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デジタルケーブルの納期について

この度は、デジタルケーブルの件について、大変反響が有り、毎日お問い合わせやご注文が来ております。ファンクラブの関係者一同、いかに皆さんがケーブルに感心がお有りかがわかり感動いたしました。なかでもお問い合わせが多いのは、ケーブルの長さについてです。ご経験上、皆さんはなるべく短いケーブルを言ってこられます。何故、1.6mも有るのだと!

CDPとSD05を上下に置かれている方は、60センチも有れば充分とおっしゃられます。1.6mの長さは、石田さんも、ファンクラブも、なるべくCDPとSD05は並べて置いていただきたいと願っているからです。その場合、デジタルケーブルに余裕が無いと、レイアウトがかなり制限されます。今ひとつは、インピーダンスマッチングが取れているケーブルの場合は、1.6mと半分の0.8mで実験しても、さほど音質に差がないからです。

デジタルケーブルで、音はかなり変わります。理由を説明しろ!と言われても、明確な答えにはなりません。1秒以内のジッタは、S-masterがクロックの打ち直しをしているので、吸収されています。より長い周波の揺らぎやケーブル内での反射が、微妙に音の性質を変えているように思います。
その意味で、市販されているデジタルケーブルはほとんど、高音にキャラクターが乗り、ピッチが上がったように聞こえます。また一見低音が出ているように作られています。そして、余りにも高価です。しかし、石田さんがご推奨されているデジタルケーブルは、その意味では大変「辛口」で、低音部が出ていないようにで、実はとても低いところまで、悠々とならしきっています。MS1改のキャラクターにマッチしているのです。

問題は、XA55ESとのマッチングでした。先日のレコードコンサートでも、JAZZファンの多くは、XA55ES改の方をご評価されました。この、MS1改とXA55ESの両極の間にオーディオの楽しみが有るから、難しいし、面白いのだと思います。杉並公会堂でのレコードコンサートの時でも、SPの置く位置の評価が二つに分かれました。その比率から言っても、三分の二以上の方が、XA55ES改の方の音を、評価されているようです。

今回のデジタルケーブルでは、そのXA55ES改のキャラクターに合わせて制作しました。何人かのファンクラブ会員にモニターに出して、評価をいただきました。結果、クラシックファンとJAZZファンでは評価が分かれるようです。この場合は二兎を追うとどちらも逃がす公算が高くなりますので、どちらのタイプかをお聞きいたし、どうやら二種類作るしかないようです。長さも、1mタイプも用意いたします。

その為、納期を二週間ほどいただきたいので、現在お申し込みの方は、その旨、再度お知らせ下さい。なお、片側BNCをご希望の方もおられますが、CDP側が、BNCしかない場合(WADIAなど)以外は、両端RCAで充分です。SD05のRCA入力は、完全にマッチングが取れていますので、音の差は有りません。特注品は、その後、二週間ほどいただきます。

いずれにしても、納期の点でご迷惑をお掛けいたしますが、より良い音の追求の為、今しばらくご猶予下さいますようお願い申し上げます。

○ クラシック用(MS1改用) デジタルケーブル Mタイプ 1.6m
● ジャズ用(XA55ES改用) デジタルケーブル Xタイプ 1m、1.6m
  (いずれも価格は同じです)

※現在、オークションで、XA55ESが、大変高値になっています。もし、SD05オーナーの方が競り合っているのでしたら、改造を受け付けていて、大変申し訳有りませんが、やはり中古品ですから定価の半値以下が妥当だと思います。改造にも時間が掛かりますので、沈静化するまでお待ち下さい。
by Sd05club | 2007-01-19 02:21 | Sound Cafe

DR1改のY.Kさんからのお問い合わせ

ファンクラブ様

TA-DR1を石田さんにグレードアップしていただいたY.Kと申します。現在は従来から 使用していたSONY SCD-1からDigital out、COAX接続で使用しています。石田さんに 以前お聞きしたときSCD-1のCD Transport改造は難しいとお聞きしました。しかしCDP-MS1はなかなか市場で見当たりません。CDP-XA55ESを探したいのですがアドヴァイスいただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 Y.K

YK/DR1改様

CDP-MS1はなかなか市場でも見当たりませんね。しかし、CDP-XA55ESは、オークションでも、出てきました。ただ、みんなでせり上げると 価格が上がっていまいます。高くても、5万前後が限度でしょう。お店では3万円台で有ったのですが。SCD-1は、名機ですからそのままお使いいただき、将来、手放された方が高値になると思われます。
ファンクラブ K/013

