今回のオーディオフェティバルで、真に革新的な提案をしていたのは、サウンドデザイングーループで展示していた我々のブースと、4チャンネルの壮大な実験を行っていたKIMBERケーブルのブースだけでした。そこで使われていたSPは、KIMBERさんの壮大な夢の実現のために、依頼されて日本から持ち込んだ4本のSONYの新型SP・SS-AR1だったのです。その意味で、技術力と資本力を持つ日本のメーカーの家電ショーやAV関連だけではなく、本格的なオーディオ業界への復帰が叫ばれています。
それでなければ、発売一年半で150台ものSD05が売れるわけはないからです。この数字にも技術力の裏付けが証明されています。そして少しづつ世界にも浸透していくことでしょう。 会場で何人もの人に訊かれました、どうしてSONYから出品されないのかと。S-masterの技術もまだ正式にはアメリカ上陸を果たしていません。是非、その高い技術力をピュアオーディオの世界にも示していただきたいと思います。会場でSD05の技術について真空管アンプの設計者さん達とも、意見交換をいたしました。石田さんの正確で丁寧な技術説明に、それがいかに革新的か、またどのくらいの技術力を背景に作られたのかが解って貰えたようです。 ブースを訪れた関係者が異口同音に言われていたのは、今まで聴いたことの音と、本格的なDAコンバーター、コンパクトなシャーシーに納められた必要最低限のプリアンプと、大型アンプさえ凌駕する駆動力を持ったパワーアンプの三台が一緒になってこのサイズと価格という驚きでした。パワーアンプをどこに隠しているのだと何人に言われたことでしょう!ショーの評論には、日本と同じように正式には紹介されないでしょうが、レポートには掲載されているようです。
by SD05club
| 2007-10-28 19:19
| Sound Cafe
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