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レコードコンサートの感想記

サウンドデザインファンクラブ 御中
先日のレコードコンサートの感想記をお送りします。2日間本当にご苦労様でした。貴重な体験をさせていただき感謝しております。 
東京都 Tao/069

[1日目]
今日は文京区の千駄木にある画廊『ギャラリー五辻』でのレコードコンサートに行ってきた。サウンドデザインファンクラブ主催サウンドデザインとPSD後援でSDO5とPSDのスピーカーT2をメインに据え、CDやLPを聞き、さらにその合間に石田さんからSD05の技術的な解説があったり、大山さんからT2やそのジュニア機となるT3に関する情報の開示があるという盛りだくさんの内容とのことで、どうにか仕事のスケジュールをやりくりして参加することにしたのである。
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 私が着いたときには、丁度サウンドデザインの石田さんがSD05の技術的な特徴などを解説されていた。「これはデジタルアンプではなく、スピーカーを鳴らせるDAコンバーターです。」とおっしゃられていたことが印象的であった。そういう捉えであればSD05の技術的な特徴を掴みやすい。質疑応答の後、CDを聞かせてくれた。送り出しはCDP-MS1。ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」を序曲から第1幕を通しての演奏であった。

 T2ははじめて聞く。オーディオショウなどのイベントで大活躍していたPSDの新製品である。使われているユニットは海外製のハイエンドスピーカーで良く使われているもので、またその躯体も強靭でしっかり作りこまれているという印象を受ける。出てくる音はこれ見よがしさのない自然で懐の深さを感じさせるものであった。

 しばしの休憩の後、会場でもある画廊のオーナーである五辻氏の膨大なレコードコレクションから選りすぐった何枚かを、氏の解説と共に聞かせていただいた。五辻氏はフランスの美術に精通されていて、その分野では日本のエキスパートでいらっしゃるとのこと。と同時に音楽にも造詣が深く、レコードとはかれこれ50年近く深く長いお付き合いをされていらっしゃるようだ。

 最初は五辻氏が最初に魅了されたフランスの17世紀、18世紀の作曲家の曲を数曲聞かせていただけた。一般にはほとんど知られていない作曲家のレクイエムや宗教曲であった。プレーヤーはトーレンスの比較的古いモデルを使われていたが、年季の入ったまさに使いこなされたプレーヤーであり、五辻氏と共に「人馬一体」といった感でいい音を奏でてくれていた。

 その後シューベルトの歌曲の様々な聞き比べなどもあり、五辻氏のいろいろなエピソードも交えた楽しいお話と共に良い音楽を聞くことができ、瞬く間に時間が過ぎていった。仕事の都合で途中で退席することとなったが、約2時間ほどこのレコードコンサートに参加でき有意義な時間を過ごすことができた。


[2日目]

今日は『ギャラリー五辻』でのレコードコンサートの2日目。昨日はクラシックの日であったが、今日はジャズの日である。仕事を終えてからであったので会場に着いたのは7時ごろであった。入ると丁度佐藤さんの選曲解説による第3部が始まっていた。曲を1曲かけて、その曲にまつわる様々なエピソードなどが披露され、実に興味深い話が聞けた。そういった曲の背後にある色々な知識を知っていると、その曲に対する興味も倍増する。それにしても、佐藤さんの博識振りには驚くしかないという感じで聞き入っていた。

 そして、その音を聞いた第一印象であるが、「昨日と違う・・・」というものであった。音に厚みがあるし、キレも良い。低音の存在感がアップしている。よくよく見てみると、PSD T2のセッティングが昨日と随分違っている。まず後方の壁により近いポジションに移され、そして内振りの角度がかなり付けられている。昨日のセッティングでの音の印象は「これ見よがしな感じのない自然な佇まい」というものであった。しかし、もう少しダイナミズムが欲しい気がしたのも事実である。
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 今日のセッティングではその辺の不足感というか、もう少し迫ってきて欲しいといった印象が、見事に解決されていた。そしてもう一つ違う点が、CDトランスポートが違うのである。昨日はCDP-MS1。今日はCDP-XA55ES。この辺も音の印象の変化の大きな要因の一つとなっているようであった。

 実はレコードコンサート終了後、少し時間をいただき、CDP-MS1、CDP-XA55ES、CDP-X5000の三つのCDトランスポートの聞き比べをしたのであるが、その結果はかなり興味深いものであった。残念ながらCDP-X5000は躯体同様、音もコンパクトになるように感じられた。

