カテゴリ:私のSD05( 30 )

急加速したSD−05の音

ファンクラブの皆様、あけましておめでとうございます。

はじめまして、私は089のT.Iと申します。使用しているSD-05/089もまだ5日目の若葉マークです。

それは、今回SD-05の購入を機に、オーディオラックをSPの中央から部屋の後方に変更したり、SPをコーナーにつけて45度の内向きにして、SD-05を始動していた大晦日の事でした。年末の慌ただしい中でも、SD-05はだいぶ落ち着いた音を鳴らし始めていると感じていたそんなときに、購入の時にいろいろとご相談して、お世話になったファンクラブのKさんから電話がありました。導入後の音の様子を聞かれたので、「だいぶ音がなめらかに鳴りはじめてます」との答えましたが、音の傾向やSPのアッテネーターの位置とか、使用しているデジタルケーブルを訪ねてこられました。「アーデンのアッテネーターはかなり絞ってます」と返事をしました。そんな会話の流れから、すぐお近くに住んでいるので、様子を見に来られる事になりました。あとで伺ったのですが、私との会話の中で疑問点が感じられたので、解決出来ればと思ってお出かけくださったそうです。

Kさんはまず、モノラルのCDを聴きながら、SPの角度を微調整し、しっかりとボーカルがセンターに定位することを確認された所で、「さあ実験を開始しましょう」と言われたのです。
まずSD-05をラックの棚の中から出して上に移動しました。これが、SD-05音質の向上の急加速の始まりでした。音が一気にクリアーになり、のびのび歌い始めました。次は同軸ケーブルを交換しました。これが、私の使用しているものに比べ、低音の量感が上がり、中高音のきつさが一気に解消しました。

そして、もうひとつのケーブルでは、さらに解像度があがりました。お訊きすると最初のケーブルはファンクラブが現在実験中の一つで少し柔らかめのもの。2番目はサウンドデザイン社の基準用ということを聞きました。私はデジタルケーブルに触るのも初めてという者でしたから、こんなに変化のあることも知ることになりました。実験開始早々に、もう自分のケーブルには戻れないという現実に唖然としていました。

さらに、実験は続きます。今度はSD-05もCDP・DP−75も両方ともラックから取り出し、他にしっかりした造りの台がなかったので、床に直接置いての試聴です。さらなる驚きがまた私を直撃し、この上ない開放感のある音楽に、さっきのケーブルはおろか、長年愛用したラックにも決別の時が訪れてしまいました。どうも、私のラックの材質や強度に問題があり、かなり音に影響があったようです。

SD-05使用して4日目で、調整からたった2時間で一気にポテンシャルを発揮する機会に恵まれたのでした。最後に「ここからがスタートですよ」との言葉に、うれしさとプレッシャーが入り混じったような気持ちになり、このSD-05/089が私の所で幸せな一生を送れるように大切に育ててみたいなあという気持ちになりました。

その後、子供を寝かしてからゆっくりと、いろいろとCDを聴いてみましたが、いままでお倉入りしていたCDも元気に鳴っています。嫁は沖縄ソングがいいとビックリしていました。

今回、SD-05に出会えたこと、Kさんにアドバイスを頂けた事をこの場をおかりして御礼を申し上げます。そして、さらに加速した089になりました際は、また投稿させていただきたいと思います。

それでは、皆様も今年1年が素敵なSD−05生活になるようお祈りしています。

平成19年 元旦  東京 T.I /089より
by SD05club | 2007-01-02 15:35 | 私のSD05

投稿させていただきます(2)

今後のオーディオライフですが、やはりクラシックCDを中心に楽しみたいと思います。それからFMのクラシック番組もどんどん聞こうと思います(「通信・放送の在り方に関する懇談会」がNHK-FM廃止を提言されましたが、まったくもって反対です)。何とかお金をためて、いずれアキュフェーズのT-1000を購入したいと思っています。

