それぞれの音が聞き分けられません。
最後にもう一度,“Jennifer Warnes”の"A Singer Must Die"を聴いてみました。やはり,コーラスの人達がどこにいるのかはっきりせず,がっかりしました。そもそも録音が悪くCDに情報が記録されていないのか?同じ曲を那須の試聴室で聴いたときも似たような感じだったので,部屋の影響でしょうか。

個人的な理由で週末しか試聴はできませんでしたが,2日間ではSD05の評価はできません。聴くうちにスピーカーの「調教(慣らし)」が進み,どんどん音が変化していきました。まだまだ,これからというときに時間切れとなりました。時間が許せば,1週間は聴いてみたいですね。
今までに購入したオーディオ装置と比べると,SD05の高額な価格に購入を躊躇していますが,預金通帳と相談して,家人の冷たい視線に耐え,SD05を手元においてみたいですね。SD05は「魔法の箱」ではなく,部屋の音までは改善してくれません。まずは部屋の音響環境の改善が必用と感じました。

以上,長文となりましたが,ありがとうございました。

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先日は、ご丁寧な感想をお送りいただきありがとうございました。お聞きになられる時間が二日間と言うことでしたので試聴期間が短く残念です。試聴は通常一週間単位です。SPが従来とはまったく違う動きをするために落ち着いてくるのに3日間ぐらい掛かるようです。SPの運動不足による筋肉痛でしょうか(笑)

お聴きの“Jennifer Warnes”の"A Singer Must Die"は我々もよく試聴に使います。コーラスでは多重マルチ録音の限界が見えてくるようです。その問題は、大変おおきな問題で、SD05を愛用されている人達の中ではよく知られています。

月並みな言い方ですが、良い音楽は良く、それなりの演奏(録音)はそれなりに聞こえるのがSD05の特徴です。魔法の鏡ではありません。特に90年代以降のPOPS系は、スタジオでのデジタル加工が、コンポやヘッドフォンで強調されるような音づくりになっています。でもいい演奏も・録音も沢山あります。それを探すのも楽しみですね。

ファンクラブでは、試聴機の貸し出しを行っております。期間は機器が到着後一週間です。ご自宅の装置で、SD05の音をお楽しみ下さい。
by SD05club | 2007-07-26 05:42
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