ファンクラブ様

早速のご返事ありがとうございます。今日ダイナミックオーディオとオーディオユニオンに問い合わせてみましたが在庫はありませんでした。SCD-1もDigital Cable をPADのTantusに、TA-DR1のAC Power CableをPAD Dominusに変えて数ヶ月が経過し、今は私の前方3メートルにJazz Bandが私だけのために毎晩演奏してくれるようになりました。スピーカーはJBL K2 M9500を鳴らしています。しばらくSCD-1で愉しみながらどこか良心的なメーカーが良いCD Transportを出してくれるのを待とうかな・・・とも思っております。もしそんな噂を耳にされたときはお教え下さい。

私は石田さんのご自宅にTA-DR1を車で運びお会いして以来石田さんの大ファンです。今後ともよろしくお願いいたします。
YK/DR1改

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DR1改のYKさんは、お客様の声よりの「TA-DR1グレードアップの感想2005/11/29」と「続編 2005/12/4」にご登場されています。私だけのJazzBandは、どんなに素敵でしょう!
by Sd05club | 2007-01-18 17:44 | Sound Cafe

アナログ入力にて

皆さんおめでとうございます。DIY/044です。

SD05をお使いの多くの方は、MS1とXA55の音の差を気にしているようですが、私はSD05のアナログ入力にこだわってCDを鳴らしています。と言うのも、メインのSPがSD05では鳴らないと言われているDynaudioを使っているからです。そもそも、DYNAを使った理由は、今までに無い端正な音がするからでした。特に、「コンフィデンス」を使用してから、独特のSP配置から低音がどうしても豊かには鳴りません。一時はひっくり返して鳴らしていたほどです。従来からのアナログ機器は、その点を補うためにコード関係をMITにして使っていました。それも、ターミネーターの付くタイプは、低音がそろってしまうので、ターミネーター無しのタイプで使い分けしていました。

CDは、昔の「WADIA20」を未だに使っています。メカは、TEACに変わった頃の物です。それに同じ「WADIA25」のコンバーターを組み合わせています。もう、15年ぐらい前の物です。壊れないのと、苦労して購入したのに次から次から捨てられない吝嗇な性格なので(笑い)。

もう一つは、CDプレーヤー初期の名機Maranzの「CD−34」です。こちらは、専門の方にお願いして、制御系をアナログアンプをチューンアップしています。電源もデジタル系とアナログ系は分けています。とても、厚い音がしており、「コンフィデンス」の音と好対照で、俗に言う「割れ鍋綴じ蓋」関係です。その、「CD-34」がSD05を黒子のメインアンプとして鳴らすと、蘇り実に音楽的な音を聴かせてくれます。テープのサウンドにも似た安定したアナログサウンドです。
アナログ入力にて_b0098901_2332414.jpg
メインはどうしても「CD-34」を多く聴くようです。何故か、安心するサウンドです。昔友人が、PHILIPSのプロ用の2000を使っていました。その時の音を彷彿させ、部分的は勝っていると思います。

安定した、低音部は雄大で、図太く満足行く音になっています。もっとも、聴く音楽も、60年代から70年代の録音の物を良く聴いています。ビートルズのモノラル盤を掛けるとホッとします。SD05を愛用している方の中にも、アナログ入力のCDを聴かれている方も、結構多いような気がしますがいかがでしょう?

それに、旧いポップスの録音や、大好きな歌謡曲、ジャズを聴く場合は、CDからデジタル入力するより、一旦、真空管アンプを通した方が、音がまろやかになり柔らかい音になります。こちらは20年以上愛用している、A&M社のATC-2と言うプリを使っています。適度にクロストークがあるウォームなサウンドは、聴く人をホッとさせてくれます。

SD05をパワーアンプだけとして使うのは、贅沢なような気もしますが、長年使い続けてきた真空管のアンプ、EL-34pp,6L6GCpp,6560ppより、パワフルでいて好きな端正な真空管の音がするからです。トランジスタ独特の詰まった感じがしません。これはNFが無いからだと思われます。お正月は、昔の音楽仲間にも聴いて貰いました。隣に真空管アンプの灯ををつけていたので、誰一人デジタルアンプが鳴っているとは信じてくれませんでした。もっとも、デジタルアンプと言っても誰も意味が判らず、石のアンプという言い方をしましたが(笑い)真空管の音がすると言って褒めてくれました。嬉しいような、奇妙な感じでした。
by SD05club | 2007-01-11 23:27 | Sound Cafe