余談ですが、子供のために買ったDVD「となりのトトロ」もSD05を通して観賞すると、とてもいい音です。声なんかとてもリアルです。子供用のDVDなどと先入観を持たず、SD05で聞いてみてください。びっくりしますよ。
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ほかに聞きたいジャンルは日本古来の伝統音楽、そして世界の民族音楽をSD05を通して聞きたいと思います。また、珍しいところでは浜松の楽器博物館が出している、同館所蔵の古楽器での演奏を収めたCDなども収集して楽しみたいと思っています。

そして生録です。先日、04年にMDポーダブル録音機ソニーMZ-R3+マイク・ソニーECM999で録った波の音をSD05を通して聞きましたが、とてもリアルです。録音した夏の日の心地よい海岸の風景が思い出され、あたかも海岸で寝転んでいる気分になってまどろんでいました。音の定位や奥行き、高さの再現はCDより上です。

また、最近MオーディオのMicroTrac24/96と、パソコンソフトDigionAudo2を購入しました。子供の幼稚園での学芸会を、家庭用ホームビデオで撮る傍ら、ECM999とMicroTrac24/96を使って24bit96kHzで録音し、DigionAudio2を使って24bit96kHzのままDVDにコピーし(DVD-VIDEOフォーマット。パソコンはSONY VAIO、OSはWindows XP)、これをDVDレコーダーで再生、初めてSD05に24bit96kHzのデジタル信号を送りました。(この方法だと市販の普通のDVDプレーヤーで再生できます。もちろん音声のみですが)
24bit96kHzの音は、一言で言うとまろやかですね。私はDVD-A、SACDの再生機を持っていないので、それと比較したわけではありませんが、会場の空気感や雰囲気までも収録できているのかな、と思っています。
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私は楽器は弾けないので、野鳥の声とかSLの音、波の音や川のせせらぎを録って楽しもうと思います。なお、MicroTrac24/96はデジタル入力があるので、T-1000を購入したらFM放送をデジタル録音し、DVDを通してSD05で楽しもうという考えもあります。
(SONYのPCM-D1はデジタル入力がないのが難点。一方、MicroTrac24/96はデジタル出力がない。)

CDトランスポートですが、現有のエソテリックP-10が壊れ修理不能になったらどうしようかと時々考えていますが、なかなか難しいですね。一番の憧れはCECのTL0X。しかし、高価なので現実的には手が届かない。願わくば、アキュフェーズDP-500かCECのTL53Zを、価格がアップしてでも性能の高いトランスポート専用にできないか、と思っていますが、こんな考えは私1人でしょうか。(エソテリックのVRDS-NEOもいいと思いますが、回転数を考えるとやはりCD専用がよいと思います。P-70VUを再発売してもらえるといいのですが)

SPは今後ともバックロードを使うことになるでしょう。来春発売と聞いているフォステク20cmフルレンジFE208ES-Rを長谷弘工業のコンクリートホーンに組みつけようか、と思っています。(あえて言わせてもらえば、SD-05と80年頃に発売されたソニーの平面スピーカーAPM55や、TRIOのLS1000とのコラボがもしできたらどんな音になるのだろう、とも思っています。)
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最後にクラシック愛好家にお薦めの本を紹介します。「近衛秀麿~日本のオーケストラを作った男」(講談社、大野芳著)です。これまであまりスポットがあてられていない指揮者ですが、ご一読をお薦めします。日本で西洋クラシック音楽が広まっていく初期の段階の物語で、日本におけるクラシック音楽史としても、近衛秀麿個人の物語としてもとても興味深い内容です。

石田社長様およびサウンドデザインのスタッフの方、ファンクラブの皆様のご健康、ご発展を心よりお祈りしています。今後ともよろしくお願いいたします。
06年12月 愛知県在住 T.K/026
by SD05club | 2006-12-28 07:17 | 私のSD05

投稿させていただきます (1)

SD05ファンクラブ御中

T.K/026、愛知県在住の42歳男性です。
サウンドデザインHPの「お客様の声」にて06年3月に「マイ柱さん」として載せていただいた者です。まずはファンクラブの立ち上げありがとうございます。SD05を購入した直後から、このようなファンクラブが近々できるだろうな、と予測はしていましたが、立派なホームページを作成いただき,感謝します。

