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CDP改造ご依頼の前に

おかげさまで、CDP改造のご依頼が殺到しています。現在は順調に週二台ペースに乗せることが出来ました。XA55ESが4台、MS1が2台、XA50ESが1台です。改造をご依頼された機種のコンディションは、千差万別で外観は新品同様でも、中は相当消耗している機械もございました。
長年ご愛用なさっている方は、改造前の音をお聞きになられているので、差が直ぐお分かりになると思いますが、オークションやお店で購入されて直ぐ、改造後依頼の出された方もおられました。開封してみると、事前に整備が必要なものも2台ほど出ています。

CDPの消耗は、殆どが光ピックアップ部分に有ります。光ピックアップ部分は耐久時間があります。一日中、バックグランドミュージック用にご使用になられていた様な機械は、相当消耗が進んでいるのが有りました。そこで、これからのことを考えますと、改造のご依頼に出される前に、光ピックアップ部分の交換をしてから、改造に出していただけませんでしょうか?改造してもあまり音の変化が少ないような場合は、その可能性が考えられます。また、新規にご購入された場合は少なくても一週間はご自分で操作され音質を確かめてください。傷があるCD等をかけてみると、判りやすいかと思います。

改造は、持ち主のご依頼で、代行して行います。本体の不具合等を修理する訳ではございませんので、その点をご了解下さい。
by SD05club | 2007-02-09 23:29 | Fan Club のお知らせ

感想とお礼

ファンクラブ 幹事様

お世話になります。031のNWです。
ケーブルを繋いでやっとこの2・3日聞くことが出来ました。カーボン、ケーブルともに大変素晴らしいものでした。

もともとコンサートホールで管弦楽を聞いても目を閉じれば第一ヴァイオリンとコントラバスの位置がわかる程度で、その他の楽器の位置など明瞭に聞き分けできることはできませんし、舞台の奥行きを聞き取ることもありません。ましてティンパニーとか大太鼓が舞台の天井の反射板に跳ね返ってくる音なんて想像もしないことです。言うなれば”馬の耳に念仏”のようなものだと思います。そんな”馬耳”ですが、これだけはわかります。

カーボンブロックは、インシュレーターとしては癖がなく透明感があります。どんな素材を使おうと必ず素材の癖はあるもので、うまく使えばそれがそのシステムの不足をカバーする方向に働くことがありますが、逆にもなります。
カーボンブロックは、インシュレーターによる色づけを感じさせません。透明感は余分な雑音のない静寂さからくるようで、自ずと音量が上がった様に感じ、弱音と強音の差がより拡大し、リアルに再生します。

カーボンブロックで透明な見通しの良い音に変わりましたが、少しボヤッーとしたところが残り、汚れたガラス窓越しに風景を見ているような感じで、現有のケーブルの欠点が露呈して来ました。そこでファンクラブ特製のデジタルケーブルに変えると音の輪郭がハッキリし、焦点が合って反応が早く感じられ、ボヤッーとしたところが取れて、生々しい音楽を聞かせれくれます。

インシュレーターにしろRCAケーブルにしろそれなりに選んで使ってきたつもりですが、ファンクラブ特製のインシュレーター、ケーブルがこの価格でかくも完成されたものであることに改めて驚いています。

今回の開発にのご尽力頂いたファンクラブの方々、本当に有難うございました。これでアンプ、ケーブル、インシュレーターに悩むことが少なくなり、音楽に集中できるようになりそうです。
by SD05club | 2007-02-06 22:07 | Sound Cafe

CDトランスポートへの改造

ファンクラブで、CDトランスポートの改造受付を始めてから、二週間経ちます。毎週2台のペースで、改造できるスケジュールになってきました。現在受け付けている機種は、3種類です。いずれもSONY製のCDP-XA55ES, XA50ES,それとMS-1です
石田さんのサウンドデザイン日記でもご説明がありましたが、改造は呼び込みと送り出し用のクロックを専用の物に変えます。いずれの機種も、オリジナルの状態では、内部にDAコンバーターを内蔵しています。一番クリチカルなDACの側に置かれたマスタークロックは45.1584MZをデジタル変調して使い回していきます。
現在のCDプレーヤーでは、読み込みでのエラーはありませんが、時間軸を制御しているのは、このクロックの精度によります。DAコンバーターからのクロックは、変調されたアナログ信号の影響からは逃れられません。その為、音がにじんで聞こえます。音楽再生で重要なのは、大きな音より、残響成分などの含まれた小さい音の再現性によります。そこが、にじんでいると、ディテールの聞こえないいわゆるデジタル臭い音になってしまいます。ソフトフォーカスでオブラートに包んでしまうのではなく、詳細な信号を細かく再現して、いわゆる「産毛が見える」ような音を再現できるようになるのです。

SD05がどんなに優秀でも、入力されてこない音は再現できません。従来からセパレート型にすると、一気に音が自然になるのはよく知られていました。しかし、s-master以前の機器ではトランスポートとDAコンバーターを同期して動かさないとなりません。その為、沢山のデジタル機種を繋ぐ必要のある業務用の機器では、外部のクロックの同期を取るクロック入力を備えていました。その精度によって音が変わるのは皆さんも経験済みだと思います。しかし、このクロックも時間軸の制御に本当に働いているかは、マスタークロックの周波数を見ると、いろいろな機器に対応するために、やはり同じようなデジタル変調回路を通ってきます。それでは、本質的な音の「揺らぎ」に対して、同じような結果しか生まれませんでした。s-master内部では、44.1khzで入ってきたデジタル信号を、すべてカウントして、48khzに変換しています。言い換えると、1秒以内の揺らぎや遅れは、この時点で整列し直されて秩序を回復します。ただし、トランスポート側から、にじんだ音が入ってきてもその時点で信号そのものが、変調しているので音は、元には戻りません。出来るだけ正確な時間制御でにじみなく送り出しをするために、今回の改造が必要なのです。