50Wに降参 黒磯Y

皆さん明けましておめでとうございます。黒磯のY/007です。

いつもファンクラブのブログを拝見すると、50Wと100Wの音の違いは当然のことのように語られてきたように思えます。でも実際に比べる機会を持たなかった私にとっては、あまり関心がありませんでした。私の100W/007でなんら不満がなかったのです。

12月のある日、那須リスニングルームを訪れると、石田さんが最初にかけてくれたCDは、サンサーンスの交響曲第3番、オルガン付きでした。あたりの空気が変わり、包み込むような低音が押し寄せてきます。そして「Yさんのスピーカーには50Wの方が合っていると思いますが」と、いつものように何気なく語りかけてくるのです。その時は、50Wにしてどうなるのか考えてもいなかったのですが、ほかならぬ石田さん一言です。
 
50Wに降参 黒磯Y_b0098901_19141064.jpg

それから、一月近くたち、久しぶりに訪れた別荘に50Wが届きました。用意していたのはモーツアルトのピアノ協奏曲第21番。なんか雰囲気が違うぞ。しばらくすると、それが、ピアノの低音の響きから来ることに気がつきました。それと高音がとてもきれいになっています。音場はいっぺんに広がって、音がドームの壁を駆けのぼって行くようです。縦がこれほど広がるならば、きっと横だってと思い、の距離を広げました。すると、ちょっと椅子から立てないくらい見通しが開けてきたのです。今までは華やかすぎてちょっと敬遠していた、フィリップ・ジョルダーノのソプラノが、高い空に消え入るまで伸びていきます。ブレンデルのシューベルトの鱒。コントラバスがいいとこんなにもピアノが美しくなるのでしょうか。50Wは音楽をより一層魅力的なものにしてくれたようです。

 聞き出して1時間も経ったころでしょうか。石田さんから電話が入りました。どうでしたか。このタイミング、製品を我が子のようにいつくしむ技術者の愛情を感じました。まず、低音の響きが変わりました。軽やかで、心地いい。音楽のスケールがアップしたみたいで、大正解でした。感想をファンクラブに書きますから、とつい言ってしまいました。SD05は、専用のオーディオルームを持たなくても、リビングオーディオでも十分楽しみを振りまきますよ。スピーカーは10年ほど前のウィルソンベネッシュACT1。背面にカーボンが貼ってあります。
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写真は別荘の外観です。上の写真とともに昨年9月頃撮影したので、季節が違いますが、、。
by SD05club | 2007-01-02 00:58 | Sound Cafe

PSD社のT3について

049/PSD大山です。
レコードコンサートでT2の音を聴かれた方からの問い合わせが、いくつか寄せられています。
なぜかT2に関してではなく,T3に関する問い合わせばかりです。皆様の期待の大きさを感じております。ファンクラブの方からも問い合わせがございましたので、簡単にT3に関する情報をお知らせいたします。

外形寸法はH 930mm W340mm D395mmです。T2を二回り程小さくした感じです。バッフルの形状はT2と同じデザインですが、バッフルに付くエンクロージャーの形状がT2とは異なります。T2では幅方向にバーチ材を積層して削り出す工法を取っていましたが、T3では高さ方向に積層しています。T3は高さが930mmですので、何とか高さ方向の積層が可能です。さすがにT2では無理がありますが・・。高さ方向の積層の場合、エンクロージャーの断面形状の自由度が飛躍的に高まります。

PSD社のT3について_b0098901_2354740.jpgT3では、内部の定在波の防止とエンクロージャーの強度、スピーカーを内振りにした時の外見的な要素などを考慮して馬蹄形のデザインを採用しました。B&Wやソナスのような・・と言えばわかりやすいでしょうか。しかしT3はB&Wなどと違い曲げ合板ではないので、板厚を連続的に変化させる形状をとっています。これにより、特定の周波数によるエンクロージャーの鳴きを回避しています。よく「エンクロージャーを徹底的に補強して箱鳴りを抑えた」などと表現しているメーカーさんが有りますが、エネルギー保存の法則から考えても「箱を鳴かせない」というのは不可能な事です。「エンクロージャーの振動モードにピークを持たせない」と言う考え方の方が自然だと思います。

次にユニット構成ですが、T2の3ウェイ5スピーカーに対しT3は3ウェイ4スピーカーとなります。T2のシングルウーファー版と考えてください。ツイーターはT2と共通ですが、ミッドレンジが150mmから120mmへ、ウーファーが260mmダブルから220mmシングルへ変更となります。バスレフポートの位置もT2はリアバスレフですが、T3はフロントポートへ変更してあります。いずれもスキャンスピーク製の最高峰ユニットRevelatorシリーズを使用し、特注のネットワークパーツを使い組んでおります。

