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ご来場ありがとうございました。

レコードコンサートご来場の会員の方々へ

昨日は、台風一過、夏がぶり返したような暑さの中、お茶の水にお越しいただきありがとうございました。おかげさまで、都合10時間近くの長丁場を無事終えることが出来ました。盛りだくさんの内容で、各部4時間の時間をはみ出すほどでした。結果として一部と二部では趣向が若干変わったのも自然の流れだったのかも知れません。

第一部は、ご来場の皆様も多く、音楽にもオーディオにもベテランの方々が多く古い、スピーカーの鳴き比べが大変盛り上がりました。反対に第二部は、T3を中心として、50Wと75W、100Wの三種類の鳴き比べに時間を費やしたようです。石田さんのお話しも第二部では盛り上がりました。先日の杉並公会堂大ホールでのコンサートの実況盤は、実際に聴いていただいた方々も多く、本物の会場を彷彿とする再現力に驚きました。

SD05+T3は、トランスデューサーとしての能力は群を抜いています。その為、入力の質を問われる結果になります。人工的に作られた音は、すぐその不自然さが現れますが、本当に自然な録音は、温度感まで変わるような、会場の空気そのものを再現することが、昨日も確認できました。昨日もご案内いたしました、MA RECORDINGSのCDは、その点でも素晴らしい「間」を再現していました。

SD05を定点観測として、各種のSPの違いや鳴らし方の差を聴けたのは、企画者としても望外の楽しみでした。前日に思いついたアナログレコードやテープからのメモリー録音機を通じての再現も、音は軽くなっていましたが、かなりの差を再現できたようです。何よりも50年間のオーディオの流れが、あるところではまったく変わらず、あるところでは比較も出来ないぐらい進歩している点も再確認できました。オーディオが音楽を聴く道具である限り、音楽そのものの質を問うことになります。

今回の地下の部屋は、音響的にも考慮されており、今まで何回も開いてきたレコードコンサートの中でも、もっとも音の差が解った様です。これからも、皆様のご要望を取り入れて面白いファンクラブの例会にしていきたいと思っています。また、初めて、SD05をお聴きになられる方もおられましたが、その方々に感動が伝わるような企画にしていきたいと考えています。
長丁場、お付き合いいただいた会員各位の皆様、そしていつも重いSPを軽々と運んでこられる大山さん、全てを見守り、支えていただいている石田さん、いつも応援してくれているT.U/099さんありがとうございました。

皆さんのご感想が、これからも掲載されていきますが、皆様のご投稿だけで運営されていますので、会員各位に於かれましてはよろしくご投稿をお願い申し上げます。このファンクラブは、SD05を通じて、音楽を楽しんでいる会員の方々のページです。いろいろな経験を積まれている方が様々な方法でアプローチされているバリエーションこそが楽しみです。これからもよろしくお願いいたします。
K/013
by SD05club | 2007-09-09 09:40 | Fan Club のお知らせ
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