私のSD05との出会いやシステム、自宅専用柱上トランスの設置のことは上記「お客様の声」に載せていただきましたので、ここでは購入後のこと、また今後のオーディオライフについて考えていることを記したいと思います。
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SD05-026が届いたのは今年の2月5日です。「綺麗な音だなあ」というのが第一印象でした。クラシック、ポップスをどんどん聴きました。そして約1カ月後、SD05本来のすばらしい音楽が奏でられはじめました。高域が伸び、綺麗です。シェラザード第4楽章のバイオリン独奏、鬼太鼓座の笛の音等、電気音楽であるオーディオ装置からここまでの音が出るのかと驚きました。

音の定位はすばらしいですね。目を閉じるとスピーカーの存在がなくなり、自分のための音楽空間が広がります。多くの方がホームページに投稿されているように、SD05は単にいい音ではなく、音楽を奏でてくれます。以後、オーディオマニアとして低域がどうの、瞬発力がどうの、と批判的に聞く気はなくなりました。安心して目の前に広がる音楽空間に浸ればよいのです。とても幸せです。オーディオを通してこんな幸せな気持ちになれたのは初めてです。
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SD05が我が家に届いてから、SD05を通して音楽、特にクラシックを聴く時間がぐっと増えました。クラシックCDも以前に増して購入するようになり、また、NHK-FMのクラシック番組も(録音してですが)よく聴くようになりました。

また、余分な外出をやめ、できるだけ音楽を聴く時間を増やしています。FMのクラシック番組や、NHK地上デジタル放送の教育3chのクラシック番組もDVDレコーダーを使ってエアチェックし、DVDレコーダーのデジタル出力(RCA)をSD05につないで聞いています。これもとても満喫できます。(最近では10月29日のFMシンフォニーコンサートで放送された広上淳一指揮、名フィルのショスタコービッチ交響曲第15番が演奏、録音ともよかったです)。

私がもっともすばらしい演奏だと思っている、75年3月19日のベーム指揮ウィーンフィルの日本公演でのシューベルト交響曲第9番、NHK-FMからMDに録音したものですが、MDデッキからOPTでSD05に接続し、何度も聞いています。SD05のすばらしい音でこれを聞けることを感謝しています。

SD05は、単にいいものを買った、という感じではありません。「邂逅」と言ってもいいと思います。妻子ある平凡なサラリーマンにとって、50万円は決して安い価格ではありません。しかし、お金で得たものというより、縁だと思います。一生の友を得たような感じです。 
by SD05club | 2006-12-26 22:37 | 私のSD05

DYNAUDIO Contour1.8を鳴らす

初めまして、製造番号38番を使っている大阪のDZと申します。いつもファンクラブの記事を楽しくは意見しております。登場される方は皆さんとてもご熱心な方ばっかりでなかなかお便りが書けないのですが、石田さんにお問い合わせをしましたら、使っている状況だけで良いから知らせてと言われました。文章も余り自信がありませんので、適宜修正してください。

私は10年近く前に友人の紹介でDYNAUDIO社のスピーカーを聴く機会がありました。端正な音に惹かれました。あまり部屋も大きくないのと、スタンドを置くのが面倒くさいので、自立するタイプのContour1.8を購入しました。2ウェイでウーハーの一つがいわゆるドロンコーン形式の物です。主に、ポピュラーや歌謡曲を聴いています。カーペンターズのボーカールがとても気に入りました。テレビにも繋いでDVDも見ています。何を聴いてもまとまった音がしていました。

東京の仕事先の方のお宅でSD05の事を知り聴かせていただきました。その方は同じDYNAUDIOのConfidennce-5をお使いです。仕事関係でこのような出会いは滅多にないし、同じDYNAUDIOをお使いなので親近感がございました。さすがに我が家のスピーカーよりスケールの大きな音がしており驚きました。その方が使われていたのが、SD05という聞いたことが無いアンプでした。私の好きな歌謡曲も聴かせていただき驚きました。本当にそこに歌手が立っているからです。仕事はそっちのけで詳しいお話を聞き、矢も立てもなく購入していただきました。
ちなみに、サウンドデザイン社の販売方法がわからなかったので、その方に頼みました。その後ネットでようやく、このファンクラブの存在もこの頃わかった次第です。私のような関西の在住の者には、販売店が無いのは不安でしたが、石田さんか直送していただきました。技術的な質問も丁寧に応対していただいてます。