 CDP-XA55ESとCDP-MS1はスポーツカーと高級セダンといった対比がピッタリくる様な印象を受けた。スピードやキレ、ダイレクトな接地感などはCDP-XA55ESが上回り、上質でリラックスできる懐の深さや高速道路のつなぎ目の心地よいいなし方などはCDP-MS1の方があるという感慨を持った。これはどちらが優れているといったレベルでなく、持っているもの、あるいは求めるものが違っているという感じである。とても面白い体験であった。

(写真は、Sugarさん(奥さま)からご提供いただきました。ありがとうございます)
by Sd05club | 2006-12-24 00:07 | Sound Cafe

22日のジャズレコードコンサート

二日目の、レコードコンサートは、佐藤衆治(Sugar)さんの選曲と解説で、Jazzの歴史とその流れを、音楽だけで3時間以上、解説を入れると6時間にも長い間、三部構成でお話しして頂きました。学生時代から専門誌に投稿され、解説者としてご活躍されていた佐藤さんの深い知識と現場にいたものだけが知り得る秘話、逸話を数多くご披露していただき、大変中身の濃い、ディープな会になったと思います。また、皆さんも長時間ご熱心にお聴きいただき、主催者としては感激いたしました。改めてご参加をいただいた皆さんと、佐藤さん、それにアメリカン音楽の源流を掛けていただいた酒井さんに感謝述べると共に、会場であるギャラリーを開放してご協力をいただいた「Gallery Itsutsuji」の五辻さんにお礼を申し上げます。

佐藤さんは、今回のイベント用にかける曲の選定*に当たり、お手持ちの数え切れないCDの中から厳選されて、音楽の流れる構成にしていただきました。また、それとは別にコルトレーンの特集も組まれておられたのですが、今回は時間切れになってしまいました。これはいつかまたリターンマッチを行いたいと考えています。 (*佐藤さんの選曲は、別途掲載いたします)
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二日目のサウンドは、前日の終了後に45度配置にクラシックでセッティングをした音を再度音出しをし、Jazzでも確認して採用しました。当初からそのつもりだったのですが、器機のトラブル等で時間が無くなり、そのまま続行いたしました。そのため、1日目のクラシックの皆様には雄大な音をお聞かせできず申し訳なく思っております。二日目のコンサートでも休み時間にクラシックをお聴かせしたし、喜んでいただきました。3回目のリファインを終えたT2は、来年の二月には、大宮のPSD社内に、那須のログハウスと同じものを作り、小型のT3と同時に展示試聴できるようになります。また、SD05も来年は、今回お聴かせいたしました、75Wバージョンを、オプションに入れてお持ちのSPの性格に合わせた選定が出来るようになります。CDPの改造やなぜ、50Wと100タイプが有ったか、音の違いは等の詳細の説明が、石田代表の分かりやすい解説で今回行われました。
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お願い:今回のレコードコンサートに参加された方々のコメントや投稿をお待ちしております。皆さんのご参加がこのブログの趣旨ですので、ご遠慮なくお送り下さい。
by SD05club | 2006-12-23 09:59 | Sound Cafe

21日のクラシックレコードコンサート

昨日は、40名以上のご参加を頂き誠にありがとうございました。遠方からも来られた方も居られました。重ねて御礼申し上げます。アナログ系統にアクシデントがあり、機材の調達等のトラブルで、プログラムの変更もあり、ご迷惑をお掛けいたしました。夜に入り大変盛り上がってきました。石田代表の歯に衣を着せぬ発言も、いいえ率直な、発言も飛び出しました。ご参加の皆様の甘い夢を覚ますようなお話もありましたが、昨日聴いて頂いたとおり、現行のCDフォーマットで充分だと思います。

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アナログレコードも、大変味わいよく掛かるのは、お聴きになられたとおりです。前段が真空管の場合は、あのように真空管の音がします。入力に忠実ですから、オーディオ道楽の終着点はいかにいいソースを手に入れるかですね。素晴らしいレコードと永年のレコード愛好家としての五辻さんの解説は、大変参考になられたと思います。五辻さんありがとうございました。
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後半になって、ようやくいろいろな実験が出来ました。新しくお披露目された75Wバージョンは、どうやら良い方向に行ったようです。また、昨日ご参加の皆さんは上の写真をご覧になって、この配置では無かったと思われるかも知れません。昨日は時間が無くこの配置の実験が出来なかったのですが、終了後変えてみました。そして、残った人間が全員この方が、良かった!と言う声を聞き、少し後悔しております。今日のコンサートはこの配置で行います。
昨日来られた方で、もし、もう一度来ることが可能でしたら、この配置の音も是非お聴き下さい。昨日の整理番号で結構です。JAZZの合間にクラシックも掛かりますので。
おなじみになりました、PSD社のT2は、今回のレコードコンサートでも進化しています。今回はネットワークの見直しとともに、ツィーターも変更があります。以前の写真と見比べてみてください。でも、現在開発中のT3の方が今回の会場ではマッチするようですね。