来年、1月後半か2月前半には皆さんにお披露目出来ると思います。ご期待下さい。また、当社試聴室の完成も同時期を予定しております。那須の試聴室と同様のログハウスを当社倉庫内に建築予定です。石田さんの所と比べてログの段数を2段増やしました。天井が300mm位高くなる予定です。
埼玉近郊の方、ぜひお立ち寄り下さい。
by SD05club | 2006-12-31 16:01 | Sound Cafe

SD05試聴の感想について

経緯
 わたしがSound Design社を知ったのは、一昨年よりデジタルアンプTA-DR1に非常に興味を持ち、昨年秋口にデジタルアンプの情報をたまたまインターネット検索していたところ、Sound Design社のデジタルアンプのことが記載されていたところからです。それ以来、HPや石田様のブログを非常に興味深く拝見していました。そして、最近、ファンクラブが結成され、そのブログで試聴機貸出しのことを知り、申し込みさせて頂いた次第です。今回の試聴のおかげで、私の音楽生活は大きな転機を迎えると思います。

現用システムと私  
現用システムは、フルレンジを50Lほどのバスレフボックスにいれ、スーパーツィータを外部に追加したシンプルなもので、Accuphaseのプリと純A級20Wのパワーアンプで主にJAZZを鳴らしています。このフルレンジは25年ほど前に購入したYAMAHAの単体ユニットで8インチ、Beliliumのセンタードーム、マグネットはAlnico、総重量5Kgと物量を投入したモデルです。外見はJBLのLE-8Tによく似ていますが、まったく異なるサウンドを目指したものです。数年前に振動板を張替えましたので時代を感じさせない繊細な音を出してくれています。そのほかに、ECLIPSE TD512という12cmフルレンジを搭載した卵型スピーカをサブで使っています。私はマニアではありませんので、オーディオ機器の入れ替えも少ない方です。基本的にニアフィールド・リスニングで、できるだけシンプル&ストレート、奥行き方向に広がる音楽空間のリアルに再現できればと思っております。

SD05試聴  
SD05(50W)試聴機は12/9(土)午後に受領いたしました。京都はちょうど寒い日でしたので、運送時の外気にされされて、アルミ筐体が冷え切っていました。そこで、一旦、セッティングしましたが、筐体が室温に馴染むまで、電源は入れず、数時間放置してから、電源を投入しました。

最初の一聴、私が選んだ曲は大好きなキースジャレット・トリオの「Standards Still Live」から”My Funny Valentine”でした。ついさきほどまで、現用システムで聴いていたのですので、違いがはっきりわかるだろうと思っての選曲です。

SD05のボリュームを上げると、そこに3人の演奏者が突如として出現していました。ボリュームレベルは9時半あたり、普段聴いている音量、おそらく1W程度かと思います。いままで聴いたことの無いダイナミックレンジ感で、フルレンジが鳴っているとはまったく信じられないサウンドでした。そして細部まで克明に見える音、アンプでこんなに変わることがあるのだろうかと、、、、初めての体験でした。SD05の駆動力に、スピーカ自身も信じられない思いで音楽を奏でていたのではないでしょうか。しかし、この日は音の粒立ちに対して、逆にいままでのアンプで表現できていた3次元的な奥行き感が薄らいでいるようにも感じました。

そして翌日、K/013様のアドバイスもいただき、電源部のエージングをすすめながら、聴き進めていきました。初日に戸惑っていた音もどんどんほぐれていき、透明な音で、奥行き方向へ展開し、スピーカの存在感がついになくなりました。スピーカのセッティングもすこし内向きに調整すると、ビルエバンス「Walz for Debby」のなかの”My Funny Valentine ”がライブハウスの喧騒音と演奏をきれいに分離し、スコットラファロのベースが唄っています。さらにフラメンコ、パコ・デ・ルシア 「カストロマリン」でのギタートリオ演奏は3人の演奏者のテクニックをあからさまに細部まで見せてくれました。

そして、ほぼ一週間、ウィークデイは夜でしたのでごく小音量で、最後の週末はすこし大きめの音量で試聴させていただきました。これらの試聴のなかで印象に残ったCDとしては、Johan DielemansTrio "Round Midnight"、ヨーヨーマ "Solo"コダーイ無伴奏チェロソナタ作品8、吉川よしひろ"The Cello Acoustics"、水橋孝&田中祐士の"Mr.Boujangle"、"Blad Meldau & Pat Metheny"、などなど、かつて聴いたのに、初めて聴くような驚きと安心感のなかで、音楽三昧の日々を久々に過ごさせていただきました。

