2006/4/5  今春最初のお客様

今年初めてのお客様がおいでになりました。
暖かくてほっとしました。
以下いただいたメールです。

先週末は大変お世話になりました。

もっともっとお話しをしてお聞きしたいこともあったのですが、家族には今回はあくまで保養所での家族サービスが第一目的、と言っていたので、口が裂けても本当の目的はSD05を聴くことと石田さんとお話しすることだとは言えません(笑)

とは言え、何かとSD05の話をしていたので、ヨメさんにはしっかりバレていましたが。。。

リスニングルームで聴かせていただいた音は本当に素晴らしかったです。分解能というか圧倒的な情報量が『音』を聴くためだけにあるのではなく、CDに入っている『音楽』を楽しく豊かに
聴かせていて、さらにその音楽が本当にのびのびと演奏されることに感動いたしました。これほど正確な音場でありながら明るく伸びやかな音は体験したことがありません。大体どちらかに
エクスキューズがありますから。

DR1との違いが興味のひとつであったのですが、音の開放感と鮮度、全帯域の自然な鳴り方にそんなことはどうでもよくなりました。比べた場合、私の好みは間違いなくSD05の方でした。

オーディオマニアも音楽マニアも双方が大満足という音ではないでしょうか。

石田さんとのお話も楽しく、知らないことをたくさん教えていただきました。特にSACDとクリーン電源のお話は、目から鱗で、特にクリーン電源は小容量できっちりした正弦波を作ってくれる装置を早速探し始めています。まあ、SD05が入ればしばらくそんなことも忘れてしまうでしょうけど(笑)

ハーフパワーも気になっていますが、私のスピーカー(EOS)だと100Wタイプがいいかなと思っています。家族が夜寝静まった時のボリューム位置は9時を下回りそうですが、昼間は11〜12時の位置になると思います。

SD05の音に本当にワクワクして、しばらく熱くなりそうです。またメールさせていただきます。
宜しくお願いいたします。H.S/033
# by SD05club | 2006-08-01 12:04

2006/2/26  マイ柱さんより

以前ブログでご紹介した、愛知のマイ柱(専用柱上トランス)をお持ちのT.K様よりお便りがありました。T.K様は当初より決して音が良いとはいえないOPT(光)入力を強く希望されておられましたが、このお便りで理由が良くわかりました。
マイ柱をお持ちなほどこだわっていながら幅広いメディアで音楽を楽しんでおられるようです。
以下原文です。

有限会社サウンドデザイン 石田社長様

 こんにちは。
2月5日にSD05-26を受け取りました。BNC端子の変更(RCS、光)も含め、ありがとうございました。

 まず、貴社のSD05との出会いに至るまでの経緯をお話します。
91年にCDプレーヤー、エソテリックP10、D10を購入し、使用してきましたが、そろそろ最新型のD/Aコンバーターを購入して音質アップを図りたいと考えておりました。

しかし、エソテリックやアキュフェーズ等のD/Aコンバーターは、SACD対応もあって価格が高いし、また、ラックに入れるコンポの数が増えてしまう、という悩みがありました。
しかも、どんなにD/Aコンバーターの質がよくても、そこからの出力信号はアナログ。スピーカーに至るまでの経路は長く複雑で、音質への影響が大きいアナログボリュームを通ったり、接点も多いです。

 信号経路は短くしたい、接点を少なくしたい、さらにはラックのスペースファクターもよくしたい、そんな折、ソニーのTA-DR1aを知りました(恥ずかしながら、TA-DR1はその存在を知りませんでした)。また、同じ頃、ステレオサウンド誌のAVフェスタ2005の記事で貴社およびSD05のことも知りました。そして、05年12月、近くの都市でソニーのTA-DR1aのデモがあり、そのすばらしい音にびっくりしました。

正直申し上げて、ソニーの音響製品でクラシックをこれだけすばらしく再生できるとは想像も期待もしていませんでした。そして、エンジニアの方のお話しも聞かせていただき、その考え方や情熱に打たれました。

これはもうフルデジタルアンプしかない。しかし、貴社のSD-05かソニーのTA-DR1aか。決定的な違いはSACD対応と価格。でも自分はSACDソフトは数えるだけしかない。SACD対応は自分には不要、と割り切り、貴社のSD05をお願いした次第です。

次に、我が家のオーディオ装置や環境をお伝えします。

まず電源ですが、我が家は昨年、I電器さんにお願いして、我が家専用の柱上トランスを設置しています。また、新築(13年前ですが)当時からオーティオ専用コンセントを設置し、その後松下電工のホスピタルグレードコンセントに変更したり、ブレーカーをクライオ処理品に変えました。
 音響機器ですが、CDプレーヤーはエソテリックP10、チューナーはケンウッドKT880F、MDはティアックMD10、LDプレーヤーはパイオニアDVL919、DVDレコーダーはソニーのRDZ-D5、スピーカーは故長岡先生設計のD55です。
また、SD05とコンセントとの間はオヤイデのTUNAMI GPXを使用しています。(SD05以前はラックスマンのセレクター+故長岡先生設計のボリュームボックス+アキュフェーズP300V)