重ねて、昨日お越し頂いた方に感謝いたします。また、お手伝いを頂いたファンクラブの会員のかたもありがとうございました。
願わくば、春になったら那須の試聴室にお越し下さい。また別の方法の試聴もファンクラブでは考えております。ありがとうございました。
by SD05club | 2006-12-22 09:30 | Sound Cafe

22日のJAZZレコードコンサート

22日は、Sugarさんのお勧めの、Jazzが一日流れます。とても充実したプログラムで、ディスクジョッキーを担当されるSugar さんも、のりに乗って居られます。

さて。Sugarさんのプログラムから、演奏される演奏者を抜き書きしてみますと、

ソニー・ロリンズ、ゲイリー・バートン、モニカ・ゼタールンド、ヘレン・メリル、エロール・ガーナー、マイルス・デイビス、ヒューバート・ロウズ、リッチー・バイラーク、NHOペデルセン&サム・ジョーンズ、ミシェル・ペトルチアー二、トミー・フラナガン、ポール・ブレイ&ゲイリー・ピーコック、フィリッペ・ペティ&ミロスラフ・ビトウス、リンダ・ロンシュタット、カーメン・ランディ、等々、ふーっ、これで半分ですよ!
これだけの出演者が、演奏し終わるのに、3時間以上かかるマラソンコンサートです。2部場合によっては、3部構成になるかも知れません。
そして、メインの特集は、コルトレーンをお送ります。

ずーと、Jazzばかりでは、話す方も聴かれる方も疲れてしまいますので、間に、五辻さんの御友人で、ヨーロッパ音楽、カントリーにも詳しい、SEIBOさんのお勧めポピュラー音楽が掛かります。イージーリスニングから、民謡、シャンソン、何でもありの音楽の世界旅行です。そして、石田さんからデジタル技術について、大山さんからはSPの開発秘話のお話や楽しい実験のございます。お楽しみに!

おかげさまで21日のクラシックコンサートは、はほぼ満席になりました。でも、まだ入れますよ!

22日はクリスマス前の連休の金曜日と言うこともあり、皆さんお忙しいスケジュールですので、まだ若干の空きがございます。

クリスマスに恋人がいない寂しい方も、同じ顔をお互い見飽きた方も、いやいや、仲良く、恋人、ご夫婦ずれでJAZZやポピュラー曲を楽しみませんか?お申し込みは、メールでご登録下さい。折り返し、整理番号をお知らせいたします。当日御友人とお誘い合わせで来られる場合は、会場(03-5685-4786)まで、事前にご確認ください。両日とも午後の時間帯は、まだ入れます。
by SD05club | 2006-12-20 11:20 | Sound Cafe

レコードコンサートお申し込みの皆様へ

21日、22日のギャラリー五辻さんをお借りしてのレコードコンサートにご応募いただきありがとうございます。おかげさまで、21日は大分お席が埋まって参りました。22日の方にはまだ余裕がございます。今回は午後から夜まで7時間にも渡って開催します。両日とも午後の時間帯は余裕がございます。お仕事の関係からなかなか難しいとは存じますが、お繰り合わせの上お越しいただくようにお願い申し上げます。

尚、今回は、ギャラリーをお借りしての長丁場のコンサートですので、整理上、事前にご登録が必要です。お名前(フルネーム)、ご住所、連絡の付くお電話番号(携帯電話)、メールアドレスをお送りください。
ご登録をお申し込みになっても、整理番号がまだ届かなかった場合は、ご面倒でも、再度ご連絡いただけますでしょうか? また、返信のメールが戻ってこられる方もおられますので。よろしくご協力ください。
入場者数に制限がございますので、整理番号がありませんとご入場をお断りすることもございます。(人数に余裕がある場合は、ID等をご呈示して入場登録が可能です)ギャラリーの安全上皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
by SD05club | 2006-12-20 11:17 | Sound Cafe