Contour1.8にかかわらずDYNAUDIOはアンプを選ぶようです。それまで使っていたアンプでは、どうしても低音の伸びが足らず、変に膨らむか、逆に無くなっていました。その点SD05は伸び伸びと音楽を鳴らします。ゆったりとした音楽に身を包まれ、気が付くと寝てしまう事も度々なのが、唯一の欠点!でしょうか? Jazzのベースの音程がしっかりと聞きとれ、音楽の楽しみが増えました。またご連絡いたします。
by sd05club | 2006-10-30 11:58 | 私のSD05

SD05 導入プロローグ

石田様, 幹事のK様 このブログでは初めまして。シリアルNo.012 使いの shuks です。
昨年秋、Kさんに連れられ,那須の試聴室で始めてSD05を聴かせて頂いて以来、SD05の自然な音の虜になりました。
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「自然な音」というと刺激のない淡白なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、アコースティックの楽器の音色や響きが実にリアルでかつエネギー感に満ちた力強い音という印象でした。
この冬、仕事場でBGMを小音量ながらも高音質で鳴らすべく導入いたしましたが、オーディオマニア(笑)の血が騒ぎ、好奇心の赴くまま色々とテストさせて頂きました。CDトランスポートによる聴き比べ、ケーブルに因る音の違い、電源周りの整備、インシュレーターやボード類によるセッティング等々。

その中で狭い部屋で割りと能率の高い大型スピーカー(JBL4348)を鳴らした時の印象が素晴らしく、SD05のクオリティの高さに驚かされました。SD05はフル・デジタル伝送パワーダックという捉え方をしていますが、無帰還アンプという側面もあり、部屋の影響(逆起電力)を受けずに大口径ユニットを制動しきる駆動力は圧巻でした。
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その実験の過程で、我が家の環境では100Wもの出力は不要で、小音量時のクオリティを高める為、ハーフパワーに改造して頂きました。それでもボリューム位置2時で十分過ぎる音量・音圧が出ます。能率の高いスピーカーはその点では有利ですね。もっとも、ハーフパワーへの改造は前述の如く小音量時から常音量(ボリューム位置10時前後)時のクオリティを高めるためで、小音量時の音の浸透力に現在ではとても満足しています。
音量を絞っても音が痩せません。

またセッティングのテストをしている際、ドライカーボンのボードをSD05の上下に挟んでみましたら、S/Nが向上し微細な音までしっかり聴き取れるようになりました。低域もより深さが増した印象でした。微振動を吸収する、或いは電磁波を遮断する、理由はよく分かりませんが、音のクオリティアップに繋がりました。

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そこでKさんに無理にお願いしてドライカーボンを加工した天板を作って頂きました。精密加工により収まりもよく、また見た目も精悍になりました。

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現在は音の違いやもろもろの聴き比べは一段落し、SD05の本来の役割=クオリティの極めて高い音質で音楽を楽しく聴く、そこに戻って毎日音楽を聴いております。
これから秋に向かいより音楽漬けの日々になりそうです。  shuks/012
by SD05club | 2006-09-08 15:01 | 私のSD05

私のSD05/033

サウンドデザイン
石田様

埼玉のH.Sでございます。大変ご無沙汰をしております。
SD05 033を送っていただいてから早4ヶ月が経ちました。
お便りをしますと言っておきながら遅くなって大変申し訳ございません。

那須で聴かせていただいた時の音は、本当に素晴らしく感動しました。
何よりもSD05に無限の可能性を感じました。私には到達したい明確な音のイメージがあるのですが、SD05には、間違いなくそこに到達できるポテンシャルがあると、那須で確信しました。あとは私の使いこなし次第だと。

SD05は本当に素晴らしいです。誤解を恐れず言えばポンと置いてコードを繋ぐだけで、他の機器では得られない音と音楽を簡単に手にすることができます。しかし、ケーブル交換・セッティング等による音の変化幅が大きく、追い込めば追い込むだけ音がよくなっていきます。
SD05は、施策による変化量を容易に表現してくれるので分かりやすさ抜群です。

