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淡路島の豪華な音

先日、度々ファンクラブにも投稿下さる、淡路島にお住まいのM.T/021さんのお宅を訪問して参りました。M.T/021さんは、あの「T2」をお使いです。那須のファンクラブ例会にも関西からご参加される熱い方ですね。

大山さんの試聴室で、「T2」と「T3」をお聴きなられて、どうせ行くならと思い切って大型の「T2」を導入されたそうです。それ以前は、System 7 をお使いだったそうです。以前は10畳強の専用室を横長にお使いでしたが、「T4」の前方設置をご覧になられて、奥行き感の出る縦長方向に変えられました。

しかし、大型のSPの存在感は大きく、使いこなしに苦労されたようです。特に「T4」の出現以来、「T2」では大きすぎたのかと思われていたそうです。加えてある音域で、ツィーターが歪むような音がして、大山さんにクリニックを依頼しました。運良く関西以西に車で移動する出張があり、大山さんと打ち合わせして淡路島のM.Tのお宅を訪問したわけです。
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車で淡路島に渡るのは初めてでした。神戸から明石海峡大橋を渡っていても何だか実感が湧きません。淡路島に渡ってからも道路は高いところを通っていますから、もの凄く景色が良く、観光用に作られたみたいですが、実際は徳島への最短の経済道路で、流通がまったく変わってしまったようです。徳島産の海産物や農作物が即日関西市場に出回ります。M.Tさんのお住まいの島の南端まで、あっという間の移動時間ですが、道路は島の東側から西側を巡りますから、左右に大阪湾と瀬戸内海を交互に見れて凄い景色が展開しました。南端のインターチェンジで降りると、一転して島特有ののんびり感があります。それでも橋の開通でまったく生活が変わってしまったのでしょうね。
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NAVIを頼りでM.Tさんのお宅を探しましたが、一発でいけるところがさすがに文明の利器です。無ければ解りにくくかなり探し回るようです。

私が着いたときには、先に徳島空港経由で到着していた大山さんがほとんど問題を解決されていました。例のツイーターがびびる音は、部屋のガラス窓に反射した音との干渉であることが解りました。「T2」のスーパーツイーター領域まで伸びる音だからこその問題だったようです。その他は、電源回りの配線材に特殊なモノを使われていたのを、SD05とHD-1に付属のケーブルに戻されていました。

そして、「T4」の近接配置を実験されていたのを、やはり「T2」は大きさが違うのとユニット間の距離が違いますので、ある程度離された位置に戻されてありました。しっかりと定位して音場が出ています。SPの背後に回ってもその位置は変わりません。

それでも、スケール感が小さいので、少しSP間の広がりが足りないので、左右に各々10センチほど間隔を拡げました。聴く位置と正三角形を形成するような標準的な配置にしてから、後は聴きながらの微調整で音を追い込みました。
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すると、さすがは大型SPの「T2」です。「T4」とは次元の違う実在音が響いてきました。大山さんと顔を見合わせて、やはり凄いと再確認しました。横浜のAVフェスタでの衝撃が蘇りました。10畳強の部屋でも圧倒的な実在感です。低音が入っている位相特性が素直なソースの音には驚き、感心し直しました。例のカンターテドミノのオルガンが「らしい音」ではなく、その物として鳴り響きました。サイレントナイトは、男性コーラスの厚みとハーモニーの再現がまったく違います。

次々とHD−1に入っている曲を聴きまくりました。47研のトランスポートも素敵な音を出しています。M.Tさんのお顔を見れば、淡路島まで来た甲斐が有ったようです。窓の外には瀬戸内海の景色が見える丘の上の素晴らしい環境は、那須の石田さんの所とは山と海で対照的ですが、自然の中で暮らす事がどんなに素晴らしいことかを再認識させられました。
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夜は、地元の福良の美味しいステーキハウスでご馳走になりました。港に上がった、タコや穴子、アワビがでてきました。メインの淡路牛もとても美味しかったですが、私たちを驚かしたのは、淡路島産の大きなタマネギとサツマイモでした。輪切りにして焼くだけですが、甘くて本当に美味しかったです。新鮮な地元の材料だけですべてまかなっています。ご馳走になったのでその時は解らなかったのですが、あとで調べて二度ビックリ!あのフルコースでこの価格とは!東京から飛行機で行っても合いますよ

