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デンバーから帰って。

石田/001です。

デンバーでのオーディオショーは純粋な2チャンネルオーディオだけですが出展者の多さに驚きました。300社にも及ぶメーカーがホテルの部屋にリスニングルームを展開していました。それも一部屋置きに空き部屋を設け音量競争にならないようにする徹底ぶりです。主宰者の配慮が伺われます。20〜30畳の部屋はまさしくリビングオーディオそのものです。ときおり大きな音で鳴らしていますが全体として実際に使われる音量でデモが行われており好感が持てました。

お客様の中には『自分の部屋はもっと広いが小さなSD05で大丈夫かと』質問される方がおられました。アメリカのリビングは広いしハイエンドオーディオでは超大型のアンプが多いのは事実です。小さなSD05が目の前でT3を鳴らしているのを聴いてもにわかに信じられないのはしかたのないことかもしれません。
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またメディア関係の方でもs-masterフルデジタルアンプは知られておりませんでした。SD05がアンプではなくパワーDACであると説明すると『日本にもパワーDACがあったのか』と驚いていました。メディア関係の人でもこの状態ですからパワーDACが認知されるのはまだまだ時間が掛かると思います。

肝心の音についてはほとんどの人が『初めて聴く音』といった表現をしていました。低音が、高音が、音色が、ではなくサウンドステージの再現性に感心していました。各人のオーディオに対する趣向や好みはともかくSD05とT3が鳴らす音楽を多くの方に体験して頂けたことが最大の収穫です。

今回のショーで感じたことはスピーカーシステムを出展しているメーカーの多かったことです。ユニットさえ手に入ればガレージメーカーが手を出しやすいカテゴリーです、皆さん創意工夫でシステムを組み上げデモを行っていました。また真空管アンプのメーカーも多かったです。スピーカーシステムと同じ理由でしょう。

関心したのはどれもきちっとデザインされており、作り手の意志が現れていることでした。またディスプレイも試聴室ではなくリスニングルームといった感じで皆さん気を使っているようでした。中には?もありましたが好みでない物は避けて通れば良いのです。日本のオーディオショーでは好みでない物に文句をつける一部のマニアを見かけますが、デンバーではこんな光景はありませんでした。
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120V仕様100Wバージョンの音ですが、CDP-MS1にステップダウントランス(150VA)を使ったことと初めてホテルの部屋で鳴らしたのでなんともいえません。デンバーの標高1600mと乾いた空気が一番きいたのかも知れません。

那須のリスニングルームで100V仕様と同じ条件でくらべて見たいと思っています。

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有限会社 サウンドデザイン
代表    石田正臣
by SD05club | 2007-11-01 12:55 | 石田さんから
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