この試聴期間を通しての感じたことをいくつか紹介いたします。

1)音の印象 エージング(スピーカも含めて)が進むつれて、小信号時のリニアリティがさらに良くなり、小音量でも素晴らしい再現力で応えてくれます。まったくの静寂のなかから、立ち上がる楽音、超ワイドレンジで、従来薄めだった低域もかなり下の方まで伸びて量感もあり、スピーカの存在感を完全に喪失させます。さすがに8時以下のかなり低い音量では細部の見通しは曇ってきましたが、十分実用レベルだと思います。さらに奥深い立体的な音像表現がほしいケースがありましたが、時間も少なく調整の足りなかったせいかと思います。(やりがいがありそうですね!)
また、TD512はごく短時間の再生でしたが、やはり鳴らし始めてしばらくすると急に目を覚ましたようにダイナミックなサウンドを奏でてくれました。(やはり、SD05でスピーカを再教育する必要があるのかもしれませんね。)アナログ入力も試してみましたところ、デジタル入力に近い音質で、AD変換の優秀さを感じました。イコライザアンプがあれば、LP再生も楽しめそうです。

2)音の貫通力 小音量でも情報量が多いせいか、音が非常によく伸び、リスニングポイント以外の広い範囲で音楽を楽しむことができます。しかし、意図せず他の部屋まではっきり音が漏れていることがあり、ボリュームと遮音には十分気をつける必要がありした。

3)セッティング 試聴のための仮置きということで、とくに気にせず、ステレオラックの天板に置いていました。元々、リスニングポイントにセッティングしているため、スピーカケーブル長は約7mと長めでしたが、何ら問題はありませんでした。
また、デジタルケーブルを何本か変えてみましたところ、音像と粒立ちが大幅に変化することがわかりました。ソース側もかなり調整していく楽しみがありそうです。

4)録音ソース ソースに含まれる情報をまるごと描写するため、いつも新鮮な驚きがあります。古い録音でも空間情報を含んでいるものはとても楽しく聴くことができます。録音状態が悪く、長らくお蔵入りにしていたCDから素晴らしい音楽を奏でてくれました、SD05の再生能力の高さに改めて感心しています。

5)デザイン&操作感 シンプルなシルバーデザイン、ブルーの輝き、虚飾に満ちた過剰デザインの高級オーディオ機器が蔓延する中、一服の清涼感があり、見飽きません。一方、操作感としては、電源スイッチのストロークは浅めでクリック感がもうすこし柔らかめ、ボリュームの感触はもう少し粘りがあったほうが個人的には好みです。さらに、ボリュームのタイムラグの短縮、小音量時の細かい音量調整(ボリューム7時から9時)がうまくできれば、ありがたいと思いました。

最後に、SD05が提示する自然な音空間は、あらゆるジャンルの音楽ファンにぜひ聴いてほしいと思います。きっとその音楽表現を一聴すれば、新たな魅力を再発見でき、さらに音楽が好きになると思います。

新しい出会いと音楽の再発見をどうもありがとうございました。SD05がわが手に届き、新しい音楽生活が始まる日を楽しみにしております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

京都在住/momo/091
by sd05club | 2006-12-29 23:37 | Sound Cafe

「ギャラリー五辻」レコードコンサート

049/PSD大山です。
レコードコンサートにお越し頂いた皆様、またファンクラブの方々、2日間本当にご苦労様でした。改めて御礼申し上げます。

貴重なLPコレクションと素敵なお話を披露して頂いた五辻さん、ありがとうございました。五辻さんとは初対面でしたが、演奏の合間に色々なお話を伺う事が出来ました。中でも「成功する人は謙虚さとわがままを併せ持つ」というお話は特に印象的でした。詳しくは書きませんが、五辻さんの人生経験の凄まじさの一端を見た思いでした。

また、今回の2日間でレコードコンサートの可能性を改めて感じました。単に音楽を聴くのではなく、その盤にまつわるエピソードや時代の背景、更には業界の裏話などを解説して頂く事で、今までに無い視点で音楽を聴く事が出来ました。五辻さん佐藤さん両氏の解説、見事でした。レコードコンサートも回を重ねる事で更なる進化を遂げて行くのではないでしょうか。
「ギャラリー五辻」レコードコンサート_b0098901_335386.jpg

「随分音変わりましたね」とか「ユニット変えたんですか?」という声を何人かの方から頂きました。皆さんよく見てますね。驚きました。今回使用したT2は、ユニットとネットワークが全て交換された物です。開発機の方で煮詰めていたネットワークが完成しましたので、今回のレコードコンサートで皆さんに聴いて頂きました。
変な先入観を与えたく無かったので、あえて詳しくはお話しませんでしたが、多くの方が違いに気付かれたようでした。