この味を食べて頂くため?にも、ファンクラブの例会を、次回は是非、このあたりを貸し切って行いたいと思いました。関西地区の方も、四国の方も、中国地方の方もここなら最高のロケーションだと思いました。週末に奥様を連れてご参加できるようなかいごうにしたたいと考えています。

M.Tさん、奥さん、本当に美味しい食事と素晴らしい音ををありがとうございました。大山さんと二人堪能させていただきました。また来させて頂きます。

幹事

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一蹴入魂。セッティングで魂を宿す

こんにちは、M.T/021です。
先日は、お忙しい中、ファンクラブの幹事さんは広島の出張中に、又、大山さんも、翌日にお茶の水での試聴会があるのにもかかわらず来島いただき、すばらしいセッティングとメンテナンスをしていただき本当に感謝いたします。今回のご両人の訪問により、我が家の音楽再生が大幅に深化・進化してすごい事になってきました。

同じ装置で、ただセッティングを少し変更していただいただけにもかかわらず、我が部屋がコンサートホールに大変身です。皆さんの定番となっているカンターテドミノでは、とにかく臨場感が素晴らしく再現されはじめました。そして、ホールに響くパイプオルガンやコーラスの声のハーモニーや余韻感等にひたすら聞き込んでしまう自分がいます。

実は私、大型スピーカーでは、こういう音楽表現は出来ないと思い込んでいましたので、驚きと喜びでいっぱいです。10.3畳の部屋で大型のT2を鳴らすのは結構無茶な事で、それを自覚しておりながらのT2導入でしたので、今回は正直「T2を選んでおいて、本当に幸せであった。」という思いを深くいたしました。今更ながら、T2の深く沈み、陰影感のある低音域は絶品ですね。ゴージャスです。素敵です。

そして、音数も絶句する程増えました。この件に関して、幹事さんに質問したのですが、『音数が増えたというよりは、互いに打ち合い消していた状況が無くなったから、その様に聴こえる。』とお話いただいた時には、正直、驚きました。私は音数が増えるという現象には、機材の性能(解像度等)が上がり、それに伴い、音数が増えるという概念であったのですが、今回それ以上に重要なのは、機器が再生している音をうまく打ち消しあわないようにしてあげるセッティングである事を、身をもって経験させていただきました。
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私がこの様なセッティングが出来るようになるのには、気の遠くなるような試行錯誤をして耳や感性を鍛錬・精進していくことが不可欠でしょう。今までこのオーディオ業界でセッティングに関して、すばらしいと評判であった人の我が家でのセッティングを経験していましたが、今回のセッティングは違います。何が違うかといえば、瞬時に現状を把握して、すばらしく音楽が鳴るまでにかかる時間が圧倒的に短時間。音楽のイメージがあり、それにどうすれば導けるかという方法を確立しているからだと思います。

セッティングのその場に立会い、その効果を体験しましたが、ただ唖然でした。それこそ、少し動かされただけで音楽が拡がり、そこからは、簡単には動かない大型のT2の微調整のために、スピーカーの台をコツ・コツと足蹴りです。一蹴りごとに、音が冴えていき、奥行きが出て、音に魂が宿っていくのは現木から彫刻を削り出していく様です。

しばらく、このセッティングにおける音楽を十分楽しませていただき、芸術性のすぐれた音楽再生のイメージを覚え、自分でもこの様な音楽を奏でられるようなセッティング技術を身に付ける為に精進していきたいと思っています。

お近くに来られた時には、又、是非ともお立ち寄り下さい。素朴な自然と淡路島産の魚・牛・野菜等を用意してお待ちいたしております。本当に今回はありがとうございました。

M.T/021
by SD05club | 2008-10-11 05:19 | オーナー訪問
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