ある時、右チャンネルの音場が微妙に左と違っていて、広がりが足らないときがありました。
理由はSPとSPスタンドを固定しているボルトが若干緩んでいたことでした。締めると均等の音場感になったときは本当に驚きました。以前のアンプ達ではここまで明確に音場に違いが出ませんでした。

またSPケーブルの下にトルマリンを敷き詰めたケーブルインシュレータを使っているのですが、掃除後、左チャンネルに1個だけセッティングをするのを忘れたんです。そうすると左の音場が狭くなりました。正直言って精神安定剤程度にしか思っていなかった(笑)トルマリン効果がここまで音に出ているとは思いませんでした。さすがにこのときは原因究明に大変時間がかかりました(笑)

SD05のセッティングも他のインシュレータを使い、とことこやりましたが、結果的にSD05のアルミの脚4点でしっかりセッティングすることがベストでした。改めて石田さんの重量バランス設計・アルミ脚の位置決め等のセンスに頭が下がりました。解像度は他のインシュレータを使用したほうが向上するときもありますが、全帯域のバランスがどうしても崩れますね。

電源ケーブル・ディジタルケーブルの変化量も当然大きく、この2本をどう選択するかが大きなポイントでした。先週ようやく私に最適のディジタルケーブルが見つかり、壁を一気に突きぬけ、目指した音の入り口に辿り着きました。この音なら石田さんにも喜んでいただけるかな(笑)

以前も申し上げましたが、SD05は音楽ファンにもオーディオマニアにも双方に大満足を与えてくれますね。 H.S/033
by SD05club | 2006-09-06 09:17 | 私のSD05

B&W シグネチャー800を鳴らす - 3

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後日、Kさんが、石田さんに改良していただいた、MS1を持ってきてくれました。その驚きもSD05と同じでした。音の過不足無く、音楽が鳴り始めるのです。早速、MS1をオーディオ店に探していただき、石田さんおところへ送りました。従来からの改良ではなく、もっと大きな水晶クロックに換装されたMS1が届きました。
いま、このメールを読み返したときに、自分の長い間のオーディオ遍歴もようやく終わりを迎えた事を、実感しています。以前は、音楽を聴きながらもどこか不安で、ステレオ雑誌を読んでいました。いま、そういう束縛から解き放たれて、満ち足りたゆっくりした時間が流れ始めたのを感じています。安心して音楽を聴ける装置にしてくださった、石田さんに感謝を申し上げたいと思います。そして、その折、石田さんにお送りした、メールでこの長い報告書を終わりたいと存じます。ありがとうございました。by M.A/017


石田様

今日、10:30頃に、無事CDP−MS1が届きました。
先日から楽しみにしていたので、すぐに床の上に置いたままで、クリュイタンス、パリ管のアルルの女、カルメンを聞きました。
音が出た瞬間に SD05の延長上の音であることが分かりました。
1曲聴いたら、ラックにセットするつもりでしたが、もう止まりませんでした。次から次へ、CDを聴き続けました。

そこには部屋の大きさは無く、コンサートホールの S席 に居るような、そんな感じだったのです。1990年、サントリーホール、スヴェトラ−ノフ、ソビエト国立交のチャイコフスキーの4番の終楽章は、まさにホールの空気感がそのまま伝わってくるようでした。

これから、音楽が自宅で楽しめる様になりました、そしていつも世界中のコンサートホールの S席 でです、、、、。これも、石田さんや紹介していただいたKさんのお陰だと感謝しています。
本当に有難うございました。

CDP−MS1 をティアックのP-0sに切り替えてみました。
ステレオの音がしました。
もう次元が違うので戻ることは出来ません。

いったいこの高価なP-0sは何だったのでしょうか?
レビンソンのDAコンバーター30.6L、ティアックのクロックジェネレーターG−0s、
ジェフローランドのコヒーレンス、そしてモデル9
今まで、どれだけの時間と、費用を費やしたでしょうか?

でもこの過程があって、今があるのでしょうね!

