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ipodのこと

T.H/093です。

ごく最近、iPodとWadia 170 iTransportの組合せをSD05改、T4につないで聴いてみましたので、その簡単な報告を。

今までiPodとは全く縁がありませんでしたが、最近替えたクルマのステレオにiPod接続機能がついていたために、急遽iPodを購入。そこに、たまたま、WadiaがiPodのデジタル信号を取り出すiTransportという装置を発売。結果的に、HD1に類似?のシステムが我が家に導入されました。
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写真は、iPod(容量160GBのハードディスク型)とWadia 170 iTransportです。横のCDケースは大きさを示すため。接続は同軸デジタルケーブルによりますが、付属のものよりファンクラブ特製のほうが明らかに良い。我が家の標準音源であるMS1改との優劣というより、両者はすごく似ている、という感想です。(HD1は我が家でじっくり聞いたことが無いので、それとの比較はできません。)研ぎ澄まされた高解像の音場の純度はiPodの方が、とも思えます。音場の奥行きが一層深くなる気がします。このとても小さい音源は、結構良いのではないかと。

以下、少し長くなりますが関連の説明です。

● パソコンにインストールしたアップルの無料ソフトiTunesで、パソコンのCDドライブでCDを読み込み、外付けハードディスクに保存。このときタイトル、アーティスト、曲名、アートワークデータが自動的にウェッブから取得される。

● iTunesの設定で、コーディング方式として「アップルロスレスエンコーディング」(可逆圧縮であり、元データを完全に再現できるとのこと。データ量は約半分に圧縮されるようだ)、および「 読み込み時にエラー訂正を行う」(このため、たまに何度も同じところを読んで進まないこともある)、を選択。

● 読み込み速度は、せいぜい2から3倍速で、HD1と比べてすごく時間がかかる。

● iPodにはコンピュータとつなぐだけで曲データが入る。今CD約320枚分をiPodに入れましたが、あと200枚位入るでしょう。CDをiPodに入れること自体が目的化しているので、さらにiPodを買い足すことになりそうです。

● iPodの選曲法は工夫されていてやり易いのですが、iTransportと接続した状態では少しやりにくい。付属の小さなリモコンで「次に進む、前に戻る」だけはできます。

とても小さな塊に何百ものCDが入っていて音が出るのは、理屈では分かっていても、とても奇妙な感じがします。通常のCDトランスポートが読み取りエラーを補正しているのに対して、iTunesでは何度も同じところを読んで完璧を期すと言うことで、実はMS1よりも良くなるのではと秘かに期待していたのですが、それほどではないにしても、素晴らしい音だと言えます。

ただし、このシステムには欠陥もあります。たまに、ほんとにたまにですが、音が一瞬(1秒くらい)止まってしまいます。iPodのなかで、ハードディスクからデータを読み出すキャッシュの容量が十分でないらしく、MP3のような高圧縮ファイルでは問題ないのですが、低圧縮の場合は容量不足になることがあるとのことです。
ほんとにたまにしか起こらないので構わないといえば構わないのですが、多分近いうちに改善されるでしょう。CDジャケットの画像を表示する「Cover Flow」モードをオンにしておくと、メモリを消費して「音飛び」が起こりやすいとのことで、オフの設定にしています。

HD1、リンの一連のHDオーディオ、そしてiPod+iTransportのような「ハードディスクオーディオ」が、これからの音源となるのは確かでしょう。パソコンを使ってハードディスクに保存する、またはウェッブからダウンロードした曲データを読み取ってDACに送り込めば良い訳で、これからいろいろなメーカーがどんどん出してくると思います。iPodを含むシステムは、ハードディスクが二つ介在することになるので、携帯性が必要な場合にのみ意味を持ちます。

カーステレオで何百曲もあるのは無意味でかつ選択しにくい、と言う問題はあります。結局クルマ用に、小容量のiPodを用意することになりそうです。

T.H/093
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by SD05club | 2008-10-21 01:15 | 私のSD05
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