レコードコンサート詳細

先にお知らせしました、12月の「モダンアートと一緒に」レコードコンサートの詳細です。
クラシックとJAZZ/Popsを二日に分けてお送りします。入場は無料ですが、人数に制限がございますので、事前に参加登録をお願いいたします。ご参加される日時、お名前、ご住所、連絡先をご記入の上お申し込み下さい。

食事・お飲物の持ち込みはご自由です。ただしゴミは各自の責任でお持ち帰り下さい。差し入れ(お食事/ワイン等)カンパは大歓迎です!
ふるってご参加下さい。尚、駐車場はございませんので、地下鉄、バスをご利用下さい。

12月21日(木)クラシックコンサート 選曲/解説:五辻通泰氏* 他

 第1部:エラート初期盤LPで聴くフランスの古典音楽*午後2時頃から
 第2部:室内楽の楽しみ  午後3時半頃から
 第3部:好きな歌手・好きなレコード*  午後5時頃から
 第4部:オーケストラの醍醐味 午後7時頃から
 第5部:オペラを楽しもう* 午後8時過ぎ  
     終演は9時過ぎを予定しています。


*五辻通泰氏略歴
フジテレビの美術部門の立ち上げからの創設メンバーとして活躍。フランス現代美術専門の画廊として独立後、現代美術の専門家として活躍、全国の美術館へ現代美術を紹介。フランス現代美術への貢献に対し、フランス政府より芸術文化勲章シュバリエ章を受賞される。故瀬川冬樹氏と親交があり、現在も氏から譲り受けたモニターレッドのGRFを愛用。レコードコレクターとしても知られ、特に中世音楽のコレクションは類を見ない。またヴァイオリン、声楽へも大変造詣が深い。


12月22日(金)JAZZ/POPSコンサート 選曲/解説:佐藤衆治*氏 他

 第1部:Jazz入門編 午後2時頃から
 第2部:Pops/Countryの流れ  午後3時半頃から
 第3部:好きな演奏家・好きなレコード*  午後5時頃から
 第4部:JAZZの醍醐味(コルトレーン特集)* 午後7時頃から
 第5部:大人の音楽を楽しもう* 午後8時過ぎ  
     終演は9時過ぎを予定しています。
     テーマは即興で変わることもあります。


*佐藤衆治略歴
高校時代からジャズ喫茶に入り浸り、大学生の時からのFM雑誌で録音評、レコード評を書く。また専門誌ではコンサート評などを書き始める。20代はTV雑誌編集部勤務、30代は専門誌の編集部で勤務、その後サラリーマンとなり、好きな音楽、オーディオが出来なくなったことに我慢できなくなり転職、現在は、時間の許す限り「音楽浸りの日々」。その間もCDのライナーノート、JAZZのCD録音の企画、人材の発掘等JAZZに身を捧げている。

両日ともレコードコンサートの合間に、石田さんからデジタルアンプ・CDの仕組み等の技術解説がございます。またPSDの大山さんから最新情報とネットワークとマルチアンプの技術解説がございます。

会場は
ギャラリー五辻
 ←クリックされると地図が出ます。
TEL:03-5685-4786

地下鉄東京メトロ千代田線千駄木駅(団子坂口)三菱銀行角を団子坂上がる
地下鉄東京メトロ南北線本駒込駅三井住友銀行左折

主催:Sound Design Fan Club

後援:有限会社 サウンドデザイン
   株式会社 ピー・エス・ディー
協力:Gallery Itsutsuji




by SD05club | 2006-12-20 11:12 | Sound Cafe

12月のレコードコンサート

前回、杉並公会堂の小ホールをお借りして開催いたしました、レコードコンサートの第二弾として、12月の21日(木)と22日(金)の二日間の午後2時頃から夜9時まで、文京区の千駄木にございます、画廊「ギャラリー五辻」さんをお借りして、「モダンアートと一緒に」レコードコンサートを開催いたします。
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  上は現在「Gallery Itsutsuji」で開催中の「ギヨーム ボタージ展」

21日の木曜日は、日本有数のレコードコレクターでもある五辻さんの選曲と解説でクラシックのレコードコンサートを、翌22日の金曜日は、元JAZZ専門誌編集者の佐藤さんのご選曲とDJで、ディープなJAZZを中心にご堪能頂く企画です。

勿論、石田さんも、大山さんにもご登場願って、推薦曲や新しい研究の成果をご披露いたします。改造CDPの鳴き比べや、ご自分のSPに合ったSD05は果たして50Wタイプか100Wタイプかを聴き比べるコーナーもコンサートの合間に用意しました。大山さんは、開けてびっくり箱も用意しています。