2日目のジャズの合間に、Kさんがふと掛けたベートーベンの5番を聴いた時、「あぁ良かったなぁ・・」と自分でも思いました。低域の解像度と云いますか、透明度が明らかに改善されていたと思います。上との繋がりも一層スムーズになり、全体がまとまりました。

同時に、「75Wバージョンも、意外に良いなぁ・・」と思ったのは私だけでしょうか?
by SD05club | 2006-12-26 09:15 | Sound Cafe

感想

ファンクラブさま
レコードコンサートお疲れ様でした。二日間もやるとほんとに大変だったと思います。でも、とても面白かったので、またぜひお願いしますね!!

さてレコードコンサートの感想ですが、
まず一日目の五辻さんのお話、さすが50年近くクラシックを聴き続けてきた方ならではの、奥深いお話でした。特に自分の環境が変わって、木々が年輪を重ねて行くように、自分の中に染み入っていく音楽が季節のように変化していくという話。偶然シュライヤーのデビュー時のコンサートを聴くことになり、それ以来40年以上も、シュライヤーを追いかけて、聞き続けていること、そして圧巻はシューベルトの冬の旅のお話でした。フィッシャーデイスカウが歌うレコードボックスを、彼が20代、30代、40代、50代、と聞かせてもらいました。
そこで大事なのは、特にドイツリートではその年でないと歌えないことがある。単に声が出ている、衰えたというような事で良し悪しを判断してはならないと言うお話でした。
確かに悲しみに満ちた冬の旅を、その極限までシンプルに悲しさを表現するためには、いくばくかの時が必用なのでしょう。それにしても実に内容のあるお話で、こういう話を聴きながら良い音で聞く音楽というのはまさに極楽でした。

次の日の佐藤さんのお話も、これまた深い経験と勉強に支えられた興味深いものでした。特に録音についての解説は、やはり素人ではとても知らないことばかりで、レーベルによる音質の違い、バンゲルダーがミキシングをするとき、人に見せないという話など現場に立ち会った人でないと決してわからない臨調感に溢れたお話でした。また、ハンクモブレーが24回もマイルスに駄目を出された話やその捨てたテークなども聞くことが出来、まさにJAZZファン垂涎の時でした。

両日とも入場料を払って聞いてもまったく惜しくないというほどのレベルの高いお話でして、こんな催しがしょっちゅうあれば、行きたい人が沢山いるはずです。準備など大変でしょうがまたぜひお願いいたします。

え!音ですか、音楽とお話の素晴らしさについ書き忘れました、まるで音楽会に行ったよう。というのがその印象のすべてですが、私が一番印象深かったのは自分が持って行ったCDをかけて聞かせてもらった時でした。
我家で聞いて見事な録音だった最新盤のCDが聞くに堪えなくて、はるか昔のライブで録音も良くないフォートップスがそれこそ、その会場で聞いているように見事に鳴ったのです。
もう一つ印象に残ったのは、Kさんが合間にちょっとだけかけたフリチャイ指揮、ベルリンフィルによる運命です。これが実に臨調感溢れて迫ってくるのです。ホールの隅々まで染み入るような低弦の響きには魅了されました。これも古い録音のはず。
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さて、これは一体なんなのでしょう。考えて見て思い当たったのは、録音の違いということではなく実は演奏の違いなのです。本当に気合の入った名演奏ならどんな古い(悪い)録音でも鮮やかに蘇らせてしまう。それこそが今回のSD05とPSDのSPの真骨頂だったのではないでしょうか。

というわけで実にさまざまな勉強をさせていただいた、と書くと堅苦しいですが、実は格別に楽しい二日間でした。ありがとうございました。

SEIBO SAKAI

酒井さんには、二日目のJAZZの合間に、アメリカ音楽の魅力についてお話ししていただきました。時間切れで、用意していただいたCDの半分もかけていません。次回は、是非続きと、お好きなCountry Musicについての深いお話をお願いいたします。ありがとうございました。
by SD05club | 2006-12-24 20:50 | Sound Cafe

Sugarさんのお気に入り


Favorite Albums
No. アルバムタイトル  リーダー・アーチスト曲  Memo 時間

1.サキソフォン・コロッサス ソニー・ロリンズ ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ 
オープナーはロリンズ。珠玉のバラード・プレイを堪能していただきます。バンゲルダーのリマスタリング盤 6:24