さて、音楽を聴いての感想です。

SD05が届いてから1か月弱、PDAのエンハンサーによるエージングも行い、だんだん実力が出てきました。とにかく音がきれい。ボーカルも美しいです。楽器の定位はすばらしく、奥行きもよくわかります。
驚いたのは笛の音。こんな素敵なピッコロの音や横笛などの音はこれまでスピーカーから聞いたことがはありません。目を閉じると目の前にコンサートホールが広がります。

佐渡裕指揮の幻想交響曲、小沢征爾指揮の2002年ニューイヤーコンサート(DVD)、カルロスクライバー指揮ベートーヴェンSyn.7、クリュイタンス指揮ボレロ、女子十二楽坊2005日本コンサート(DVD)など、松田聖子ライブ(DVD)、松任谷由実ライブ(DVD)等、いずれも音場を含め、そのすばらしさを味わうことができます。

 圧巻は鬼太鼓座のCD。富嶽百景を聞きましたが、低音の品の良さと迫力、分解能、音場感、よくここまで再生できるな、とびっくりしました。

テレビの地上デジタルのデジタル音声もSD05を通して楽しんでいます(我が家はデジタルタワーまで直線距離で約6kmですが、20素子アンテナを立て、オヤイデの銀ケーブルでDVDレコーダーにつないでいます)。地上デジタルの音はなかなかいいです。
 NHK「音楽夢倶楽部」やソニー提供の「僕らの音楽」をよく聴きますが、ボーカルが生々しく、
情感があります。(蛇足ですが、音楽番組では、SD05がはっきり音場を再生するため、テレビの画面に映る歌手の位置とスピーカーから聞こえる歌手の位置が合わない、また撮影の角度によっては逆になるなど、違和感がある時があります)
クラシック番組もN響アワーなど聞いていますが、ソースが良いこともあって、CDに勝るとも劣らない、すばらしい音質、音場を楽しむことができます。

SD05のスペースファクターがよいため、レーザーディスクプレーヤーを現役に戻すことができました。レーザーディスクは映画含めほとんどがPCM音声なので、SD05の活躍場面大です。
DVDでは発売されていないマドンナの横浜ライブやTOTOのライブを久しぶりにきれいな音で
楽しむことができました。

思い出深い愛・地球博のコンサート。TV放送をDVDに収録、SD05を通して聞きました。
200人以上の演奏・コーラスによる渡辺貞夫のリズムワールド、オペラ蝶々夫人(TV放送は東京公演のもの)、コンサートピアノ6台連打の松任谷由実のLOVE THE EARTH FINALなど、愛・地球博のドームで聴いた時の感動がよみがえります。

最後に、この場をお借りしてオーディオ業界への提言を述べます。
MDのデッキですが、発売されているデッキが少なくなり、デジタル出力を持つものも限られています。せっかくのフルデジタルアンプの登場です。MDも活用できるようデジタル接続の復活をお願いいたします。

今後の石田社長様、サウンドデザイン社さんのご発展を祈っております。また、フルデジタルアンプの愛好者の方が増えることも期待しております。

どうもありがとうございます。末永くSD05を大切に使わせていただきます。
T.K/026

(文中継承略をお許し願います)
# by SD05club | 2006-08-01 11:55

S.Eでございます。

12月13日 サウンドデザイン 石田様

S.Eでございます。ブログでご想像されておられたとおり金曜日・土曜日とも3時まで音楽鑑賞でした(笑)。とにかく愛聴盤を聞きまくっておりました。

さて、お届け頂いてからほとんど音楽を鳴らしっぱなしの状態です。にもかかわらず朝起きてアンプに触ると冷たい!何か新鮮な感じです。(同様に電源入れっぱなしのWadia861の方が暖かいです)

肝心の音に関しましてですが、奥行きがさらに深くなってまいりました。さらに細かい音が出てきている、ということでしょうか・・・
また、定位も向上しております。あるソースで以前のアンプですとなんとなく楽器と演奏者が真ん中に位置している様に聞こえていたものが中央ではあるものの楽器がやや左、演奏者がやや右というのが分かるようになりました。
その他、定位に関しましては以前の物と聞こえ方が違うものがいくつかあり新しい発見を楽しんでおります。

妻のチェックソースは「松たか子」ですが女性ボーカルの生々しさは特筆物ですね。もともと切ない歌詞の歌なのですがその切なさが違う!?と大いに感動しておりました。

また、前回同様の印象ですがボリュームを上げてもうるさくならない、というのが特徴かと思います(歪みが少ない、ということでしょうか・・)。低域は解像度を伴い下まで延びており量に不足も感じません。

うまく表現できないのですがジェフで聞いていたときが油絵という感じでこってりとしていたものが写真のように見通しよくスッキリとしてきた、という感じです。(ワディアをデジタル出力で使っていることの影響もあると思いますが)

以前は音楽を聴いていて気になるところがあるとそこからは粗探しのような聞き方になってしまうことがございましたがいまは安心して聞いていることができます。
一言でスピーカの能力を引き出すアンプ、といえますでしょうか。N802の能力の再確認をさせて頂いております。

