同じホテルに泊まっていると、何をするにも便利です。石田さんはショーは九時から始まるのでその前に朝八時過ぎに、アンプの火入れをして小さな音で鳴らしてSPとアンプ類のウオーミングアップをされていました。丁度真下の一階下の部屋からブースのあるフロアーに階段を使って上がっていくと階段の扉を開けたところで、50メートルぐらい離れているのに、馴染みの曲が静かに響いています。ブースの扉は閉まっているのに、隙間から静まりかえった廊下に浸透しているのです。
その後、その方が関係者を連れて何回か来られました。その友人達もまたと言うように。翌日にも同じような光景が見られました。必ず仲間達を引き連れて何回も訪れるのです。その度に、訊かれる質問は、このプリアンプに繋がれたメインアンプはどこに隠しているのだと言うことです。その度にケーブルの接続を確認させて、全てこのアルミの小さな箱だけで鳴っているのを確認して貰いました。 石田さんに伝えると、大きく頷かれて、黙っておられました。 今回のRocky Mountain Audio Festival はCESが、余りにもAVやマルチチャンネルオーディオに行ってしまったので、純粋なオーディオだけでの開催を行っています。その為、いわゆるガレージメーカーも沢山集まり、自分の製品を見せ合って喜ぶ、お祭り的な要素が沢山あります。営利主義的ではないところが人々の共感を呼び、300社以上の出品者が世界中から集まってくるのでしょう。展示の時間の合間を縫っていろいろなブースの展示を見て、聴いてきました。次回から少しづつ他の出品者の写真を掲載するつもりです。お楽しみに。
by SD05club
| 2007-10-19 13:58
| Sound Cafe
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