詳細は続報をお待ち下さい。

ギャラリー五辻
文京区千駄木1-22-30 ヒルハウス201
03-5685-4786

地下鉄東京メトロ千代田線千駄木駅(団子坂口)三菱銀行角を団子坂上がる
地下鉄東京メトロ南北線本駒込駅三井住友銀行左折
by SD05club | 2006-12-05 15:34 | Sound Cafe

第三回目の那須のレコードコンサート

石田です。
那須の弦楽亭では、第三回目のレコードコンサートが開かれました。
コンサートは当初後半に予定していた『サンサーンス』と『椿姫』を前半に持ってきました。解説無しで始まったサンサーンスは少々難しかったようです。映画の回想シーンやサスペンスで聴いたことのあるフレーズも『白鳥』に結びつかなかったようです。

『椿姫』では一幕のあらすじをお話してから聴いていただきましたが歌詞が判らなくても楽しめたようです。とくに一幕終盤でビオレッタが恋の不思議さを切々と歌いバルコニーの下でアルフレッドが『あなたは私の全宇宙だ』と呼びかける場面では眼を潤ませるご婦人が何人かおられました。
休息時間には多くの方の『生演奏とは別な感動が得られた』との感想が聞かれました。
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後半はCMなどでお馴染みのクラシックでワインも進みました。最後『カンターテドミノ』から3曲をお聴きいただきました、弦楽亭が30年前のストックホルムの協会になりました、
クリスマスには少し早いですが明かりを消した弦楽亭に『きよしこの夜』が流れてお別れしました。帰り際に『今夜は感動で眠れそうも無い』と言って懐中電灯の明かりを頼りにお帰りになったお客様の後姿に『良かったー』と独り言を言ってしまいました。
by SD05club | 2006-12-04 15:19 | Sound Cafe

45度セッティング

石田様・K/013様

H.S/033です。ご無沙汰しております。

ファンクラブの記事でかなり驚いたので、昨日思い切ってSP位置を思いっきり動かしました。今までの常識だと位相がズレて音場は拡がるものの実在感がなくなり低域も少し弱くなる、なんてことを考えていましたが(過去にそういう体験があったので)、想定外の音になりました!
サウンドステージが凝縮されてSP周りにガツンと現われる!!マジ?マジですか〜!? 

さすがに45度を正確に取ると、音場がSPを中心に(少しSPの奥過ぎるところに)ステージを構成するするので、リスニングポイントからはちょっと遠くなる感じがしました。ボリューム上げれば寄せることは可能なんですけどね(笑)
アナログアンプ時代やD級アンプ時代にもやったことはあるのですが、この音場と出方は想定外の想定外でした。

丸一日かかってSPを縦横無尽に動かしました。結論としては、SD05はセッティングの変化が本当に分かりやすいということ。当たり前ですが理解しがたいのは、ここまで音場をコントロールできることが驚きです。(ちょっと意味が分かりづらいですね)
私の部屋では内ぶり角度でサウンドステージとリスニングポイントがリニアに変化しました。しかし、ここまで簡単に違いが現われると今までの常識と理屈を自分で消化できません。自分自身少し困っていますが、自分に必要なポイントは何とか見つけました。

音楽を演奏しているステージと自分の距離を緻密に調整できます。この結果に自分自身が狼狽してます(笑)
もうしばらくいろいろやってみます。
by SD05club | 2006-12-03 21:10 | Sound Cafe

B&W S800を鳴らす セッティング

神奈川のM.A/017です。いつも楽しみにファンクラブのブログを拝見させていただいています。製造番号が、もう70番台に入ったとお聞きして吃驚です。私が導入してからまだ半年経っていませんから、SD05の普及のスピードには驚いています。もっとも、誰かの所へ導入されるとお仲間が必ず聴きに行かれるでしょうから、だんだん加速していくのは当然ですね。

先日、おなじみのGRFさんのお宅にお邪魔しました。古くからの知り合いですし、いつもブログで拝見していますし、お電話ではいろいろ相談にのっていただいているので、いつでもお伺いできると思っていました。また、GRFさんのお宅の音は、以前から聴かせていただいているおなじみの音だと思っていたからです。訪問された方のお話を伺うと普通のタンノイの音とは全く別の音がしているとの事でしたが、自分のS800もまるで変わっていますから、それはそうだと納得していました。いずれにしても、ヴィンテージもののタンノイですから、音楽的ではありますが、MS1+SD05+S800の音とは違う感じだと思っていたのです。
ところが、お聴きして、本当に驚きました。にわかに信じがたい音が鳴っています。思わずGRFさんにメールをお送りしましたが、彼のブログで紹介されました。