ただ、オーディオの「ハードウェア」的なところにも引かれている私としてはしばらくはこれで決まりかと思うと複雑な気持ちです(冗談です)。

大体100時間経過しての印象でしたが音を文章にするのは難しいですね・・・
また報告させて頂きます。

以前、PassLabのAleph0sを使っていたときはトランスのうなりに悩まされました。結局、CSEのクリーン電源生成装置を通すことでピタリと静かになりました。100Vの波形が良くなかったのだと思います。SD05もAleph同様トロイダルトランス搭載ですが石田様はクリーン電源生成装置に関しましてはいかがお考えでしょうか?差し支えなければご教授頂ければ幸いです・・・

とりとめのない文章失礼致しました。それでは今後とも宜しくお願い致します。
S.E
# by SD05club | 2006-08-01 11:24

2005/12/17  夜更かし

12月9日(金)にお届けした、さいたま市のS.Eさんのお便りです。お届けした直後の感想から掲載させていただきます。S.E様はそれまで使っていたアンプの具合が悪く、少しでも早SD05をと希望されエージングも那須での確認も省略してお届けしたものです。
以下原文

サウンドデザイン 石田様

S.Eでございます。
SD05届きました!早速ジェフのモデル10と入れ替えて聞いております。バイワイヤリングも問題なくできました。ご配慮ありがとうございました。

ちょうど今アバド指揮・ベルリンフィルのブラームス4番を聞き終えたところです。石田様のご指摘の通りまだエージングも済んでいないと思いますが第一印象を・・・

まずつないで最初に出てきた音は幾分ジェフよりすっきりしたかな、という印象でした。デジタルアンプだ、と多少身構えていた自分にとっては「普通の」音でした。まず大きな違いを感じたのはオーケストラのトゥッティのところで音が団子にならないことでした。(特に低域)スピーカーはB&WのN802ですがモデル10でも多少荷が重かったのかな、と感じるほどです。

第2楽章も終わる頃には大分弦の音もしなやかになってきました。音量を大きくしてもうるさく感じません。ホールエコーも豊かでジェフより演奏している空間の大きさを感じます。
そこで安心したのかあとは一気に最後まで聞いてしまいました。

現在は大西順子トリオの「JUNKO ONISHI LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」を聞いております。ジェフに比べると音像が小さく、奥行きが深くなってます。また、ベースの最低域が締まりましたが量は申し分ありません。緩いと思っていたN802のウーハーがこんな鳴り方をするとは・・

明日は土曜日ですし今からいろいろと聞いてみたいと思います。また感想をメールさせて頂きます。

週末に間に合わせて頂いて大変うれしいです。本当にありがとうございました!!!(やや興奮気味でとりとめのない文章になってしまいました)
S.E/015
# by SD05club | 2006-08-01 11:19

12月3日のレコード会社の方々ー2

KHです。

お礼が遅れて済みません。
実は土曜日締め切りで学校に2年生の最後のテストの問題を作って提出することになっていたのですが、那須に行く用事があるから月曜日に、と学校にお願いして延ばしてもらっていました。しかし日曜日に帰宅して直ぐに気持ちよく寝てしまい、慌てて今朝から作って夕方八王子まで持参して試験問題を渡してきました。チャッカリ石田さんのディジタルアンプの解説も使わせていただきました。

スピーカー持参で自分たちの勝手なペースで試聴をするという行儀の悪い客でしたがお許しください。お陰様で存分に聞くことが出来ました。皆音の良さは感じたと思います。
私はドライバーユニットを綺麗な音でドライブしてくれるアンプとして使いたいのですが、年金+非常勤講師の収入ではすぐに購入とはいきません。すみません。

CDにCDを重ねて再生していたのをご覧になったと思いますが、上のCDの有り、無しでの音質差がかなり明確に聴き取れたのはアンプの素性の良さ(色付けの少なさ)を物語っています。通常はあそこまでの差は出ません。
どのスピーカーでも確認出来ましたが、特に再生が難しい弦の高音部分の音に歪成分の少なさを感じました。私がこのアンプをドライバーに使いたくなる大きな理由がこれです。

通常の装置で再生が難しいCDばかり鳴らしていたので石田さんはかなり嫌だったのでは?と後から反省しています。最初に鳴らしたCDは古楽器+古風なコーラスですが、かなりのハイファイショップの再生装置でもグチャグチャに濁りやすいものです。しかしそちらで鳴らしてみると何のテスト?というふうに軽くクリアしていました。

そうそう、バーベキューも美味しく、楽しく+初雪、有り難うございました。

前嶋様
ホールの見学をさせていただき有り難うございます。響きの良いホールですね。木のすごさ、でしょうか。SPを久々に聞けたのも嬉しいことでした。
ところで、ザ・芸者ストリングス・カルテットは、、すみません名前からあまり期待していなかったのですが、凄い演奏に驚きました。昔アマオケ(都民響)にいましたし、その後SMEのスタジオにいたので欧米でも色々聞いていますが、あのハーモニーは只事ではありません。そのうち都内で演奏会をなさるときには是非教えてください。生を聞きたいです。
有り難うございました。
# by SD05club | 2006-08-01 11:18