皆さん、こんにちは!Powari/110&119と申します。
8月2日(土)にPSD T4発表会兼SONUD DESIGN SD-05ver.up試聴会が開催されましたので、参加してきました。場所はお茶の水のクリスチャンホール地下のホールで、三時半から第1回目と六時からの2回目とも参加してきました。 自分は二台の内の1台のver.upはもう済ませました。その音の変わり具合は分かっていましたので、PSDのT4というブックシェルフ型のスピーカーがどれほどの音を出すのか、またSONYのHD-1改がどれほどの音を出すのかをメインに聴きに行ってきました。 PSDのT4ですが、どうしてあの小さなスピーカーからあれほどの音が出てくるのか、低音はあの大きさのスピーカーから出てくるとは思えない程の低音です。60Hz以下は切り捨てたと言っていましたが、あれほどの低音が出るならその下はいらないな、と確かに思いました。 そしてHD-1改ですが、HDDからの再生はCDからの再生よりも無理がないという事が分かり、リクロックによって音の質が上がるという事も教えていただきました。 家でもPCオーディオでHDDからの再生はしているのですが、クロックの精度でHD-1にやはり分がありそうです。MS-1改ぐらいの質の音がHDDからでも出てくるというのは大変に魅力的です。 先に行ったSD-05のver.upは、やはり音が緻密に、また滑らかになります。今回のT4とHD-1の組み合わせの場合、間違いなくver.upしたSD-05の方が良いです。 ステージがスピーカーの後に確かにありました。試聴会の最後にカンターテドミノのサイレントナイトをかけてくれたのですが、これがスピーカーの後方のステージで確かに歌っていました。 完全にスピーカーは消えていました。ここまでスピーカーが消えるものなのか、またここまでステージを作り出す事ができる物なのかと思いました。 この3つの機器の組み合わせによる音はただ驚くばかりです。試聴会であれほどの音を聴いた事は間違いなくありません。どこの試聴室でももちろんありません。 声楽には大変相性がいいように思いました。またジャズにも相性がいいように思いました。クラシックのオケは多少物足りない気がしました。しかしあの大きさを考えれば十分すぎるぐらい鳴っています。 1回目、2回目とも石田さんの話が本当に為になりました。今日の一番の収穫といってもいいでしょう。何故、SD-05をver.upをするとあのような音になるのか?クロックについての話だったのですが文系の自分にもとても分かりやすく、よく分かりました。 今回のver.upではクロックの精度を調整によって上げ、それにより揺らぎが少なくなり、結果として音の粒子が正確になり、音楽的SNが上がるとの事です。クロックの周波数が高ければ良いという訳ではなく、その実質使用される場所での精度が問題らしいです。 音楽的SNが上がり小音量でも低音が出るようになったので、ボリュームの位置が前よりも気にならなくなったといわれる方が多いそうです。石田さんが何回もおっしゃっていたのが、「デジタルといっても最後はアナログ」だという事です。クロックについても「ハイスピードアナログ」と言っていました。 本当にすばらしい経験をさせていただきました。今日の音を聴いてSONY NAC HD-1改は購入しなければいけないようです。それほど高くないのでよかったです。(笑) Powari /110&119
by SD05club
| 2008-08-03 21:05
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