GRFさん
昨日はGRFのある部屋での素晴らしい演奏会に招待頂き、有難うございました。貴兄のブログを拝見していて、どんな音でCDやレコードが再生されているかは、頭で分かっているつもりでしたが、実際に聴かせていただいた音はそれは想像をはるかに超えていました。お部屋がオーディオルームでなく、コンサートホールになっていました。
既にそこには装置は無くなり、オーケストラや歌手が、次々に音楽を聞かせてくれました。どんなに上手に表現された文章を読んでも、やはり自分で聴いて見ないと分からない物だと、つくづく思いました。失礼ながら、昔からお宅の片隅に置いてあったあのGRFとSD05とCDP−MS1だけで、コンサートホールと同じ様なサウンドステージを作ることが出来るなんて、ただただ吃驚しました。色々な言葉で表現しても、演奏会場の全ての音や空気感を表現するのは、難しいですね、、、

こうお送りました。音楽的な響きに満ちあふれていたからです。部屋の違いが大きいとは思いますが、鳴っているヴィンテージのタンノイの音が何よりも素敵でした。S800では、音は精緻でも、あのような音楽的な響きはでないのではないかと、帰りの電車の中でずーと考えてきました。家に帰り、早速インターネットでGRFの探すと、市場にあることはあります。値段は10倍ぐらい離れていてその差が判りません。

悶々とした一夜を過ごしていたら、翌朝、ご本人から連絡があり、まさかGRFを買えばあの音がでるなんて考えてはいませんよね!と見透かされてしまいました。それより、S800の配置を、GRFと同じようにコーナーに目一杯開き、左右の間隔を広げても、低音はかぶらなくステージが拡がりますよと言われました。
そして、時を経ず、GRFさんのブログを見てきになられたと、石田さんからもご連絡を頂きました。左右に広げて楽しまれたら如何ですかと。
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           (変更前のセッティング)

でも、SPも台座も重く、以前のアンプのJEFF9も大変重くて一人では動かせません。若い頃でも、一人では動かせない重さですから。考えていると、翌日に聴きに来られる、IさんとAさんに手伝って頂いたらとGRFさんからまた連絡が入りました。Aさんは気楽な方ですから、移動をお願いしてみたらといわれました。それで明くる日の午後、お二人にお手伝いを頂き、思い切ってアンプとSPを動かしていただきました。作業は思ったより大変で、3人いなければとても出来なかったと思います。オーディオのお仲間の親切に本当に感謝しています。
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           (変更後のセッティング)

さて、結果ですが、大変な変わり様です。ステージが部屋一杯に拡がりました。音の出方はGRFとは勿論違いますが、大変満足行く音に変わりました。この音を聴いていままではアンプの能力の半分も使っていなかったことに気がつきました。SD05の特徴であるフイードバックが掛かって居ない特徴を活かしきっていなかったようです。
部屋のどの場所からも音楽が聴け、音の定位は少しも変わりません。ペーターシュライヤーがそこに立っている様なリアリティーを聴けば、従来までの標準的なSPセッティング方法に囚われていた事が解ります。
シベリウスのフインランディアでは、決してブーミーでない、地を這うような低音の空気を揺るがします。会場に響き渡るシンバルの音、いぶし銀のかかった様なブラスの響き、漂うような木管、連打されるティンパニー、迫ってくるような低弦で部屋中の空気が動かされているようです。
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ギュンターバントの展覧会の絵では、オーケストラの後ろに漂うように響くホルン、壁のずっと奥で、遠くで響きながらも体がのけぞる様な力でホール全体の空気を揺するグランカッサ、S-800がSD05と一体になり、音楽が鳴り響きます。
S-800やSD05の潜在能力の高さに驚くと共に、両機を使い込んでいなかったことにいまさら気がつきました。SD05は石田さんがおっしゃられるとおり中抜けをしません。中央部の音も細部まで再現されます。この音は、実際に聴かれないと決して判らない音ですね。まだ色々な点で微調整などが必要かと思いますが、とても楽しみです。
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S-800と05をお使いの方は是非すぐに部屋の両隅にSPを置き45度に振って聴いてみてください。
今までのステレオ的?オーディオ的な音が、演奏会場の雰囲気を再現出来るようになりますよ。  M.A/017

 
by SD05club | 2006-11-27 13:36 | Sound Cafe