2.ゲイリー・バートン・スペシャル ゲイリー・バートン ケアフル
初リーダー作からの1曲。エバンス・トリオのベーシスト、ドラムスを起用、63年録音のRCAレーベルの凄みを聴いて欲しい 4:12

3.セッション1958-60 モニカ・ゼタールンド  サマータイム
59年録音。オブリガードを吹くラッキー・トンプソン(ss)とベースはオスカー・ペティフォード。珍盤 4:56

4.ハロー・バーデンバーデン  ヘレン・メリル  イエスタデイズ
これは60年録音のベース(ペティフォード)とのデュオ。これまた珍盤  3:18

5.イージー・トゥ・ラブ  エロール・ガーナー 恋人よ我に帰れ
ビハインド・ザ・ビートというのが分かる名演。61年録音 4:58

6.マイルス・アヘッド マイルス・デイビス カディスの乙女、ザ・デューク
我々世代にはモノラルが定番。ところがステレオが登場。衝撃的でした。57年5月録音  7:23

7.春の祭典 ヒューバート・ロウズ 春の祭典
CTIと言えば私の場合は、コレ。あのデジョネット、ロン・カーターが神妙に演奏しているというだけでもニヤニヤできます。71年録音もちろんバンゲルダーですね 8:58

8.EON リッチー・バイラークナーディス
衝撃的なニューレーベルが登場してきました。一方の雄ECM。そしてこの盤は当時ジャズ喫茶でキースの「フェイシング・ユー」と同じくらいよく掛かりました。71年録音  11:57

9.ダブル・ベース NHOペデルセン&サム・ジョーンズ ミス・モーガン
これまた驚いたレーベルのスティープル・チェイス。多作なレーベル。素晴らしいピアノ作品がたくさんありますが、私はこれ。76年録音  6:20

10.ミシェル・ペトルチアー二  ミシェル・ペトルチアー二 オマージュ・ア・エネラム・アトセニグ
ペトルチアー二の初トリオ作。そして名曲。チャールス・ロイドが電話越しにこの演奏を聴いて自分のバンドに加え他のは有名な話し。ジェニー・クラークのベースもこの盤で知りました。 4:26

11.スーパー・セッション  トミー・フラナガン  トゥー・レイト・ナウ
80年Enjaレーベルへの吹込。レッド・ミッチェル、エルビンというトリオ。NY録音なるもマスタリングはトンスタジオバウアーで行ったちょっと変わった録音。 9:33

12.パートナーズ ポール・ブレイ&ゲイリー・ピーコック ラテン・ジェンティクス
オーネットの名曲を聴くだけの1枚。ピーコックの生音が楽しめる盤としても有名。 5:02

13.インプレッションズ・オブ・パリ フィリッペ・ペティ&ミロスラフ・ビトウス  クリスティーナ
当時も今も無名なギタリストペティ。ジャンゴ・ライクなギター。そしてビトウスのベースプレイが光ります 8:06

14.フォー・センチメンタル・リーズンズ リンダ・ロンシュタット 星に願いを
名演・名唱。愛聴盤の1枚。ネルソン・リドルの豪華オーケストラをバックに切々と歌うリンダが愛らしい1枚。 3:50

15セルフ・ポートレイト  カーメン・ランディ スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト
現在は電源ケーブル屋ともいえるビクターの田口さんプロデュースの1作。音も極上です。ちなみにアル・シュミットがエンジニアというのも今にして思えば驚き。 7:06

16.ザ・ブック・オブ・ラブ  シェリル・ベンティーン  ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド
マントラで知られるシェリルの最新作。テラーク作品。最初のストリングスの音だけ聴いて参りました。  4:52

17.ボルトン・スウィングス・シナトラ  マイケル・ボルトン ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド
AORの大御所となったボルトンのシナトラ・トリビュート。アル・シュミット、コンコード、キャピトル・スタジオAで録音という作品。 4:03

18.アース・ストーリーズ サイラス・チェスナット  グランドママズ・ブルース
名手ジョー・ファーラの1995年録音。めちゃくちゃ調律のいいハンブルグ・スタインウェイの音が楽しめる1枚。 6:38

19.ファースト・タイム・アラウンド 伊原康二 ブルース・フォー・A&J
オルガンの生音に近い録音。コンコードで活躍したフィル・エドワーズがエンジニア。ベースのジョン・ハードも聴き所。レズリーの効果も聴き所 7:28

20.オール・アラウンド・ザ・タウン ボブ・ジェームス ストンピン・アット・ザ・サボイ
ボブ・ジェームス、ジョアン・ブラッキーン、リチャード・ティーの3台ピアノをフィーチャー。 11:34