言い換えると、DACを内蔵していない、CDトランスポートで有れば、そこそこ使えるわけです。DVDやSACDの高回転型ではない専用トランスポートで有れば、 SD05は入ってきた入力を忠実に再現しますから、いい結果が出ます。音の音色は、CDプレヤーの筐体の影響を受けますから、各社微妙に音は違いますが、DAC内蔵の物とは、違いがはっきりと聞こえると思います。

ちなみに、今までSD05の試聴機をお送りして、音がご満足行かれない方には、どうやら二種類おられるようです。典型的な例が、アンプの持っている音色が好きな方です。当然ですね。そのアンプが醸し出す特有の響きがお好きなわけですから。もう一方は、入力から出力まで直列に繋がって音色を調整されていたベテランの方です。その中の一部だけ変えるとバランスが取れなくなります。SD05を試聴されて音が薄なるといわれる方と反対に音が厚くなるといわれる方は、従来のアンプに音を合わせられていますから来れも当然です。そのような方は、すべてをやり直す覚悟がなければ、導入できませんね。大変な勇気と思いっきりが必要です。また、オーディオの音そのものを追求されておられる方にも向かないように思います。SD05を導入するとありのままの普通の音がするからです。いわゆる濃い音にはなりません。
CDプレヤーの改造をして、皆さんが驚かれるのはそのような空気感の再現とどこまでも拡がっていく空間の再現性です。新たに問われてくるのは、CDその物の質です。コンポ用に改悪されたCDもクラシックにも見られますから。オリジナル盤を是非聴いていただきたいと思います。しかし、そのオリジナル盤が、きつく聞こえるような場合は、やはりどこかで強調されています。

しかし、SD05のオーナーの方々は、解っておられますが、従来の音の出方とは全く違った、非常に音楽に忠実なサウンドがなり始めます。オルガンの響きが本当に入っているCDをお聴きになれば、家の外まで浸透していく音が鳴りますし、低音をカットしていない録音をお聴きになれば、会場の空気の動きまで再現してくるのです。その空気の再現性そのものが生の音楽が持っている会場の空気感ですね。休止符を再現して初めて聞こえてくる音楽が有ります。

Jazzを中心に聴かれていたオーナーが、CDの改造とSD05の導入で、クラシック音楽の世界に入られて来られた方が沢山おられます。生の演奏会にも行き始める程ですね。紹介をしている私たちには本当に嬉しいことです。願わくば、生の演奏会しか音楽と認めておられない方々にも、レコードの持っている可能性を聴いた頂きたいと願っています。
by SD05club | 2007-02-06 14:38 | Fan Club のお知らせ

デジタルケーブルの御礼

先日来、ご案内させていただいています、デジタルケーブルは、1.6メートルの一部を除き、今日までにお送りさせていただきました。沢山のご応募いただき誠にありがとうございました。配布のご案内を差し上げてからも、モニターをしていただいている方々のご意見も参考にさせていただき、3回ものヴァージョンアップをさせていただきました。その間、ご注文を頂きました皆様にはご迷惑をお掛けしましたが、最終的はすべて新しいバージョンのケーブルをお送りさせていただきました。持っているノウハウを惜しみなく導入していただいた制作者のHさんに感謝申し上げます。
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線材の材質の再吟味、縒り方、チューブの材質、接着の方法、ダンピング、冷凍や加熱、エージングの方法、数多くの経験をさせていただきました。デジタル伝送には欠かせないインピーダンスの管理、50Ω伝送、75Ω伝送の違い、長さによるインピーダンスの変化、それによる音質の違い、ケーブルの方向性、RCAプラグの材質、形状、そして、秘伝の加工方法まで、無限に近い順列組み合わせの中から、選びました。当初ありました、XA55用の、Xタイプ、MS1用のMタイプの差も無くなりました。標準を1Mにいたし、1.6m 0.6mをオプション扱いで続けます。長さでは変わらないレベルを超えると何をしても変わる無限の世界へと入っていきます。エージングはこれからも続いていきます。ご自分で使いこなしを楽しんでください。

同時に、ご案内したカーボンブロックのインシュレーターもリピートのかたも含め、一時募集はあっという間になくなり、追加生産をいたしました。アンプやCDプレーーの下、そして、本命はSPの下に引いてのご使用です。特にタンノイ系をお使いの方で、スーパーツイターをご使用の方は、お試し下さい。音の輪郭がはっきりして、充分同軸ツーウェイで充分になります。
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そして、お申し込みが殺到しましたのが、CDPのトランスポートへの改造です。石田さんのご指導のもと、専門の技術者が改造を行っております。今週にはもう4台目の改造に掛かっています。XA50も石田さんの手で完成して、方法が確立しました。50も55も大変お金がかかったCDPで、現在では、数十万円の価値があると思います。それを改造すると、SD05との組み合わせでは、がらりと趣が変わります。今回のケーブルの1メートルではお使いの方向で、お好みの音をお決め下さい。一般的には、音のエネルギーでは赤い方をCDに、ハーモニー重視の方は白い方をCDトランスポートにご使用下さい。インピーダンスのマッチッグしている60センチでは、さほど変わりませんが、音のエネルギーは素晴らしいです。

  (写真は石田さんのお宅の梅の木です。暖かさにもう満開ですね)
by SD05club | 2007-02-02 00:08 | Sound Cafe