音楽やオーディオの好きな人たちが私のように遠回りをしないで、
SD05、CDP−MS1に、早く会えると良いですね!

ぜひこれからも、たくさんの音楽愛好家のために、頑張ってください、有難うございました。
先ずは感想とお礼まで
by SD05club | 2006-07-07 16:27 | 私のSD05

B&W シグネチャー800を鳴らす - 2

最初は、小型の2ウェイからスタートした、新装置は、部屋を新築してからは、段々大型に移行して、同時に進行していった、アンプのジェフローランド化とともに、SPも大型になっていきました。当初、B&Wの801を導入したのですが、運悪く、不具合が発生して、結果として、800シグネチュアーになりました。その時点の、ラインアップは
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CDトランスポート : TEAC P-0s , 外部クロック:TEAC G-0,
DAコンバーター :Mark Levinson : 30.6
プリアンプ   : Jeff Roland Coherence II + Cadence Phono
メインアンプ  : Jeff Roland Model 9 Mono
スピーカー   : B&W Signature 800
AC.SPケーブル : PAD Dominus

これが、SD05に出会う直前のラインアップです。ラインアップだけご覧になられて、お金持ちだと錯覚しないでください。ほかに趣味の無い、酒もタバコもゴルフも何もしないサラリーマンが、こつこつと10年間掛けて築いてきたものです。みな定評のある信頼ができるものになりました。

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しかし、ある日、また彼が、小さなアンプを携えてきたのです。そして、悪魔のような事を、言ったのです。「Aさん、二度ある事は、三度あるけど、これで最後かもしれないと」思えば、彼の出現で、とんでもない方向に行かされてきたのですが、その方向は、間違いなかったのです。そして、今回がもっとも驚かされました。
私のシグネチャー800は、前の801と違い、低音のスピードが違います。そのため、駆動するアンプやケーブルが合わないと、高音がキツくなったり、また出なくなったり、かなり使いこなしが難しいSPと言えます。一時は村田のスーパーツィターもならした事もありました。また中音のケブラー製のコーンも中央のデフューザーの材質を木製に換えたり、苦労して使っていました。当然ケーブルもバイワイアーの最高峰を要求されます。ステレオサウンド誌の標準SPとして、アンプのテスト時の指標となるほどです。
それが、SD05を繋げた瞬間から、驚きました。あんなに苦労していた使いこないしが必要なく楽々と深い低音が出てきます。音場が広がり、深々と鳴り始めたのです。それは低音がどうの、中音がどうの、というようなレベルではなく、音楽が流れ始めたという表現があたっているでしょうか?持参した彼も、予想以上の展開に驚いている様子。それよりも何よりも、私自身の驚きは、言葉に表せません。最初はオーディオ的に面白いCDを選んでいたのですが、途中からは、何を掛けても、どのような分野を聴いても、音ではなく音楽が流れ始めました。
最後に、ショルティのワーグナーのワルキューレの最後の部分を掛け始めましたら、途中で上げられなくなり、最後まで聴き通しました。金管の咆哮、コントラバスのうごめき、ホールの奥の方から聞こえてくるヴォータンの嘆き、今までに聴いた事の無い経験でした。シグネチャー800が初めて鳴り始めたのかもしれません。私の驚きは、ようやくモデル9のモノブロックを超える事ができたという時代の波と、それがこの小さなアンプからもたらされている、その二重の驚きでした。私は、無条件でSD05を購入したのです。M.A/017
by SD05club | 2006-07-06 15:45 | 私のSD05

B&W シグネチャー800を鳴らす - 1

神奈川のM.A/017です。幹事のKさんから、SD05とB&Wの事について、詳しく投稿する様に、ご依頼がございました。日頃、書きなれていないので、どこまでお伝えする事ができるかは、心持たないのですが、SD05と石田さんに改造していただいた、MS1の鳴らす音があまりにも素晴らしいので、皆様に報告する義務も感じましたので、ご報告いたします。