21.ラテン・アレイ  アラン・ジャン・マリー  アイ・ヒア・ア・ラプソディ
ピアノとベースのデュオ。IDAレーベルは音がいいフランスのレーベル。この作品はアナログがダントツに凄い。 5:25

22.パールズ デビッド・サンボーン エブリシング・マスト・チェンジ
大好きなアルバムですが、セールス的にはあまり売れなかったようです。内容は折紙付。エンジニアは、アル・シュミットとジョー・ファーラ、アレンジはジョニー・マンデル。ベースはクリスチャン・マクブライドと文句の付けようがありません。  4:58

23.ア・タッチ・オブ・デビッド・フォスター  デビッド・フォスター  ウィンター・ゲームス
カナダ出身の名アレンジャーとなったフォスターが88年冬期オリンピックのタイトルチューンとして作曲した作品。音のタペストリーともいうべきアレンジの妙味・醍醐味を味わっていただきたいと思います。 4:05

24.ミューア・ウッズ組曲  ジョージ・デューク  フェーズ1からフェーズ2まで
モントルーでのライブ。リール国立管弦楽団との競演。エンジニアは名手エリック・ゾブラー。6:23

25.プレイズ・エンニオ・モリコーネ  ヨーヨー・マ  ザ・ミッション 
ジャズじゃないのですが、このところの愛聴盤です。 5:38

26.グレーテスト・ヒッツ ベビーフェイス チェンジ・ザ・ワールド
言わずと知れた名曲のライブバージョン。クラプトンも参加。『アンプラグド』とは、別ミックス。 7:32


コルトレーン特集
Columbia Years The Complete Columbia Recordings 1955-1961

No.  アルバムタイトル  リーダー・アーチスト曲  Memo 時間

1.Columbia Recordings Miles & Coltrane トゥー・ベース・ヒット
プレスティッジ時代の録音。コロンビア発吹込となる盤。55年10月27日録音と言われていたが、前日の26日録音と判明。訂正されている。なお、スタジオはコロンビアDスタジオ。
3:42

2.ディア・オールド・ストックホルム
 原曲はトラディショナル(民謡)。アレンジはスタン・ゲッツ仕様通り。ポール・チェンバースのソロが秀逸。 7:48

3.ラウンド・ミッドナイト 
言わずと知れた名曲名演。56年録音。Columbiaはこの年からスタジオを移している。当時の最新機材を導入。前2曲と音質の差あり。エンジニアはフランコ・ライコ。 5:55

4.Red Garland ビリー・ボーイ
マイルス・セクステット録音の際に吹き込まれたガーランド・トリオの名演・名禄音。フィリー・ジョーのエア・ボリュームは必聴 7:10

5.マイルストーンズ(別テイク)
マスター・テイクよりやや遅めのテンポ。耳タコのアダレイのソロが違うので、??となる曲。なお、『マイルストーンズ』は、モノラル盤が普及、本来は3chステレオ録音が本来。5:52

6.オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
ビル・エバンス入りの初吹込。エバンスのインタールードから入る編曲もいい。9:48

7.ステラ・バイ・スターライト
ミュート・プレイの白眉。各メンバーのソロも素晴らしい。名曲名演。 4:44

8.フレディー・フリーローダー
失敗テイクから本テイク。スタジオ内のリアルな音。なおこの『カインド・オブ・ブルー』も3chマルチトラック録音 11:08

9.フラメンコ・スケッチ
ベースを拭く音もリアル。繊細なフレーズが続く。『スケッチ・オブ・スペイン』へ続く1曲。スパニッシュ・モードを使い、アレンジの妙味から聴こえないハーモニーも聴こえてくる。10:03

10.いつか王子様が
この時の収録を一部始終を捉えたテープを聴いている。まさにテープ編集によって出来た1曲。ハンク・モブレーのソロはNGテイクが大量にあり。編集されたモブレイ・ソロ。コルトレーンは一発OK。9:02
by SD05club | 2006-12-24 14:18 | Sound Cafe

ジャズレコードコンサートに参加して

Sound Design Fan Club 御中

金曜日はありがとうございました。
クラシックとジャズで開催日を分けていただいてほんとうに良かったです。
極一部の曲を除き、クラシックが嫌いな自分にとっては、試聴会は苦痛な場合が多いのですが、
今回はジャズに絞っていただいたおかげで楽しめました。

石田さんには、本来ご専門のCDトランスポート(SACDも含めて欲しいけど、、)をやはり作って欲しいと思いました。今の状況なら確実に受け入れられるのではないでしょうか。

T.F
by SD05club | 2006-12-24 11:45 | Sound Cafe