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オーディオは、私の中では、唯一と言っても良い趣味です。先ほど無事に定年を迎えましたが、仕事の無くなった現在、本当に良いタイミングで、石田さんのアンプに巡り会う事ができたのは、僥倖であると思います。今までの、遥かな歩みを思うと感慨に耐えません。
電気技術士でもある、自分の中で、音楽を聴く手段としてオーディオに興味を持ったのは、学生時代からです。ご多分に漏れず、いろいろなアンプやスピーカーの遍歴を経て、ゴトーユニットの行き着いたのは、もう、30年前の事でしょうか。現在の大和近くに居を構えたところ、オーディオの先輩の紹介で、近くにお住まいの、ホーン型SPの名人、後藤ユニットの後藤さんと知り合う事ができました。当時のオーディオ界をリードされていた、高城先生の影響もあったのかもしれません。後年、高城先生のお家にも、何度か足を運び、奥様の声楽との素晴らしい演奏のCDも頂戴する事ができました。
ご存知でしょうが、オールホーン型の後藤ユニットは、ほぼ、2オクターブの音域を4〜5ウェイのホーン型のSPで繋いでいきます。歪みの本当に少ない音は、そのホーン型本来のダイナミックレンジの大きさに加えて、リアリティは他の追従を許さないものでした。
しかし、実際にそのユニットを構成するのに、一番の苦労は、なんと言っても、ホーンの大きさです。中低音のユニットの長さは1メートル半にも及びます。低音を受け持つ、38センチダブルウーハー、中低音ホーン、中音ホーン、高音ホーン、超高音ホーンの5ウェイを渦巻き状に配置して試聴位置の一点に合わせるのは、至難な技でした。幸いSPの効率は高いため、アンプは、20wもあれば充分で、SONYのスィチング電源を使った初めてのアンプTA-88を中音以上に4台鳴らしていたのです。低音は、マッキンの2500で、ダブルウーハーを駆動して居ました。今思うと、楽しくも、苦しい日々でした。オーディオという、高山に挑む喜びもあったのですが、狭いリヴィングルームを占領してのオーディオは、家族に相当の犠牲を強いて居ました。
その、二十年にも及ぶ、ホーン型のユニットを辞める切っ掛けも、本稿を依頼してきた、Kさんでした。
ある日、デンマーク製の小型SPを持参した彼は、後藤ユニッットの鎮座する、部屋の中程に配置して、特別にチューンしたCD−34を聴かせてくれたのです。今まで、帯域の拡大こそがオーディオだと思って、進んできた自分に、大きな石を池の中に放り込まれたのです。
彼いわく、ステレオは、左右ばかりではなく、音楽の深みと、高さの三次元を表現できる、道具だと、狭い部屋におおきなSPを持ち込んでも、演奏会場の一部を切り取って聴いているだけだと。演奏会場に鳴り響く残響もすべて再現しなければと言って、聴かせてくれたのです。
これには、参りました。二次元の音が3次元に広がったのですから。しかし、二十年以上脇目もふらずに邁進してきた自分の歴史に、大きな壁を見せつけられた思いでした。
さんざん迷ったあげく、自分のやりたい事は、SPいじりではなく、音楽を再現したのだと気がつき、決心しました。壁に穴をあけていた中音ホーンが無くなった部屋は、すっかり大きくなり、家族には喜ばれました。M.A/017
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by SD05club | 2006-07-05 18:25 | 私のSD05

SD05との出会い

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CD立ち上げのときから,二十年以上その可能性に大きな期待をかけて聴いてきました。しかしいつまでたっても、CDの長所である、SNの良い音に巡り会ません。
CDが登場したときに、CDは理論上皆同じ音がするといわれましたが、実際には、全て違った音でした。総じて,高音に切れ味がない、ボーとした音か、高音が固く伸びがない、人工的な音がしていました。あれから、何台のCDプレーヤーを購入した事でしょう。いつもまだCDは発展途上だから、録音やマスターリングが慣れてくれば、いつかはCDもアナログレコードよりもすばらしい音を奏でてくれると信じてきました。
ようやく、CDのダイナミックレンジを損なわず再現できるアンプに巡り会えました。アナログに変換する事無く、ピュアのままにスピーカーを鳴らします。 DIY/044
by SD05club | 2006-06-12 00:25 | 私のSD05